こちらでは「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「184話☆秀知院はバレンタイン 前編」の感想・あらすじ・ネタバレをご紹介します。
184話☆秀知院はバレンタイン 前編
久々の登場は、髪をバッサリと切った、「元」かぐやの近侍・早坂愛。
季節はバレンタイン直前、早坂の友達二人は、早坂に「誰かにチョコをあげるのか」聞きますが…。
修学旅行中の「早坂×白銀会長」の逢引き現場を見ていた二人、てっきり早坂は「会長狙い」なのかと思いきや…旅行最終日に早坂は不在、そして「かぐや×白銀会長」で行動していた…尚且つ、バッサリ髪を切った早坂……。
以上から導き出される結論は、「早坂は会長に失恋した。会長はかぐやを選んだ」というもの。
まぁ、傍から見ている分にはそう見えてしまうでしょうね…。
「会長はやっぱりかぐやちゃんを…」「愛ちゃんは選ばれなかったんだ…」
早坂に同情の視線を向ける二人。
そこに通りがかったかぐや。
「あっ、かぐや。今日かぐやのウチ行っていい?」
「ええ、構わないわよ」
「じゃ、一緒に帰ろ」
早坂とかぐやが、どこに着地したのか分からない二人……。
生徒会室。
石上への気持ちを、白銀会長に吐露した伊井野ミコ会計監査……表情が晴れません。
「もうすぐバレンタインじゃないですか。でも私は…」
「石上にチョコを渡していいのか分からない、と。……むしろ渡せ。伊井野の骨折中に世話をしたのは石上だろう。感謝の気持ちは伝えなくちゃな」
前話でミコの味方をする、と宣言した会長。
迷いなくミコの背中を押します。
四宮邸。
その後のお互いの様子を話す、かぐやと早坂。
しかし、そんな世間話をしに、わざわざお付きを辞めた四宮家に、来たわけではないはず。
「会長にチョコ、渡してもいい?」
ちょっと(?)表情の曇ったかぐやですが、修学旅行では会長に迷惑をかけたのだから、
「義理は通すべきでしょう。義理はね」
ちゃんと「義理」強調します。
一緒に手作りを渡そうかと、提案する早坂ですが…
「去年のキューバリファカチンモ事件は、愛も知ってるでしょ?」
何やら昨年バレンタインは、「オカ研」絡みで「取り返しのつかない過ち」を犯していたようです…。
「私も自己防衛で、記憶から抹消してました」
相当な出来事だったようですね…早坂も「お付き」だった頃の口調に戻っています。
結果、手作りチョコを選択肢から外した二人は、男子ってどんなチョコが好きかしら…と。
同じ頃、生徒会室でも同じ疑問を。
こちらは男子(会長)がいるため、何かいいアドバイスがもらえるかと思いきや……。
女子と違ってブランドとか高級店とか分からない、それにバレンタインは、「味でどうこうってわけでもない」と。
男心に最もリーチするのは「手作り」なんでしょうが、会長は苦手だと。
昨年は異物(陰毛?)混入や、発煙が仕込まれていたり…。
変人にモテるモンスター童貞、白銀会長ならではのエピソードです。
「名前も書いてなかったから、もしかしたら嫌がらせだったのかもしれん」
という会長に対し、ミコが反論します。
「それは違いますよ。好きな人に、好きな人がいて、きっと心に届かない、無意味なチョコを用意する。その気持ちを考えてみてください。どんな方法でも、貴方を想ってる人がここに居るって……私を少しでも見てって……伝えたくて。苦しみをチョコに込めたくなる気持ちは、……私、分かってしまいます」
素直なミコ、可愛いなぁ……。
石上の前でも、その素直さが少しでも出せていれば、少しは違ったのかもしれないけど…。
個人的には子安つばめ先輩の登場時から、つばめ先輩と石上くっ付けばいいのにっ、て思ってたのですが……ここにきてちょっと「石ミコ派」に寄りつつある自分がいます。
会長のこと好きな子が、自分の周りにも何人かいたが、かぐやといい感じなのが周知の事実だったから、皆諦めて行ったと。
「……先輩は、そうやって何人の女の子を泣かせてきたんですか?」
ニヤニヤしながら会長を揶揄うミコ。
最近よくあるこのパターン、結構好きです。
「私にもこんなに優しくしちゃって……本命チョコは会長にあげますね」
クスクスと笑いながら、再び会長を揶揄うミコ。
「本命は石上に、だろ」
「いいえ。石上には義理チョコを、義理っぽく渡します。その方が、きっと誰も困らない」
義理チョコを贈る、と言いながらも……。
「普通の」キット〇ットか、バレンタイン期間限定特別仕様のキッ〇カットかで悩むミコ……乙女……。
ヤバいですね、8回裏まで
つばめ先輩 8- 0 伊井野ミコ
ワンサイドゲームだったんですが、ミコの猛打爆発です。
8回裏終了時点で
つばめ先輩 8 - 6 伊井野ミコ
かなりの接戦になってきました。
あくまで個人的な好みのお話です…。
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