「ひぐらしのなく頃に 解」考察


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「ひぐらしのなく頃に 解」長々と、ご紹介させていただきました。

罪滅し編の後日談(というには、あまりにも年数が経っていますが)にあたる「サイカイ」。

沙都子目線で「オヤシロ様の祟り」が描かれた「厄醒し編」。

「オヤシロ様の祟り」=「雛見沢連続怪死事件」の首謀者が、鷹野さんだと判明した「皆殺し編」。

皆が力を合わせ、昭和58年6月の運命を乗り越えた「祭囃し編」。

そして、「祭囃し編」の最後に、ちょっと不思議なお話があったので、そちらについて解説していきましょう。

※すべてについて公式見解が出ているわけではないので、私の推測を多分に含みます。

「鷹野三四」になる前、両親が健在な頃の「田無美代子」が、「大人になった梨花ちゃん」に出会ったことで、その後の運命が変わった、というものです。

正確には、大人になった梨花ちゃん」ではなく、「フレデリカ・ベルンカステル(Frederica Bernkastel)」です。

原作(PCゲーム)や、その他プラットフォームで出されている「ひぐらし」関連のゲームをプレイされたことがある方、或いは「ひぐらし」のパチンコを遊戯されたことがある方は、ご存じの名前かと思います。

古手梨花(フルデリカ)

フレデリカ

似ているのは名前だけでなく、声も同じです。

けど、2人は似て非なる、別人だそうです。

梨花ちゃんは100年間、同じ時を繰り返し、昭和58年6月に殺害される運命にありました。

その100年の繰り返しで現れたのが、「100年の魔女」と自称する人格。

フレデリカはこの「100年の魔女」の人格であり、それが具現化した人物のようです。

田無美代子は「お子様ランチの旗が20本集まったら、願いが叶う」という願掛けをしていました。

そして、フレデリカとあった日、両親と一緒にデパートに行って、20本目の旗を手に入れます。

本来、この時に乗ったバスの事故で、両親(そして美代子も)亡くなるはずだったのですが、「20本目の旗を集めて叶う願い=奇跡」を前借りし、助かったのではないかと思います。

原作だったか、DSのゲームだったか忘れましたが、「お子様ランチの旗」というTIPSで

「いいんじゃない?こういうのも。奇跡に、前借りがあったって。」

というフレデリカのセリフがあったと記憶しています。

両親が亡くならず、田無美代子は幸せなまま。

「雛見沢連続怪死事件」=「オヤシロ様の祟り」も起きず、惨劇は初めから存在しない…。

そんな「もしも(IF)」の世界のイントロダクションにあたる、エピソードになり得るかもしれませんね。

ただそうなると、「ダム計画」はどうなるのでしょうね?

「ダム計画」の白紙撤回は、大臣の孫誘拐事件によるもの。

大臣の孫は、山狗によって実行されています。

田無美代子が高野一二三の研究を引き継がなければ、入江機関も創設されず、山狗もなく。

そうすると、「ダム計画」は撤回されず、雛見沢はダムの底に…?

「もしも(IF)」の世界は、考え出すとキリがありませんね。

「ひぐらしのなく頃に」は2006年にテレビアニメ放送。

「ひぐらしのなく頃に解」は2007年。

10年以上前のことになり、「昔のアニメ」化しつつありますが、今年(2020年)に入って、「ひぐらしのなく頃に 新プロジェクト」なるものが発表されましたね。

3/21開催の「AnimeJapan2020」では、「ひぐらしのなく頃に 新プロジェクト」ステージも予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響によるイベント自粛に伴い、「AnimeJapan2020」の開催自体が中止になってしまい、非常に残念です。

新プロジェクト自体は動いていくものと思いますので、引き続き楽しみに待ちましょう!

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前の記事:祭囃し編 其の拾壱「オシマイ」


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