「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「189話☆かぐや様はきかせたい」の ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介します。
189話☆かぐや様はきかせたい
石上会計本人の努力、かぐやの懸命なサポート、周囲の協力もあり、学年末試験で念願の50位以内である「36位」に入った石上。
子安つばめ先輩も「引きレベルで順位上がってるじゃん!」と、驚きを隠せません。
その理由はもちろん…
「先輩を肩を並べられる人間になりたくて、頑張りました。嘘じゃないっすよ」
相変わらず真っ直ぐだなぁ…石上。
つばめ先輩も嬉しそうに頬を赤らめて……もう付き合っちゃえよ!!
1年の石上が頑張る中、2年の順位はと言うと…
1位:四宮かぐや
1位:四条眞妃 (同率)
(中略)
12位:白銀御行
会長がずいぶん順位を落としています。
聞けば、半年後にはもうアメリカの大学。
「最近は向こうで生活できるように、語学の勉強に力を入れている」
加えて、白銀会長が勉強を頑張っていたのは、
「四宮と対等で居たいっていう、焦りの気持ちが強かった。だけど今は…」
「付き合った今は1位じゃなくなった」
というのが柏木さんの分析です。
男は「釣った魚に餌をあげない」
自分の彼氏(翼くん)も、付き合いたての頃はラインの返信も早かったし、我が儘だって何だって聞いてくれたし…。
「最近は面倒臭がっているのを隠そうともしない!」
怒り心頭です。
そんな話を聞いたかぐやは、真意を確かめるべく会長にラインを。
「大事な話があります。放課後生徒会室でお待ちしております」
女性と付き合ったことのある男性なら分かると思いますが、この手のラインって怖いですよね…。
「大事な話」とか言われると、生きた心地がしないというか…。
「付き合い始めて成績落ちたから、少し距離置きましょう」
「会長から成績を取ったら……何が残るんですか?」
一体何を言われるのか、気が気でない会長。
一方かぐやは、本当に会長が「釣った魚に餌をあげない男」なのかを確かめるべく、
「あー…なんだか喉が渇いてしまいました…。会長……何か飲み物を買ってきてください」
我が儘を聞いてくれるのか、冷たく切り返されるのか。
どういう答えが返ってくるのか……。
「俺の水筒で良かったら……」
なんか「思ってたのと違う」のが返ってきました…。
次なる策は、石上が試験勉強で溜まっている会計の仕事を手伝ってほしい、
「電卓を使わずに!」
我が儘のベクトルがちょっとズレているところが、かぐやらしくて可愛いですね。
それを受けた会長は、
『順位が下がったことで「算数の勉強をしろ」って事なのかーー!?』
とションボリ……。
我が儘が通ったものの、それは「仕事」として通っただけかも知れない。
『次はもっと個人的で強烈なワガママを……』
試験勉強で疲れた、と言うかぐやは会長にマッサージしてほしいと頼みます。
「いいけど…どこが疲れてるんだ?」
「足……とか?」
ジュースを買いに行かされそうになったり、石上の雑用を頼まれたり、挙句足のマッサージ…、
『確実に見下されている!!俺の評価、彼氏から下僕まで落ちてるんじゃ!!』
落ち込みながらも、献身的にマッサージをしてくれる会長。
そんな会長を試した申し訳なさに耐えきれず、本当のことを打ち明けるかぐや。
柏木さんの入れ知恵で、バカなことをしてしまいました…とか言いませんでしたけどね。
「柏木さんに踊らされた私がバカでした」とか言ってくれても、それはそれで面白かったかも。
クリスマスにかぐや自身が言った
「完璧じゃない貴方を見せて」
今回、弱いところを見せたくない会長が、少し背伸びをやめてくれた。
自分のワガママを聞いてくれた。
そのことにもっと早く立ち返るべきだった、と謝ります。
「お詫びに私からも足のマッサージをさせてください」
71話の「かぐや様は出させたい」の通り、かぐやのマッサージはツボをついているものの、力加減がポンコツです。
痛みに耐えながら、足のマッサージを受ける会長。
ちょうどよく、生徒会室に入ってきた伊井野ミコ会計監査。
「会長って彼女に対しては王様系なんだ!!」
ミコに変な誤解を与えます……。
来週は「休載」だそうです……。
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