「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(わたモテ、作者:谷川ニコさん)第5巻あらすじをご紹介するもので、ネタバレを含みます。
喪37:モテないし卒業式に出る
卒業式に出た智子。
クラスに友達がいないのに、卒業生に知り合いなどいるはずもなく…何の感慨もない卒業式。
卒業式後、「何となく」校門の傍に残った智子。
近くには同じように1人で立ち尽くす、卒業生男子。
智子にしては珍しく、自分から話しかけます。
「と…友達と…待ち合わせ…ですか…?」
「中学の時はすぐ帰ったから、高校では最後まで残ってみようと思って…君は1年生?あと2年、頑張って」
彼のおかげで重みのなかった卒業式にも、2,3グラムの重みが。
『来年は、再来年はどんな卒業式になるのか…』
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喪38:モテないし間違われる
春になり、花粉症の智子にとっては辛い時期。
父の買ってきた「ゴーグルメガネ」を試してみることに。
「丸太持って、吸血鬼殺してそうな風体」になった智子…。
確かに「彼岸島」の宮本篤みたいになってます。

外に出ても目が痒くない、涙も出ない。
「せっかくだから、公園で桜でも見ていこう」
公園のベンチで桜を見ていると、春の陽気が眠気を誘い……。
スカートで大股開いて寝る智子。
智子を起こしたのは、警察官。
どうやら「変質者」と間違われ、通報された模様。
「問題ないようだからおじさん帰るけど…お嬢ちゃんも女の子だから、もう少し気を付けた方が良いかもな」
自室で花粉も飛んでいないのに、涙が止まらない智子……。
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喪39:モテないし自己紹介する
1年前、高校入学時の自己紹介。
「ハルヒ風」の自己紹介を辞め、祝辞のような紙を広げ、「黒木智子。趣味、読書。以上です」
「そんなに大きな紙広げて、それだけかよ」
という突っ込みもなく、ドン滑り…。
今年は普通に自己紹介を、と考えていた智子の隣の席は「根本さん」。
1年の時も同じクラスで、智子は「ネモ的な名前…」というあやふやな覚え方。

その「ネモ」が、
「去年の黒木さんの自己紹介、面白かったよね」
ならば今年もやらねば、今度こそハルヒ風に、
『ただの高校生に興味はありません。この中に童貞、処女、ロリコン、汁●優がいたら私のところに来なさい!以上!』
ダメです、頭に思い浮かんだ時点でアウトです。
結局、
「黒木智子です。Fカップです。あれ?何この空気、やり直していいっすか?」
2年連続のドン滑り…。
「滑る=黒木さん状態」という流行語が生まれました……。
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喪40:モテないし周りにアピールする
ジャンプを読み、マガジンを読み、「それ今週のジャンプ?」「今日のマガジン?」と男子に話しかけられるのを待つ智子。
お菓子を食べながらジャンプを読み、「1個ちょうだ~い」と女子に話しかけられるのを待つ智子。
そんな智子の様子を見ていた担任・荻野は、
「もう少し友達を作る努力をしなさい」
と、智子に説教。
「友達欲しいからマンガ読んで、おかし食べてた?あなたは何を言ってるの?」
智子の目論見は効果が無いどころか、担任に理解してもらえず…。
「マンガとお菓子」作戦は、学校帰りの公園で、猫と小学生に効果を発揮するのでした…。
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喪41:モテないしポイント制にする
智子の弟・智貴が原幕に入学し、教室の前を通りがかったところ、1人机に突っ伏し、寝ている弟…。
「ボッチ弟」を見て、我が振りを直そうと、同性や異性と話したらポイント追加する、「ポイント制」を自分に導入。
しかし、結果は毎日マイナス……。
仕方なく弟と話し、かろうじてプラマイゼロに。
ボッチだと思ってた弟には、友達がおり、好意を寄せる女子もいることを知った智子。
弟に対しムカついたことをマイナスポイントにし、
「マイナス100pt行ったら殺そう」
と目論む智子……。
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喪42:モテないし何気ない日常を送る(2年生)
「あいさつ運動」で、智子の担任・荻野が校門に。
「まだ友達出来ないの?」と公衆の面前で羞恥プレー。
文化祭時の実行委員長で、現生徒会長の先輩が「私は仲いいですよ」とフォローするも、「クラスに友達がいなければ、根本的な解決になってない」と一蹴。

