「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「218話☆四宮かぐやの無理難題「仏の御石の鉢」編③」の ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介します。
「恋愛では良い子ぶらなくていい」
藤原書記からそうアドバイスを受けたミコは、石上へアプローチを開始。
人目も憚らず、生徒会室に
「一緒に行こ?」
と誘ってみたり、生徒会室では失恋の傷を引きずる石上を慰めたり…。
最近よく寝れないという石上に対し、
「ここで寝ていいよ」
と膝枕を勧めるミコを、「やり過ぎ」と止める藤原ですが。
ミコの応えは
「もう邪魔しないでください」
尊敬する(していた)藤原に言ってのけたミコ。
もう誰にも止められない!?
第218話☆四宮かぐやの無理難題「仏の御石の鉢」編③
会長・かぐや・藤原が生徒会室に入ると、石上とミコは「昭和のケンカ」真っ最中。
前回の膝枕、あわよくば石上を「お持ち帰り」しかねないほどの、ミコの積極アプローチに肝を冷やしていた藤原。
「心落ち着く光景ですね…。最近仲良さげで気色悪かったんですよね」
言い方が……言い方が……!1
「今回は何が原因で揉めてるんですか?」
かぐやの質問に
「石上、ラインの返信が遅いんです!!」
付き合って3ヶ月くらいのカップルの痴話喧嘩みたい。
藤原が求めていた光景は「コレジャナイ」感。
ミコがスマホ・LINE中心のコミュニケーションスタイルなのに対し、石上はPCでの連絡が中心。
そのため自宅でスマホに触れる機会が少なく、返信が遅れたというのが石上の言い分。
ディスコードでは100人ほどフレンドがいる、と言う石上に対し
「ネットの友達なんて顔も声も分らない仮初めの関係でしょ?」
と返すミコ。
どうやらPCゲーやるオタクは、ブツブツ独り言言いながらキーボード叩いてる、という一昔前のステレオタイプの考えのよう。
実際の所、石上のPCゲームはディスコードで音声主体でのコミュニケーション。
ミコの考えとはだいぶ異なる、所謂「今どきのゲーマー」って感じですね。
関係ないですが、ディスコードをMicrosoftが買収する話があるとかあったとか…。
Teamsの出来がイマイチなので、ディスコードの技術を取り入れたいのでしょうが…。
Skypeの二の舞は止めて、というのが切実な気持ちです。
ディスコードの良さを力説し終え、
「分かったら伊井野もボクに連絡するときは、ディスコード使ってくれ」
「面倒だからラインでいいでしょ」
石上の熱弁は徒労に終わったようです。
確かにディスコードって非常に便利なツールで、他人にも勧めたくなるんですが…。
勧めた後に「良く分からん。結局LINEで良くね?」
ということが数度あった後、布教活動を辞めました。
そこに入ってきたのは自分もディスコードを使っている、という藤原。
TG部の先輩(留年後にギリギリで卒業したギガ子。FPSが凄く上手い)の影響のようです。
話の流れでTG部のサーバーに招待された石上ですが、そこにはプロゲーマー・配信者・Vチューバー・俳優と、錚々たるメンバー。
「こんなところに自分がいていいのか…?」
と気後れする石上でしたが、流石はTG部のサーバー。
良い人たちばかりです。
新たなコミュニティが楽しく、夜遅くまでゲームに勤しんだ石上。
翌朝教室で眠そうにしていると、
「めちゃ分かるー、私も寝不足だよ」
石上の机に座る一人の少女。
声で、昨夜一緒にゲームしていた「KOROMO」だと気づきますが、その実秀知院難題女子にも数えられる現役アイドル「不知火ころも」
そんな難題女子が石上と話している…。
周囲の男子がざわつきます。
「昨日の夜」「限界までずーっとやってた」「石上くんかなり上手」「一杯ヤれて気持ちよかった」
「昨日の夜」「限界までずーっとやってた」「石上くんかなり上手」「一杯ヤれて気持ちよかった」
もちろんすべて「ゲーム」の話ですが、表現が誤解を生み続けます。
極めつけはころもの去り際、
「じゃあ今夜部屋で待ってるー!」
男子のみならず女子までざわつく騒ぎに…。
そして石上の前の席のミコの胸中も、もちろん穏やかではありません……。
そして、「しばらく休載」だそうです…。
次回は7月1日だとか……。
長いなぁ……。
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