「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「211話☆かぐや様は話したい」の ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介します。
会長の家にお泊り…しかも「2人きり」…。
「性」を意識した2人は、当然「そういう流れ」に。
会長がアメリカに行く前に
「何かの形で繋がって…」
身体の繋がりを焦ったかぐや。
向こうに行っても彼氏であることに変わりはない。
「だからそんなに焦る必要はない」
かぐやを諭す会長。
身体の繋がりは次の機会に……。
と思いきや!
『結局…盛り上がってしちゃった…』
第211話☆かぐや様は話したい
「お兄がピザなんて珍しー。昨日誰か来てたの?」
「……いや?」
藤原家にお泊りし、帰宅した圭の勘繰りをスルーする会長。
自室に戻って勉強しながらも、
「数時間前まで、あそこで四宮と……」
回想しては悶々とする会長。
「こういうのは四宮がしたいと思った時にして良いんだ。焦らなくていい」
格好いいこと言ってたんですが、結局しちゃった会長。
『俺、意思よっえええ!!』
自分の行動を反省…。
が、ベッドに寝転ぶとかぐやの残り香が……。
足をばたつかせ、再び悶々とする会長……。
若いっていいね……。
一方、四宮家。
すでにお付きは辞めていますが、「友達」として四宮家に来ていた早坂に、「しちゃった」ことを告白…。
「えっ……本当に……最後まで……?」
少し前までは、無知なかぐやに「教える側」だった早坂ですが…。
かぐやが会長とキスした文化祭以降、完全に立場逆転。
「想像の中では完璧」な「デートプラン」を作ってしまう、恋愛に関しては若干イタい子気味な早坂。
赤面しながらディテールを聞く早坂。
「焦らないで行こうって話をしたばかりなんですよね?」
「なんだか…好きが100になっちゃったんだもの!」
「焦らなくていい」といった会長が素敵で、逆に気持ちが高ぶってスイッチが入った模様。
「一応感想聞いていいですか?どうでした?」
「…なんか、すごかった」
「なんか、すごいんだ…」
頭良い2人の語彙力が……。
行為そのものよりも「人肌の安心感」がすごくて病みつきになりそう、というのがかぐやの感想。
こうやって命が繋がれてきたと考えると、
「世界の見え方が少し変わったわ」
2人はもっとロマンチックにすると、こんなにこんなにあっさり済ますと思わなかった、と言う早坂に
「特別な日の、特別な夜なんて求めていない。もっとありふれた、普通がいい」
と返すかぐや。
高貴で潔癖だったかぐやが、恋をして「普通の少女」になっていく。
若干口が悪くて、ちょっと頭がいいだけの、普通の女性になっていくのか……。
幼い頃から長い時間を一緒に過ごした早坂にとって、とても面白く、愉しみなかぐやの姿。
「個人的にツボなだけ」
訝しがるかぐやをよそに、早坂は笑いを抑えきれません。
文字通り、会長に「全てを晒した」かぐやに、もう怖いものはありません。
会長が学園を去るまでの4か月、目一杯楽しむことに決めます。
周りの目も、四宮家も関係ない。
色々吹っ切れた。
したいことをしてやる。
早坂も賛同します。
人目を気にしてコソコソ交際してきた訳で、だいぶ我慢もあっただろうと。
一緒に学校に行きたいし、もっと2人で遊びたい、お弁当を2人で食べたい。
秀知院中の噂になるだろうが
「知った事じゃないのよ」
というくらい吹っ切れたかぐや。
けれどもまだ、1つだけやり残したことが。
「会長と付き合ってると噂になる前に、ひとり……自分の口から伝えたい人がいるわ」
藤原書記です。
「氷のかぐや」と呼ばれ、人を寄せ付けなかった頃からの友達。
かぐやからどんどん人が離れて行っても、唯一かぐやの側に残ってくれたのが藤原書記でした。
そんな藤原も最近は「危険物」扱いで、石上&つばさ先輩デートの時も蚊帳の外。
会長&かぐや に関しても、周りは皆気付いているのに、唯一蚊帳の外な藤原。
かぐやも、会長は特に藤原には世話になっているのに…。
事実を知った藤原が、どんな反応を示すのか……。
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