こちらでは「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「182話☆大仏こばちは見つめてる」の感想・あらすじ・ネタバレをご紹介します。
最新話「第183話☆白銀御行は慰めたい」のあらすじはコチラです。
第182話☆大仏こばちは見つめてる
秀知院学園が誇る「難題女子」の一人、大仏こばち。
伊井野ミコ会計監査の親友である大仏こばちは、幼少期に芸能活動をする「美少女」でした。
ミコが石上会計をかばって腕を折った際、見舞いに来た小野寺さん共々、 大仏こばちの容姿をべた褒めでしたが…本当に可愛かったんですね。
メガネを外したら、どんなことになるのやら…。
両親ともに芸能人ですが、母親の「不倫」が発覚し、周りからは「同情の体」を装った、「ざまあみろ」の大合唱…。
それでも、ミコはそういうのを見ると怒り、普通に優しい大友京子がおり、ヒソヒソとこばちの噂話をする女子に正論でDVする石上は、こばちよりも顰蹙を買い…。
そんなこんなで、その出来事はそれほどトラウマにならずに済んだ、大仏こばち。
そんな時、こばちに接触してきたのは、中等部の先輩・子安つばめでした。
自分もこばち同様、嫉妬の対象になっていた子安つばめ先輩。
最初は「お節介な先輩」と思っていたこばちも、
「女の人に可愛いって言われるのが、苦手なんです。なんだか、生まれつき才能があってズルい、って言われてるみたいで。嬉しくないのにお礼言わなきゃいけないし」
なかなかに「自慢」に聞こえる悩みですが…そんな悩みにも微笑んで答えてくれる、つばめ先輩。
「辛いときは言ってよ。とりあえず味方してあげるからさ」
『そんなつばめ先輩を好きになった石上は、正しい。 』
前話で「大友京子」と会うことにしたつばめ先輩。
石上に対する誤解を解きたい、と。
ただ、真実をありのまま伝えては、石上のやったことが無駄になります。
つばめ先輩が考えた、「なるべく丸くて、角の立たない妥協点」
こばちにとって、それは「とんでもない事」だったようです。
その「とんでもない事」は大掛かりになる、かぐやとこばちに協力を頼む、つばめ先輩。
「いいじゃないですか、それ。実に私好みのやり口ですよ」
かぐやが「悪い顔」で笑っているので、かぐやにとって「面白い」話なのでしょう。
二つ返事で話に乗るかぐや。
もちろん、こばちも協力するようです。
親友のミコには悪いけれど…
『ミコちゃんは本当にいつも、タイミングが悪い
ごめんね、ミコちゃん。本当は応援してあげたいけど、今回ばかりは私にも意地があるから』
「石つば派」がどうこう以外に、こばちには石上を応援したい理由があるようです。
「『君の努力は 報われる』だっけ?私もそう思うよ」
一人図書室で勉強に勤しむ、石上への一言。
こちらで私も書きましたが、多くの方が 予想されているように、例のミコへの手紙は、石上が贈ったものだったのです。
それに気づいていたこばち。理由を尋ねると、
「あれは純粋に、あのままだと伊井野が潰れそうだったから…。
頑張ってるのを、ちゃんと誰かが見てるって、教えてやりたかったんだよ。」
「そっか…見てる人って、ちゃんと見てるもんだよね。
ねぇ、知ってる?
私も君の事、ちゃんと見てたよ」
これが、こばちが石上を応援する理由。
ミコであっても、応援できない。
石上が「好きになった人」と結ばれてほしいと願う、大仏こばちの理由でした……。
いやぁ……こばちゃん、本当良い子……。
大仏こばちの、「恋」に至らなかった「好き」。
鳥肌が立った…。
こばちが格好良すぎた。
それしか言えない…。
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