【この記事には「ひぐらしのなく頃に業」のネタバレを含みます】
「ひぐらしのなく頃に」……リメイクかと思って、「後でまとめて観よう」とか思ってたのに、全然リメイクじゃないじゃん!
って公式も「リメイクですよ」とは言ってなかったんですがね…。
放送開始から2か月ほど経ってますが、追っかけで今頃見始めているところです。
マイペースであらすじ紹介していきます。
オリジナル(2006年放送の「ひぐらしのなく頃に」及び2007年放送の「ひぐらしのなく頃に 解」)との比較も散りばめていきます。
導入
導入部分はオリジナルの「鬼隠し編」と同じです。
雛見沢症候群レベル5を発症した圭一が、自室で魅音とレナを金属バットでボコボコに…。
第一話ではまだ明らかにされていなかった「鬼騙し編」ですが、このエンディングもやはり「鬼隠し編」と同じ終わり方になるのでしょうか……。
導入部分を過ぎてしばらくは、「鬼隠し編」と同じです。
雛見沢に越してきた圭一が、都会にいる頃より朝ごはんをよく食べ、レナと待ち合わせて魅音の元へ向かい、3人で登校する。
二日間、親戚の葬式で都会に行っていた圭一を
「圭ちゃんお久しぶり!何年ぶりだっけ?」
と揶揄うあたりのやり取りもあります。
雛見沢分校
登校するとまず、沙都子が仕掛けたトラップとの戦い。
見破ったと思ったトラップでしたが、沙都子に裏をかかれ見事に引っかかった圭一。
梨花ちゃんに
「かわいそかわいそうす」
と頭を撫でられるところまで「鬼隠し編」と同じですね。
そして日曜日、「雛見沢を案内してくれる」という魅音とレナと待ち合わせ、2人の案内で雛見沢を回る圭一。
レナの作ってきた大量のお弁当を、神社の境内で広げます。
そこに現れた梨花ちゃんと沙都子。
5人でワイワイやりながらお弁当を食べるところも、鬼隠し編にありましたね。
ダム工事現場
雛見沢案内の帰り、
「ちょっとだけ寄り道してもいいかな?かな?」
レナの誘いで寄り道しにすることにした圭一。
行き先はもちろん「ダム工事現場」
既に「ゴミ捨て場」になってしまった場所です。
身軽なレナに追いつけない圭一は、1人ゴミ山の入り口で待つことに。
夕日の中、黄昏る圭一の前に現れたのは、もちろん「富竹さん」
相変わらずフリーのカメラマンで、雛見沢に頻繁に来る。
オリジナルを知っていれば分かりますが、実はこの人「入江機関」の人間であり、「オヤシロ様の祟り」の黒幕・鷹野三四の恋人でもありました。
「彼女は何をしてるんだい?」
「殺して埋めたバラバラ死体でも確認してるんじゃないですか?」
冗談で返す圭一に対し、
「嫌な事件だったね…腕がまた一本、見つかってないんだろう?」
という返しまた「鬼隠し編」そのままです。
知らない
レナが戻ったところで「馬に蹴られる前に退散」する富竹さん。
レナが見つけたのは「ケンタくん人形」
おそらく圭一が掘り出すことになるのでしょうね。
「嫌な事件だったね…」
富竹さんの言葉が耳から離れない圭一は、
「ここで以前何かあったのか?」
とレナに聞きます。
「ダム工事をやってたんだってね」
と答えるレナに対し、
「その工事現場で何か起きなかったか?例えば事故とか事件とか…」
まで言ったところで、被せるように
「知らない」
拒絶するようなレナの返しも「鬼隠し編」そのままです。
去年までよそに住んでいたというレナ。
オリジナルと同じであれば茨城に住んでいて、両親の離婚をきっかけに雛見沢に戻ってきたはず。
その辺りの設定も、オリジナルを引き継いでいるのでしょうか。
部活
翌月曜日。
すでに部活の「入部試験」を終えたと思しき圭一。
早速この日から部活に参加します。
入部試験はやはりオリジナルと同じように、トランプの「ジジ抜き」だったようです。
オリジナルではトランプの汚れや折り目など、圭一以外のメンバーは全員その特徴でカードを覚えていたため、圭一のボロ負けでしたが…。
カードに新たな傷をつけることで魅音にカードを間違わせ、一矢報いた圭一でした。
この日の部活は「宝探し」
「宝」は魅音の持っている油性マジック。
圭一の顔に散々落書きをしたマジックですが…。
これを魅音がどこかに隠すので、それを探すというもの。
これだと魅音1人だけ罰ゲームの心配がないように思いますが…。
圭一が一番最初に宝を見つけた場合のみ、魅音が罰ゲームを受けるというルールのようです。
魅音のマジックを最初に見つけたのは梨花ちゃん。
しかしマジック奪取直前、沙都子のトラップが発動します。
天井から落ちてくる金だらい。
リカちゃんがその下敷きになる隙に、沙都子がマジックをゲット。
この日の勝者は沙都子です。
逆襲の梨花
潔く負けを認める梨花ちゃん。
「おめでとうなのです。これは沙都子へのプレゼントなのです!」
沙都子に箱を手渡します。
沙都子が箱を持った瞬間、箱のボタンを押す梨花ちゃん。
ボクシンググローブがびっくり箱の要領で飛び出し、顔面にパンチを食らった沙都子。
しかもグローブにはインクが付いており、顔に赤く「KO」の文字。
最後の最後で梨花ちゃんにしてられた沙都子。
そんな様子をボーっと見ているレナ。
元気のなさそうな様子で、
「楽しくて疲れちゃったのかな。少し体調が…」
この辺りはオリジナルにはない展開ですね。
「保健室で少し休んでから帰る」
というレナ。
顔を洗ってから帰ると言う沙都子。
今日の部活はここでお開きのようです。
無かった
魅音と2人で下校中、話題はダム工事現場の話に。
ダム戦争の話をするのもオリジナルと同じです。
「暴力沙汰にはならなかったのか?傷害とか、殺人とか…」
とまで言ったところで、その言葉を遮るように
「無かった」
「拒絶」を表す言い方です…。
「じゃあまた明日ね!」
別れ際は明るい魅音ですが…圭一の心にはモヤモヤが残ります。
「鬼隠し編」では、ダム工事の件を2人が隠していたところから、歯車が狂い始めましたよね…。
バラバラ殺人事件
翌日、ゴミ山でケンタくん人形発掘に精を出すレナ。
そこへ手伝いに駆け付ける圭一。
しばらくの発掘作業の後、疲れた圭一のため自宅に麦茶を取りに戻るレナ。
レナを待つ間、近くにあった雑誌の山を漁る圭一。
ここでオリジナルのオープニングテーマ「ひぐらしのなく頃に」が流れます。
オリジナルを知っている人にとっては、ここであの唄が来るとか、ちょっと鳥肌ものです。
そして目当てのものを見つける圭一。
ダム工事現場で「バラバラ殺人事件」があったことを知ります。
自宅からゴミ山に戻ったレナは圭一の様子を遠くから見ています。
哀しそうな目で。
そのレナの様子を、さらに遠くから見つめる「赤い目」をした梨花ちゃん。
レナが鉈を持って戻ってくるところまではオリジナルと同じですが、その様子を梨花ちゃんが見ているというのはオリジナルになかったシーンですね。
更にリカちゃんの目が赤く光っています。
これもオリジナルには無かった描写で、今回のお話では何かキーになるものなのでしょうか……。
次の話:鬼騙し編 其の弐
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