「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(わたモテ、作者:谷川ニコさん)第4巻あらすじをご紹介するもので、ネタバレを含みます。
喪28:モテないし夜の世界に行く
テレビで19歳の新宿No.1キャバ嬢の特集を見た智子。
「口下手で人見知りだった」というキャバ嬢の言葉に、
『上手くいけば昼間は地味な女子高生、夜はNo.1キャバ嬢みたいな感じになれるかも』
と勘違い(?)します。
早くタバコの火をつける、早く酒に氷を入れる、という(智子が思う)キャバ嬢の必須スキルを練習し、いざ面接を受けに「新宿」へ…。
しかし、歌舞伎町の「非日常感」に、完全にテンパる智子。
母からの電話に正気を取り戻し、泣きながら
「ずぐ……帰る…がら……グスン」
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喪29:モテないしケーキ作る
智子の「唯一の」友達、ゆうちゃんと映画の約束をしていたものの、急なバイトで行けなくなったと。
お詫びに奢るからと、バイト先のケーキ屋さんに誘われた智子。
ゆうちゃんのバイト先は「お洒落なケーキ」「お洒落な客」「お洒落な仕事場」
これが高校デビューを果たしたゆうちゃんと、自分の差なのでは…と感じた智子。
母に頼み込み、「ケーキを作っている知り合い」を紹介してもらうことに。
一日限定のバイト先は、「ケーキ工場」……。
デコレーションケーキが流れるラインで、ケーキにイチゴを乗せる智子。
『いや…ケーキだけどさ……』
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喪30:モテないし走る
智子の学校はマラソン大会。
スポーツ嫌いの智子だが、マラソンだけは人並み以上の結果が出せる、数少ない「嫌いじゃない」スポーツ。
万全を期すため、お父さんのユン●ルと、弟のスポーツドリンクをがぶ飲みしてきた智子。
が、それが裏目に……スタート直後から、激しい腹痛に襲われます。
我慢できず、途中にあったアパートでトイレを借りようとしますが、応対したのはイケメン。
緊張して出なくなった智子は、結局腹痛に耐え、走り続けることに。
スタート前、
「完全なドベで、みんなから励まされて必死にゴールする奴、いたなー」
と思っていた、まさにその状態でゴールする智子。
やっとの思いで辿り着いた、ゴール地点のトイレには、長蛇の列が……。
『もういいよね……私頑張ったよね……もうゴールしちゃおうかな……』
あの海~♪とか流れないです。
観鈴ちんみたいな感動的なゴールにはならない…。
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喪31:モテないし中二病でも…
冬休みに入り、今日は12月22日。
あと9日で今年が終わるのに、1年間何も頑張れなかった智子。
『過去を悔やんでも仕方ない、大切なのは現在(いま)と未来(これから)だ!』
今できることをやろうと、鞄を漁った智子が手に取ったのは、進路希望調査票。
『参考までに他の人の意見を…』
電話を掛けた相手は、智子の唯一の友人・ゆうちゃん。
自分はまだ進路を決めてない、と答えるゆうちゃんですが、
「もこっちはあれだよね、将来の夢。武器商人になるんだよね」
中二病全開の頃を、強制的に思い出させられる智子。
『過去なんか振り返りたくないのに……なんで過去が私を殺しにかかるの!!』
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喪32:モテないし年の瀬
冬の寒い日、こたつの温もりを感じ、幸せな(自堕落な)時間を過ごす智子は、母親から掃除を言い付かります。
昨年「高校受験」を言い訳に、掃除をサボった智子。
今年は弟・智貴が高校受験のため、智貴の分も掃除をする羽目に。
理不尽(?)を感じた智子は、智貴の勉強を邪魔し、母の鉄拳を食らい、ようやく掃除をすることに…。
そんな智子が見つけたのは、智貴の小さい頃の作文。
「おねえちゃんはいつもぼくとあそんでくれます。こまってるとき、ぼくをたすけてくれます。ぼくのかわりに、おかあさんのおてつだいをしてくれます」
少し反省した智子。
冷え込む夜に、ホカホカのぬいぐるみを智貴に貸します。
小さい頃一緒に採った、セミの抜け殻を添えて……。
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特別編2
時は遡って、二学期終業式。
クラスのクリスマス会案内を、机に置いていた智子。
掃除に入った母が見つけ、「行くんでしょ」と会費を渡します。
待ち合わせ場所。
次々集まるクラスメイトの輪に、入っていけない智子。
母からもらった会費で、ゲーセンに行き、その後はブック●フ…。
帰宅後、同じ寂しさでも
『苦しくないさみしい一日を過ごそう…』
心に誓う智子でした…。
喪33:モテないし正月を迎える
正月を迎え、たくさんのお年玉をもらった智子ですが、家に遊びに来たのは夏休みに気まずい出来事があった、従姉妹の「きーちゃん」
『所詮はガキ…金を渡せば尻尾振ってついて来るんだ…。上下関係をハッキリさせてやる』
きーちゃんにお年玉を渡す智子ですが、
「お姉ちゃんの大事なお金なんだから、もっと大切に使って!」
三つも年下の子に正論で叱られ、泣きそうな智子。
お腹が空けば食べ物を買い与えられ、初詣に行けば自分のことを真剣に願われ…きーちゃんとの上下関係は逆転することなく、新学期を迎える智子…。
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喪34:モテないし目立つ
3学期に入っても友達はできず、休み時間にトイレに立つ際、REC状態でスマホを自席に忍ばせるも、自分のことは何一つ話題にされない智子…。
そんな智子が、クラスの注目を浴びる時が。
教室に侵入したゴキブリに、男子も女子も大混乱。
そのゴキブリを智子が踏みつぶし、
「すっげー!黒木さん!」「格好いい!!」
称賛されるかと思いきや……。
「大人しい子だけど…黒木さんってなんかおかしいよね…」
「つーか引くわ…普通踏むか…」
マイナスな方向に目立ってしまった智子…。
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喪35:モテないし弟を気遣う
智子の弟・智貴は高校受験を控え、進路に悩んでいました。
姉・智子と同じ高校(原幕)には行きたくないが、中学の同じ部活(サッカー部)の友人は原幕に行くと。
結局県外の高校を受けようと、願書を出しますが、母から頼まれた智子がその願書を出し忘れ……。
当然ながら母にめちゃくちゃ怒られ智子は、流石に反省し、弟を気遣います。
「性の問題とかある?解決してあげるよ。お姉ちゃん黙ってたけど、実はヤリ●ンだし」
いらぬ気遣いです。
友達と同じ原幕に行きたくもあった智貴。
「願書を出し忘れたおかげで決心できたかも」
と言った途端、開き直る智子。
「進路くらいでウジウジ悩むなよ~」
自分の気遣いを仇で返された智貴。
「同じ高校行っても、学校では絶対話しかけてくんなよ!」
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喪36:モテないし大人になる
誕生日を迎え、16歳になった智子。
女性は結婚できる年齢でもあり、
「私も、もう大人か…」
ゆうちゃんとの待ち合わせは、カフェでブラックを飲みながら読書。
「大人の女性」に形から入ります。
「ねぇ、もこっち…XXXXって知ってる?」
「男のアレをアレしてアレすることだけど…。か、彼氏とそういうことしてるの?」
どうやら卑猥な行為らしく、「と、友達のことなんだけどね!」と言いながら、顔を真っ赤にするゆうちゃん。
「友達が言ってたんだけど」という枕詞を使いながら、次々出てくる大人なワード。
「本当の大人」を思い知らされた智子。
「ゆっくり大人になろう」
と心に決めます…。
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