東日本大震災より8年
さて、本日はアニメやマンガの話は置いておいて、、、
本日、3月11日は東日本大震災が起こった日です。
8年前の今日、聞きなれない「緊急地震速報」の音が携帯電話から流れて、
同時にテレビからも「大きな揺れに備えて下さい」と。
息子を抱きかかえて外に出ると、立っていられない大きな揺れが
ひどく長く続いて。。。
揺れが収まっても、怖くて立てなくて。
普段挨拶くらいしかしない、近所の奥様に
「大丈夫?立てる?」
と手を貸してもらって、やっと立ったくらい。
それでも膝が震えて怖くて。。。
いきなり雪も降ってくるし。
「地球の終わり」系の映画でも見ているよう。
まさか自分が生きてるうちに、こんな大きな地震に遭うとは。
頻繁に起きる大きな余震。
家の中では食器棚が倒れて、台所は足を踏み入れられない状態。
家の中にいるのは危険と思い、とりあえず広いところに移動しようと、
隣の奥様の車で近くのパチンコ屋さんの駐車場に避難。
車内でテレビを見ると、現実のものと思えない津波の映像。
これ日本なの?
しかもさほど遠くない(車で一時間程度)ところで、
津波が家を流し、街を包み込んでゆく。。。
一緒に逃げてくれた奥様は、旦那さんと連絡がついたようで先に帰ります、と。
いやぁ~、独りにしないで~、と思いましたけど、そんなこと言えず。
息子と一緒だから独りじゃないんだけど、いざとなったら息子を守るのが私だけ、
って思うと、余計不安。
携帯はまったく繋がらず、旦那とも連絡が取れない。
不安は募るばかり。。。
外も暗くなってきたので、不安ながらも家の中へ。
台所は危険なので、絶対近づかないようにして。
少しすると、旦那の車の音。
やっと帰ってきた~~!!と思って外へ出ると、旦那の車には荷物が大量に。
物流のマヒを見越して、日持ちする食べ物やペットボトル飲料を買い込み、
ガソリンを満タンに入れてから帰って来たと。
この人のこういう冷静なところ、ムカつくけど好き!(笑)
余震は収まる気配がなく、家よりも車中泊の方が安全かも、
ということで近所のスーパーの駐車場へ。
やはり皆考えることは同じようで、それなりの数の車が集合。
ただ、息子はまだ小さかったので、いつもと違う場所で寝入らず、
日付が変わったころに仕方なく家に帰りました。
それでもいつ大きな余震があるか分からないので、この日以降2週間くらいは、
わたしも旦那も「すぐ外に出られる格好」で寝ました。
それでも、家族皆が無事でいられたことは、本当によかったです。
あれから8年経ち、当たり前ではありますが、
少しずつ「過去の話」になりつつある震災。
ただ、わたしたち「被災者」は、絶対に忘れてはいけない、
子供たちに伝えていかなくてはならない経験だと思っています。
14時26分、職場で1分間の黙とうを捧げました。
旦那の会社も同じだったようです。
10年後、20年後も、毎年3月11日は、「2011年3月11日」を思い出し、
犠牲者に哀悼の意を表し、日ごろの備えを見直し、
天災はいつ自分の身に降りかかるか分からないもの、
ということを改めて噛みしめる、
そんな日にしたい、忘れない自分でありたいと思います。
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