「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「195話☆藤原千花は笑わせたい」の ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介します。
195話☆藤原千花は笑わせたい
前話で完全につばめ先輩に玉砕した、石上。
卒業式当日だけじゃなく、ずっと頑張りましたからね。
振られて「悔いなし」とはいかないでしょうが、石上自身は大きく成長したはずです。
これで遠慮する必要のなくなったミコ。
「石ミコ」のカップリング成立となるのでしょうか…?
と思いきや、完全に壊れてしまった石上。
卒業式も終わって三学期も残りわずか。
気合を入れて残りの仕事を片付けようという白銀会長の檄に、
「はい!」
「勿論です!」
と答えるミコと藤原。
ただ一人石上は
「ぽよぽよ博士」
と意味不明な答え…。
「8人のぽよぽよ博士なんですわ」
と畳みかける石上に、
「……ん、ぽよぽよ博士か」
「ふふ、なら仕方ないですね」
スルーを決め込む会長とかぐや。
この仕事が終わったら何か食べに行こう、という会長の提案にも、
「私はお寿司!」
「お好み焼きとか…」
と答える藤原、ミコの側で
「プリンの唐揚げ」
と宣う石上……。


言ってることもヤバいですが、顔もヤバいですね……石上……。
ここでもスルーを決め込む会長とかぐやでしたが、藤原が限界でした。
「助けて…助けて誰か……やだぁ…こんな生徒会やだぁ……」
「やっちまったなぁ!?」
「時を戻そう……」
普段の石上なら絶対に言わない、むしろそういうノリを嫌悪するタイプなのに…。
つばめ先輩にフラれたことが、やはり相当なショックだったようです……。
普段の石上はツッコミ。
「ボケに対してツッコミを入れれば本来の自分を取り戻すはず!」
藤原の発案で、石上にツッコませるために周りがボケることに。
まずは会長から…
「ふとんがふっ飛んだ上に…!ストーブがすっ飛ぶ!」
「火事には気を付けてくださいね」
ツッコミも何もなく、普通に心配されました……ダジャレはツッコみづらいらしいです…。
次はかぐや…
「二段階……左折!」
原付運転する方や、普通免許持ってる方は分かると思うんですが…日本の道路って原付の「二段階右折」の交差点はよくあるんですよね。
ただ、「二段階左折」なんて交差点はもちろんなくて……。
分かりづらいボケで、石上もツッコめず、ただただ恥をかいたかぐや…。
続いてミコ…
挑戦するのは「謎かけ」です。
藤原に「生徒会」というお題をもらい、
「『生徒会』とかけまして、『つばめ先輩』と解きます。その心は、どちらも『にんき(任期・人気)』があるでしょう!」
謎かけとしてはうまいのですが……。
「うわあぁぁぁん!つばめせんぱーーーい!!」
泣き出す石上……「今一番出しちゃいけないワード」を出してしまったミコ。
最後は藤原ですが…
「いや私、普段ボケとかしないですし!」
「なんでやねん」
ナチュラルにツッコませることに成功…。
石上も何とか元に戻りそうだし、つばめ先輩は大勢を巻き込んで、石上のために頑張ってくれた。
そう評する会長とかぐやですが、納得いかないのはミコ。
「結局のところ、石上がタイプじゃないから付き合えない、ってだけの話でしょう。自分が傷つかないために周りを振り回して、それって正しいんですか?」





極論、そういうことなんですがね…。
石上を受け入れないのなら、何をしようが結果は同じ、というのがミコの言い分なのかもしれません。
つばめ先輩の頑張りの結果、石上の傷が浅くなったとは限りませんし…。
石上を傷つけたつばめ先輩は、ミコの中では「悪者」になっているのかな…。
「何が正しいとか間違ってるとか、所詮全部結果論だ。これから2人がどうするかで決まるんだろ」
いい感じにまとめた会長…。
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