ひぐらしのなく頃に 解 ~皆殺し編~ 其の弐「運命の変え方」
綿流しのお祭りで実施する、オークションの司会に抜擢された圭一。
部活メンバーは、オークションに出品する品を整理します。
そこへ、魅音が「ばっちゃから」と、おはぎを差し入れします。
魅音とおはぎ…「鬼隠し編」のようです。
「レナもおはぎ作るの上手だよな?」
「レナ、おはぎなんて作ったことないよ?」
「圭一、どうしたのですか?」
「デジャブ、っていうんだっけ…?どこかで見たような…。いや、気のせいかもしれないな。」
おはぎと同時に、イヤな記憶も巡ってきた圭一は、話をやめようとします。
「もし圭一が覚えているなら、それは実際にあったことなのです」
「この雛見沢」に来た時、すかさず「別の雛見沢」のことを覚えているか、圭一に聞いた梨花ちゃん。
その時は「覚えていない」と言った圭一ですが、何かのきっかけ、この場合は「魅音とおはぎ」が思い出させたのでしょうか。
「夢かもしれないけど…
オレが学校休んだら、魅音とレナがお見舞いに来てくれたんだよ。
2人が帰ってからそのおはぎを食べたんだ。
そうしたら…おはぎに針が入っていて…」
「さすがの私でも、おはぎに針なんていれないよ!変な圭ちゃん!」
やはり覚えていますね、圭一。「鬼隠し編」の出来事。
商品の整理は続きます。
そんな中、「かあいい」椅子を見つけたレナ。
聞けば、お父さんの就職が決まったから、心機一転部屋の模様替えでもしたい、と。
離婚してから定職に就かず、ずっとブラブラしていたというレナの父。
「変な店に入り浸って、女の人に入れ込んじゃって、ひどい金遣いにびっくりしたんだから。
お陰で変な夢を見るようになったし…」
「罪滅し編」を思い出させる展開ですが…。
間宮リナに入れ込んだはいいものの、北条鉄平に脅されるやつですね。
「どんな夢だったのですか?」
「私が…お父さんの交際相手の女の人を殺す夢…。
ただの夢なんだけど…とてもリアルで…」
やはり、レナも「罪滅し編」のことを、覚えているようです。
「このままだと夢の通りになっちゃう…
そう思って、魅ぃちゃんに相談したんだ」
例のマイクロバスのところで、
「ここに死体を?」
「私ね、女の人を殺してから、毎日ここにいるの。
離れたら誰かに死体を見つけられちゃうような気がして…いつまでいつまでも…」
「イヤな夢だね…」
「でもね、最近物騒なことしか思いつかないの
相手の女の人を闇討ちしてやろうとか、それこそ夢と同じに!」
「ダメだよレナ!
お父さんとちゃんと話をしなきゃ!
口にしなきゃ伝わらないことだってあるんだから!
私だって気化されなければわからなかったよ……
レナがそこまで追い詰められていたなんてさ!」
その後、お父さんと話して、「しっかりして」って怒ったところ、お父さんは分かってくれた。
ただ、お父さんその女にマンション買うところだったから、非常に危なかった、と。
「魅音に話してよかったな
レナが魅音に相談した、それで未来を変えたんだ」
「きっと悲惨な未来の私が、あの夢を見せてくれたのかも」
レナの話の最中、神妙な面持ちだった詩音。
「詩ぃも変な夢を見てるんじゃないですか?」
「別に隠して何か…」
「バカバカしい話だよ、詩音が私や沙都子を殺すんだってさ!」
「詩ぃはそれを、魅ぃに話したんですね?」
「詩音さんがそんなことするわけありませんですわ!」
圭一だけでなく、レナも魅音も、それぞれ自分たちが惨劇を起こした、「別の雛見沢」を覚えていました。
「羽入、どう思う?」
「個々にはそういう事があっても、みんながと言うのは珍しいです…」
「もしかしたら今度こそは、昭和58年の死の運命から逃れられるかも…」
圭一が「鬼隠し編」のことを覚えていただけでも「奇跡」と言っていた現象が、3人に起こっている。
梨花ちゃんはこの世界に、大きな期待を寄せます。
今度こそ、と。
「あんまり期待すると、外れた時辛いのです…」
羽入が水を差します。
「これほど幸先のいいスタートは、もうないかもしれない」
「そうなると問題は、なぜ梨花が殺されるのか…ですね」
「少なくとも敵がこの村にいるとは思えない
私たちを守ろうとする人はいても…」
「鷹野達のことですか?」
「彼女にとって、私や沙都子は大切な研究材料
守ろうとする意志も、守れるだけの力も持っている
その鷹野が真っ先に殺されるというのは、それが私を殺すための必要条件だからよ。
自分の命より、まずはあの2人の命を守らなければ!」
鷹野さんと話をするために、入江診療所を訪れる梨花ちゃん。
診療所にはおらず、富竹さんと出かけたと。
「多分、祭具殿」
綿流しのお祭りの夜に、祭具殿に忍び込む富竹さんと鷹野さん。
その下見に行ったのでは、と踏んだ梨花は、祭具殿に急ぎます。
予想通り、祭具殿に忍び込む下見をしていた2人。
「開かずの祭具殿のカギを開けようとしていたのですか?」
「好奇心じゃないのよ?学術的な意味からね…」
「中に入れてあげてもいいのですよ?」
梨花の意外な申し出に、驚く鷹野さん。
「本当にいいの?」
「いいのですよ、にぱ~☆」
「にぱ~☆」

