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「ぼくらの」あらすじ紹介【ネタバレを含みます】(15.マチ⑥~暗殺~)

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マチ(町 洋子・まち ようこ)編⑥


砂場で遊んでいた、カタリくんの弟・惣二をいじめた子供を、注意したマチ。

子供が取り出したのは、おもちゃの拳銃。

パパパン

小さい音が鳴ったと思うと、マチが砂場に倒れこみます。

頭部からは流血。


拳銃はおもちゃではなく、本物でした。


子供は、迷いなくウシロに向かって走ってきます。

再び拳銃を構え、トリガーを引いた瞬間、少年は転送されました。

コエムシによって。


「お前…何やってたんだよっ!!」

マチが撃たれる前に、コエムシが転送していれば…。

お前らの会話が、聞くに堪えなかったんだよ!

確かに、妹の好いた惚れたの会話は聞きたくないでしょうが…。


すぐに国防医大に転送されるマチ。


国防の護衛もついていましたが、「ブランコに乗る子供」は完全にノーマークでした。

コエムシ曰く、

子供じゃねえ、おっさんだ。40くらいの。おそらく世界のどこにも戸籍はねぇ。

暗殺専門のスパイだったようです。


頭を抱える佐々見さん。

「意識は戻らない。

それはほぼ絶望的だと医師が。

命を取り留めているのが、奇跡だと。

今、戦闘になったら---」


「話がある」

佐々見さん、ウシロを呼び出すコエムシ。

現状は極めて厳しい。

いつ戦闘が始まるか分からねえが、こいつに意識が戻っても使い物になるとは思えねえ。

だから、こいつをパイロットから外す


ぼくらの ©小学館/鬼頭莫宏



旦那
旦那

「普通」そんなことはできないはずです。

「子供たちを助ける」ために国防省が介入し、結果何もできず、でしたから(田中さんや関さんのような、「実働」の方は別ですが)。




佐々見さん、ウシロとも気づきます。

「まさか…」

ルール上は無理だ。ルールにのった方法以外な。


旦那
旦那

ルールにのった方法…パイロットが味方に殺される…。カコのパターンですね。




ウシロが反論します。

「オレはこのまま待っても構わない、だってマチはまだ、生きてるんだぞ?」

一呼吸空いて、コエムシが返します。

戦闘になったらどうすんだ?

戦闘になったら、結局同じことをするしかねーだろ!?

バタバタした状態で!!

それなら今の方が、いいだろが!!

いつ戦闘になるか分かんねーんだ。

それじゃてめーだって、覚悟が決まらねーだろが!!

「おれは…それでもいい。」

その気持ちで、こいつのことを送ってやってくれ。


旦那
旦那

先ほどのコエムシの「一呼吸」は、ウシロの気持ちに対して、すぐに言葉が出てこなかったんでしょうかね…。




バタバタした状態で、誰にも想われないより、ゆっくりと想ってもらう方がいいだろ。

やるしかねえよ。

こいつだって覚悟は決まってたんだ。

てめーらは心配しなくていい。

オレがやる。


自分が、自分の手で妹・マチを殺す、と。


マチが最終戦、ウシロが引き継ぎ戦の予定でしたが、ウシロが最終戦のパイロットになります。

引き継ぎ戦については、コエムシか

オレに考えがある。任せとけ。


佐々見さん、コエムシの逆恨みを恐れてか、或いは本心からか、

「君の妹さんがこんなことになったのは、この世界の人間のせいだ。」

謝罪を口にします。

オレのことが信用できねえか?

洋子は自ら契約した。こんなことにならなくても、死ぬことになってた。

洋子をこんなことにしたのは、オレだよ。

こんなこと言わせんじゃねえ。

オレでもそれぐらいのことは分からる。


コエムシとマチ、兄妹2人きりになった病室。

こんな情けない兄貴で、すまねぇ。洋子。


奇しくもお互い「妹」を失った、コエムシとウシロ。

まさかおめーと同じ喪失感を、共有することになるとはな。

こういう時ってよ、古いドラマとかマンガだと空に、死んでいった仲間の顔が浮かんだりするんだぜ。

洋子の顔、空に浮かんでたりするか?


旦那
旦那

昔のマンガとかだとありますね。
北斗の拳とか。

「強敵」と書いて「とも」と読む的な。
懐かしいです。




しかし、そこはウシロ。

「バカか?」

の一言で返します。


空じゃねえけど、いいもの見せてやるぜ。

ほら、向こう。」


コエムシの言った方向にいたのは…「マチ」でした。

自然学校と同じ格好のマチ。

今は冬ですが…。


ぼくらの ©小学館/鬼頭莫宏




実は、コエムシ・ココペリ・マチが彼らの地球から、今の地球にやってきた際に、偶然同じ「町家」があり、そこには「町洋子」がいたのです。

今の地球の「町洋子」と、別の地球の「マチ」がすり替わり、自然学校に参加し、そのまま自然学校の子供たちを、ジアースと契約させたのです。

その間、今の地球の「町洋子」はどうなっていたのでしょうね…自然学校と同じ格好で現れたということは、すり替わった瞬間から、本人的には今現在まで「時間が飛んだ」感じなのでしょうね。


真冬に半袖半ズボン。

「夏休み始まったばかりだってのに、何この寒さ!?」

くしゃみをしながら、自宅に走るマチ。

優しい表情で、それを見送るウシロ…。




前の記事:マチ編⑤
次の記事:ウシロ編②


ぼくらの
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