【本記事には「ぼくらの」のネタバレを含みます】
地方によっては、そろそろ夏休みも終わり…なんてところも
あるんじゃないでしょうか?
うちの子供たちは先週から学校が始まっています。
夏休み、と言えば「ぼくらの」ですよね。
かなり無理矢理感ありますが…。
だいぶ前にハルミが紹介していた「ぼくらの」。
わたしの大好きな作品なので、深堀してご紹介したかったので、
思い立ったが吉日ということで、今日から何回かに
分けてご紹介したいと思います。
まず最初は人物紹介ということで、自然学校に参加した子供たちをご紹介します。
この子たちが「ジアース」のパイロットになるわけですね。
登場人物
子供たちは自然学校が始まる際、互いに打ち解けやすいように
「あだ名」を付けあっていました。
ここではあだ名+本名をご紹介します。
ワク
あだ名:ワク/本名:和久 隆(わく たかし)
1巻表紙の、一番手前(右側)の子ですね。
中一。明るく活発な性格。
小学生の頃はサッカーをやっており、地元では優秀な成績を残していたが、
「疲れたサラリーマン」である父が、子供のころは自分よりも優秀な
サッカー選手であったことを知り、サッカーをやる意味、
生きる意味について悩み、中学ではサッカーと一線を引いた。
周りからその理由を問われると、適当な冗談でごまかしているが、
本人は真剣に悩んでいる様子。
アニメ版での中の人は、銀魂の新八。
コダマ
あだ名:コダマ/本名:小高 勝(こだか まさる)
1巻表紙の、一番奥(左側)の子ですね。
中一。土建屋の社長の息子。
選民意識が強い子。
社長である父の短所をディスりながらも、経営者として優れていると考え、
尊敬する。
父は選ばれた人間だから、パワハラとも取れる
(むしろパワハラでしかない)言動や、粗野な部分も
「選ばれた人間だから許される」と考えている。
同時に自分も「選ばれた人間」であり、そうでない他者に
対する思いやりに欠ける。
アニメ版での中の人は、ひぐらしの圭一くん。
ダイチ
あだ名:ダイチ/本名:矢村 大一(やむら だいいち)
中一。
母はおらず、父は3年前に失踪しており、兄弟4人で暮らす。
叔父(失踪した父の弟)の援助を受け、叔父の持ち物である
借家に住まわせてもらっている。
叔父からは同居を勧められているが、「父親が戻れる場所を残したい」
との考えから、同居を断っている。
家族想いで、家計を支えるために新聞配達や叔父の家業の
手伝い等のアルバイトで、生活費を稼いでおり、生活は質素。
長女の双葉(ふたば)と共に、次男・三太(さんた)、
次女・四詩(よし)の両親の役割を担う。
ちなみに矢村家の中の人は、
大一:杉田智和
双葉:戸松遥
三太:井上麻里奈
四詩:釘宮理恵
と、錚々たるメンバー。
ナカマ
あだ名:ナカマ/本名:半井 摩子(なからい まこ)
2巻表紙の子。
中一。
まじめで正義感が強く、「全員が全体の奉仕者であるべき」が口癖。
その優等生ぶりは、母親が売春婦であり、クラスメイトや
その母親から心無い言動を浴びせられたため、
自分のせいで母親を悪く言われないよう、模範的であろうとしている。
母親に対しては、一人で自分を育ててくれていること、
身近に母親を悪く言う人がおらず、それは母親が筋の通った
言動をする人であることから、尊敬し感謝している。
お針子の内職で家計を助けており、ミシンや縫物が得意。
カコ
あだ名:カコ/本名:加古 功(かこ いさお)
3巻表紙の一番手前(左)の男の子。
中一。
後述するキリエと同じ中学に通っている。
2人とも同じグループからいじめられており、
カコは足の速さからパシリをさせられている。
自分よりも気弱なキリエに対しては、高圧的な態度をとる。
自己中心的で、「ゲーム」の秘密を知ってからは怖くて自室に閉じこもる。
個人的には、一番等身大の中学生ではないかと思います。
あとのみんなは、中学生、しかも中一にしては達観しすぎて…。
チズ
あだ名:チズ/本名:本田 千鶴(ほんだ ちづる)
3巻表紙の真ん中の女の子。
中一。
泣きボクロがある、おしとやかな美人。
暢気でお人好しな父、母、姉の中で、唯一現実的。
姉を非常に慕っている。
通っている中学の教師・畑飼に好意を抱き、身体の関係を持つ。
しかし、畑飼に裏切られ、複数の男に輪姦され、
その様子を動画に撮られ口止めされる。
モジ
あだ名:モジ/本名:門司 邦彦(もじ くにひこ)
4巻表紙の男の子。
中一。
顔が非常に整っており、穏やかで観察力が鋭い。
戦闘では皆に的確なアドバイスを送る。
ナギ、ツバサという幼馴染がおり、3人で仲良くしていたが、
ツバサに「女性」を意識したこと、同時期にナギが重い心臓病を
患ったことで、3人の関係は微妙に変化する。
マキ
あだ名:マキ/本名:阿野 万記(あの まき)
5巻表紙の女の子。
中一。
2歳の時に実母のネグレクトにより、衰弱死寸前のところを助けられ、
子供のいない夫婦(現在の両親)の養子となる。
養父母は長く、自分たちの子ができなかった。
物語開始時点で、母親がやっと妊娠し、弟の出産を間近に控えていた。
オタクな父親の影響で、ミリタリーやアニメ、マンガに詳しく男っぽいが、
自分の育児を放棄した生みの親と同じ血が流れていることへの拒否感、
女であることへの否定的な意味合いもある。
同じ理由で小学生の頃、それまで伸ばしていた髪をバッサリ切った。
次の記事:ジアースパイロットその2
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