興奮のあまり、キャラ崩壊する鷹野さん。
梨花曰く、「私の中の鷹野の株価が、世界恐慌で大暴落」レベルの崩壊ぶり。
祭具殿に入れた代わりに、梨花ちゃんはあるお願いを。
それは、梨花ちゃんは綿流しのお祭りの、数日後に殺される。
また、自分を殺すために、富竹さんと鷹野さんが先に殺される。
それを防ぐため、身辺警護を強化してほしい、というもの。
富竹さん、鷹野さんは、入江診療所に戻り、入江先生を交えて相談します。
「被害妄想となると、症状の進行の可能性も…」
「しかし、あの目には真実味があった」
「『東京』にはどう説明するか」
「子供の言うことを聞いて『山狗』を動かすか…」

入江先生と鷹野さんは、診療所の医師と看護婦。
鷹野さんと富竹さんは、恋人同士(?)。
ただ、3人が梨花ちゃんについて相談をする、というのは不自然。
それに、「東京」「山狗」という、謎のキーワード。
梨花ちゃんは、鷹野さんたちが「お願い」を聞いてくれるかは、「五分五分」と踏んでいます。
部活メンバーはオークションに出す品物探しに、興宮のおもちゃ屋を訪れます。
皆殺し編 其の壱にも出てきたおもちゃ屋さんですね。
そこに現れたのは、大石さん。
直近の「厄醒し編」でも、園崎家と険悪な雰囲気だった大石さん。
自分と賭けをして、「勝てばオークション用にいい商品をあげる」と。
賭けの相手は魅音。
チンチロリンで3連続ピンゾロを出せば、魅音の勝利。
チンチロリンなので、サイコロは3つ。
ピンゾロとは、3つのサイコロがすべて「1」になること。
それを3回連続…。
ちなみに、ピンゾロの確率は1/216です。
狂気の沙汰…っ!
大石さんの意地悪かと思いきや、サイの振り方を自分で教え、「あなた筋がいいですよ」と褒め始めます。
見事に3回連続でピンゾロを出した魅音。
大石さんと園崎家が、非常に良好な関係を築いています。
「大石がみんなと仲良くするなんて…不思議な世界…」
そこへ、大石を訪ねて現れた男性。
「大石さん!」
梨花ちゃんには聞き覚えのある声でした。
「赤坂……なのですか?」
「久しぶりだね、梨花ちゃん」
雛見沢ダム計画が、まだ凍結される前、建設大臣の孫誘拐事件で、雛見沢を訪れた赤坂。
梨花ちゃんに「東京へ帰れ、でないとひどく後悔することになる」と言われ、結果奥さんを失った赤坂。
この世界では、梨花ちゃんの警告を聞いて東京に戻り、奥さんは助かっていました。
子供を預けて奥さんと旅行に来たそうで、奥さんが無事なのは「梨花ちゃんのおかげ」という赤坂。
いざとなれば、梨花ちゃんの味方になってくれることは、間違いありません。
いやがおうにも期待に高揚する梨花ちゃん。
しかし、羽入は「良いことばかりのように見えて、また梨花が裏切られたら…」
あくまで慎重な姿勢を崩しません。
「ならば」とばかりに、近くに止めてあったバイクを蹴り倒す梨花ちゃん。
「綿流し編」「目明し編」で、詩音に倒されたのと同じ、ヤンキーのバイクですね。
「なにしとんじゃこらぁ!!」
早速ヤンキーが現れますが…。
梨花ちゃんを助けたのは「山狗」。

鷹野さんたちは、梨花ちゃんの「お願い」を聞き、山狗による身辺警護を強化してくれていたのです。
「五分五分」と踏んでいたお願いもクリアされ、
「もう怖くない。今度こそ、この呪縛から逃れて見せる」
と意気込む梨花ちゃん。
一方羽入は、「どうせ今回もダメなのですよ…」。
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