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【この記事では死役所 第103条 「レジェンド①」のあらすじをご紹介します】
第103条 レジェンド①
死役所ではハヤシくんを中心に、「きつい死に方」談義中。
焼死、餓死、溺死、轢死等々…。
どれも辛そうですが、今回のお客様は「きつい死に方」をされるのでしょうか…。
柳さん
寝起き直後にスマホで天気予報をチェック。
晴れマークを見て「ファンタスティーック」
柳さんはちょっと変わった方のようです。
年の頃は50前後でしょうか、独身男性です。
おシャレにはこだわりがあるようですが、ファッションセンスも独特。
清掃会社(ゴミ収集)勤務の柳さんは、洒落たバイクで出勤。
出勤前の持ち物確認は「スマホ、タバコ、チョコ、タオル、キー、財布、クギ」
…最後の持ち物だけ違和感ありますが、持ち物を声に出して3回確認。
色々と行動が独特です。
会社についても「おはようございます」ではなく、「グッドモーニング」
同じ収集車に乗る、若い「西沢」にも苦手に思われているようです。
収集車でルートを周る際も「違う、違う」と何かをチェックしている様子。
怪訝な顔の西沢…。
ファ〇ク
柳さんらの収集車は、まず歓楽街を周るルート。
歓楽街ならではというか、ごみの中には使用済みのコン〇ームが多数。
そんなゴミ袋を回転板に押し込むと……運悪くゴミ袋の中の精子が柳さんの顔に……。
他人の精子ほど汚いものはない!とすぐさま銭湯に走ろうとする柳さんを止める西沢。
濡れタオルで顔を拭いて、とりあえず仕事に戻った柳さん。
その後も怒りが収まらないのか「ファ〇ク!」「フ〇ック!」
と叫びながらのお仕事。
すると…西沢の目に留まったのは、ゴミをポケットに入れる柳さん。
清掃員のゴミ持ち帰りはご法度らしく、見て見ぬふりをする西沢。
収集作業が終わると、収集車の清掃もせずに風呂に入り、さっさと退社してしまう柳さん。
ちょっとどころでなく、かなり変わった方のようです…。
その足で向かった先は役所。
どうやら清掃中に見つけた「燃えるゴミ」の中に「燃えないゴミ」が入っていた模様。
一緒に入っていたゴミの中に年金手帳を見つけた柳さんは、住所を教えてもらい直接注意しに行こうとしますが…。
当然止められます。
早く見つかりますように
役所の方が機転を利かせ、柳さんのゴミ持ち帰りも、ゴミの捨て方についても穏便に対処してくれることに。
帰宅途中もバイクに乗りながら周囲に目を凝らし、「違う、違う」
通りかかった神社では「早く見つかりますように」と願い事。
翌日、いつもの通り持ち物チェック。
「スマホ、タバコ、チョコ、タオル、キー、財布、クギ」
今日も柳さんを苦手にする西沢と一緒。
西沢と柳さんが別行動になった一瞬、
「にしざわっ!」
柳さんの叫び声を聞きつけ、収集車の回転板に向かうと……。
回転板に挟まれた柳さんが…。
運転手の滝さんを呼び、滝さんが必死に声を掛けます。
柳さん!生きてるか!返事しろ!!柳さん!!
感想
ちょっと変わった性格…というか性質?の柳さん。
仕事中に「ファ〇ク!」はいただけませんが、わたしの同僚にもいます。
プログラム組みながら実行して、エラー発生すると「ファ〇ク!」いう奴が。
お前の組んだプログラムだろうが…と思いながら、聞こえないふりしてスルーしてますが。
車を見ながら「違う、違う」
神社にお参りして「早く見つかりますように」
そして持ち物の「クギ」
何かされた(柳さんが被害を受けた)車でも探していて、「クギ」はその仕返しのための道具なんでしょうか…?
とか考えるのは浅すぎかな。
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