その日の調理実習では、グループの女子に材料だけ渡して、
「気分悪いから…」
とヒヨリ、保健室に駆け込む智子。
実習で作ったものを残してくれたグループの女子がおり、ありがたくいただくものの、激マズ(この後トイレで嘔吐)。
お世辞で「おいしい」というと、「ありがとう、彼氏にも食べさせてみるね!」
放課後、少し校舎に残っていた智子。
運動部の掛け声、吹奏楽部の演奏に混じって、男子生徒が嘔吐する声が聞こえる……。
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喪43:モテないし裸に興味を持つ
智子が学校でトイレ中、
「○○ちゃん、△△くんとヤったっぽいよ~!」
「嘘~~!?私、男の裸とか無理~!!」
「私も~~!見たことないけど~~ww」
『……ということは…男の裸を見れば、あいつらより上なのか…?』
その夜、早速弟・智貴に
「裸見せて」
と頼みますが、もちろん拒否。
仕方なく翌日、学校で授業中に「ちん●んでかい」」で検索。
そこにネモ(根本さん)が声をかけてきて、焦った智子はスマホを落下。
「足でキャッチ」を目論みますが、誤って蹴ってしまい、スマホは教壇の担任・荻野の許へ…。
「誰!?私が話してるのにこんな画像見てるのは!!!」
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喪44:モテないしテスト勉強する
成績が右肩下がりの智子。
「このままで予備校に通わされる…」
中間テストを前に、カフェで勉強することに。
形から入った智子ですが、すぐに飽きます。
そんな智子の隣に、パソコンを持ったサラリーマンが着席、アニメを見始めます。
隣で智子が見ていることに気づいたサラリーマンは、イヤホンを外し、智子に聞こえるくらいの音量に調整。
一言も言葉を交わさず、毎日2話ずつアニメを見続けた2人。

1週間後、最終回を見終わり「楽しかったね。毎日いるね」とサラリーマン。
「テストが…近いので……。仕事ってやっぱり…大変ですか……?」
「こうやって息抜きしてれば、そこまで苦じゃないかな。まぁ最後まで観れてよかったよ。じゃあ。頑張って」
「ここでサボっているのが、バレてきてる」と言っていたサラリーマンは、翌日以降現れず…。
「勉強するか」
今度は飽きずに勉強できた智子、平均点を取り、予備校回避…。
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喪45:モテないし暇潰し
暇を持て余した智子。
「弟に嘘でもつきに行くか…」
弟・智貴の部屋で
「お姉ちゃん最近、彼氏ができてさぁ~。いつも同じ場所で、弁当を一緒に食べてるんだ。気になるからって見に来るなよぉ~!」
まぁ当然「嘘」なわけですが…。
数日後、なんとなくそこを通りがかった智貴。
1人で弁当を食べていた智子が取り出したのは「ドッキリ!!大成功!!」と書かれたノート。
校舎と校舎の間、日の当たらない場所で1人で弁当食べ、弟につまらない嘘をつく姉を、不憫に思う智貴……。
喪46:モテないし昔の知り合いに出会う
お昼ご飯を食べた後は、よく図書室で読書する智子。
『最近、入荷されるの新刊が、自分の趣味と一緒だな…』
そんなことを思いながら本を借りようとすると、図書委員の子が話しかけてきます。

図書委員は智子と同中で、智子を知っている様子だが、智子は全く思い出せず…。
黒板に図書委員の名前「小宮山」を見つけた智子。
『小宮山…??ゆうちゃんの友達で、それ繋がりで話したこと以外は……思い出せない…』
一方の「小宮山さん」。
『こいつ私のこと覚えてないな……「あんなこと」したくせに~~!!』
小宮山さんの方は、何やら智子に恨みがある様子……。
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