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「ぼくらの」あらすじ紹介【ネタバレを含みます】(13.カナ⑤~理由~)

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カナ(宇白 可奈・うしろ かな)編⑤

この記事には「ぼくらの」のネタバレを含みます。

 

9巻表紙がカナちゃんです。

煙幕が晴れ、相手ロボットとの格闘戦。

「索敵能力」の難のあるジアースですが、格闘戦はめっぽう強く、一方的な展開です。

そんな中、佐々見さんと田中さんの心配事は、「相手パイロットに止めを刺せるのか」。

カナが止めを刺せなければ、「それは私の、役目…か?」と、自身が止めを刺すことまで想定する田中さん。

そんな中、ジアースと相手ロボットとの格闘は、「勝負あり」の状態。

あとは敵ロボットのコックピットを探し出し、潰すだけです。

そんな状況に油断したのか、田中さんの戦闘機が撃墜されます。

幸い操縦席は無事で、田中さんは座席射出後、パラシュートで降下します。

その降下中、相手ロボットの触手に、捕捉される田中さん。

ぼくらの ©小学館/鬼頭莫宏

田中さんを捕まえた状態から、ジアースににじり寄り、反応を計る相手ロボット。

「カナちゃん駄目!攻撃を続けないと…」

田中さんの無線の声よりも、カナの優しさが勝ります。

後ずさるジアース。

劣勢に立たされた時点で、ある程度考えられていた策なのかもしれませんね。

戦闘機を撃墜し、パイロットを捕獲し、それを盾に反撃。

一転して劣勢に立たされたジアース。

しびれを切らしたウシロが口出しします。

「何やってんだ、反撃しろよ。

何ためらってんだ、おまえ勝ちたくないのか。」

「だって…田中さんは…」

「関さんも死んだ。カンジも死んだ。

今さら何、言ってんだ。」

「田中さんが…死んじゃう…」

「どのみちあの人は契約してんだろ。

今死んだって、同じじゃねーか。」

状況を鑑み、「ある決断」をした田中さん。

ヘルメットを脱ぎます。

「だって、田中さんは…お兄ちゃんの…お母さんだから。」

ぼくらの ©小学館/鬼頭莫宏

「だからっ、生きて戻ってこなくちゃ!」

カナの言ってることが、理解できないウシロ。

「お母さんなんだよ!!お兄ちゃんの!!

だから…生きて、お母さんとして、お兄ちゃんに、会わなくちゃ…」

ジアースコックピット内に大きく映し出された田中さんが、ウシロに何かを話します。

そして、ベスト胸部から拳銃を取り出し、相手ロボットに銃弾を連射。

もちろん、それで倒そうという意図でなく…。

銃口を、自分の頭部に向ける田中さん。

「タン」

戦域に、乾いた銃声が響きます。

「あああ、ああああ!!!」

叫びながら、攻撃を再開するカナ。

叫びながら、泣きながら、頬を伝う涙も拭かず。

相手に一ミリも応戦させず、圧倒的、一方的な、「勝利」。

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