「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「194話☆子安つばめと石上優 後編」の ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介します。
194話☆子安つばめと石上優 後編
親愛と恋愛感情は別。
「ごめんなさい」
つばめ先輩の言葉に、あがく石上の気持ちは届くのか…?
「もう一度言います!先輩が好きです!僕と付き合ってください!」
ぐらついて、絆されてほしいと思いましたが………つばめ先輩、思いのほか決意が固いです。
石上のことは大好きだけど、恋愛の相手とは見れない。
自分が振って傷つく姿なんて、見たくない。
いっそ付き合っちゃえば楽かもしれないけど、それもただの先延ばし。
告白を断って「友達のままで居よう」って言うと、皆「分かった」と笑顔で言う。
けれども暫くすると、自分と距離を取るようになる。
それが何より悲しい……。
つばめ先輩、白銀父のYouTubeを見た後に電話した大友京子に、会っていました。
石上が嫌われていた時、裏で何があったのか。
それを知ってから、どうしようか決めようと。
「君はその子と、どういう関係になりたいんだ」って言ってた白銀父。
その答えを探しに、大友京子に会っていたんですね…。
結果、「大喧嘩になった」と。
自分の知っている石上と全く違う話を聞き、「すっごく悲しくて、嫌だった」。
だから……自分の知ってる「石上優」で、皆の記憶を「塗り替えたかった」
「こんなバカな事しちゃうくらい、君だ大切だよって、私の気持ちそのもの。届いてほしい…」
「優くん、私と友達のままで居て。そして、私と絶対距離取ったりしないで」
これがつばめ先輩の答え。
「ずるいっすよ、先輩…」
「うん、分かっててやってる」
「一度に多くを求めすぎですよ」
「ごめん、実は私、結構強欲なの」
「信じますよ、先輩。ちゃんと男女の友情はあるって、証明してくださいね」
「任せて」
今度こそ、本当に終わりですね……。
よく頑張った、よく足掻いた、石上。
「先輩、ご卒業おめでとうございます」
頭を下げ、花束を渡す石上。
「うん、ありがとう。またすぐに会おうね!絶対だから!!」
小走りに去る、つばめ先輩……。
石上は泣きませんでした。
つばめ先輩の前では。
今まで失恋して泣いたやつをバカにしてきた石上。
「マジできついじゃん……」
いやぁ……終わってしまいましたねぇ……。
でも、つばめ先輩を好きになって、石上は大きく成長しました。
何ひとつ無駄なことなんてなかった。
それに、人の気持ちなんて、いつ変わるか分からない。
「距離を取らない」でいるうちに、つばめ先輩の気持ちが変わることだってゼロじゃない。
(漫画的な展開からすると、微妙ですが…)
人を好きになるって素晴らしい!
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