【忙しい人のための】五等分の花嫁 第10巻 あらすじ紹介【ネタバレ注意】

【「五等分の花嫁」第10巻のあらすじ紹介、ネタバレを含みます】

表紙は二週目の四女・四葉。

基本的に、他の姉妹を「応援」するスタンスの四葉

今のところ一花・二乃・三玖のような「風太郎への好意」を表に出すことはありませんが…。

上杉さんの凄さをみんなに知ってほしい」と、自身も立候補、風太郎を推薦した学級長。

そんな二人が「付き合っているのでは」と噂され、困惑していた四葉ですが…。

修学旅行で二人が近づくきっかけは、あるのでしょうか??


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第78話 シスターズウォー 一回戦


修学旅行一日目のお昼は「自由昼食

その時、自分が作った「パン」を風太郎に食べてもらいたい三玖は、バイト先のパン屋でパン作りの練習に励みます。

修学旅行前、クラスでは「修学旅行の班作り

定員は五人まで

三玖の応援をしたい四葉は、四葉と三玖と風太郎で班になる計画を立てます。

「手段を選ばず」風太郎争奪に名乗りを上げた一花

先手を打って、

「友達のいない可哀想なフータロー君のために、私と四葉とフータロー君、三人で班を組もう」

五等分の花嫁/春場ねぎ ©講談社



と言い出します。

一花と三玖、加えて二乃も風太郎と班を組みたがります。

板挟みにあった四葉は、

私以外の四人と、上杉さんで班を組めば丸く収まります」

自分が犠牲になろうとします。

旦那
旦那

こういう四葉、いじらしくて可愛いですねぇ…。



しかし、風太郎はすでにクラスの男子と班を組んでいました。

結局五つ子は、五人で同じ班を組むことに……。


第79話 シスターズウォー 二回戦


修学旅行前に、妹・らいはと買出しに出かけた風太郎

同じく買い出しに来ていた、四葉と五月と遭遇します。

『私のせいで、林間学校は散々な結果で終わらせてしまった』

と悔やむ四葉

「今度こそ、後悔のない修学旅行にしましょう!」

五等分の花嫁/春場ねぎ ©講談社



と張り切ります。

らいはが言い出した、「京都に行けばあの子に会えるかもしれない」という一言から、四葉にも「零奈」との経緯を話します。

お腹が空いたらいは「何か買ってあげる」という四葉。

一人待つ風太郎のもとに「零奈」が現れます

すでにその描写がありましたが、もちろん五月の変装です。

ちなみに「零奈」は五つ子の母親の名前です。

旅館で五つ子の祖父から聞いた話です。

「君の考えてる通り、私は五つ子の一人。君に私がわかるかな?」

「わからん、早く教えろ。楽しい修学旅行にケチつけんな。しっしっ!」

風太郎に冷たくあしらわれた、零奈に扮した五月。

どうやら「六年前」、風太郎と五つ子(の誰か)の初対面のことを、是が非でも思い出させたい様子。

修学旅行が始まり、一花や二乃、三玖以上に、

「一緒に行動しましょう!」

猛烈なアプローチをかけ始める五月…。


第80話 シスターズウォー 三回戦


修学旅行一日目、昼食を目前に伏見稲荷大社に到着した、風太郎の班(風太郎、武田くん、以前一花にフラれた前田)と、五つ子の班。

修学旅行当日、三玖は早起きして、バイト先の厨房を借りて作ったパンを、どうしても風太郎に食べてもらいたい

三玖を応援する四つ葉は、新幹線車内で五人で勝負したトランプの、勝者の権利「何でも命令できる権利」を発動します。

四つ辻から、三玖と四葉は正規ルート(三ノ峰→二ノ峰)、一花と二乃と五月は反対のルートで、山頂まで登るというもの。

四葉は三玖と一緒に早く山頂まで登り、風太郎に追いつき、三玖のパンを食べてもらう

あわよくば告白」をさせることを願っていました。

一方、三玖の告白を止めたい一花は、二乃と五月がトイレに立ち寄った際、一人抜け駆けして先に山頂に到着できるよう、山を駆け上がります。

そして三玖に扮し、「一花と風太郎のことを応援するよ」と言った時のように、「嘘つき」を演じ続けることを決意します。

五等分の花嫁/春場ねぎ ©講談社



一花が山頂に着くも、風太郎はおらず。

正規ルートの山頂方面に向かうと、三玖を背負った四つ葉に出会います。

「一花、何で私の変装してるの?」

四つ葉はその理由を悟ります。

「一花にはしたいことをしてほしい。」

そう言った四葉ですが、それが本当にしたいことか、四葉は一花に尋ねます。

事態が飲み込めない三玖が、どういう事か四葉に聞くと、

「一花は邪魔しようとしてる!三玖から上杉さんへの告白を!

四葉の言葉と同時に、風太郎が山頂に到着しました……。


第81話 シスターズウォー 四回戦


自分からの告白でなく、他人の口から自分の好意を、風太郎に知られてしまった三玖

泣きながらその場を走り去ります。

一花に置いていかれた二乃と五月も、頂上に到着。

一花が持った、三玖と同じヘッドホンを見た二乃。

何があったかを察し、一花に詰め寄ります。

「あの子を泣かせて、これで満足!?」

一花も返します。

「温泉で言ってたじゃん!?他人を蹴落としてでも叶えたいって。私と二乃の何が違うの!?押して教えてよ」

風太郎を想う気持ちも大事ですが、それと同じくらい家族を大事に思う二乃

「私たち五人の絆だって、同じくらい大切だわ!たとえあんたが選ばれる日が来たとしても!私は…祝福したかった…!!

五等分の花嫁/春場ねぎ ©講談社



涙ながらに一花に訴えます。

一花と二乃の争いを止めに来た風太郎に、二乃は

「すぐに三玖を追いかけなさい!」

四葉とともに三玖を追いかける、風太郎

四葉が言った言葉は、しっかり聞こえていた風太郎ですが、しかしその前から、風太郎は三玖の気持ちに気付いていました。

『だからあの時、「応援する」と言われた時は、頭が混乱した…。あの三玖はあいつじゃない。間違ってなかった』

結局、三玖に追いつくことはできなかった、四葉と風太郎…。


第82話 シスターズウォー 五回戦


前日の影響で、三玖は「体調不良」を理由にホテルで休み

一花と二乃は、「二年の頃の友達と回る」と言う。

旦那
旦那

まぁ、あんなことがあっては、五人で一緒には居づらいでしょうから…。



四葉と五月、二人で清水寺を訪れているところに、合流した風太郎

再び五月の「不自然」な猛アプローチが始まります。

どうやら六年前のことを、思い出させようとしています。

旦那
旦那

風太郎が「六年前」を思い出すことで、五月本人が得をするのか、或いは他の姉妹のためなのか…まぁ、後者でしょう。

だとしたら、「誰のため」なんでしょうか…。



一方、ホテルに籠る三玖

同室には二乃がいました。

慰めるためではなく、三玖に発破をかけるため

一花や二乃と争っても、負ける前提で消極的にしかなれない三玖

そんな三玖に、

「私はあんたを、ライバルだと思ってたわ。私とあんたじゃ勝負にならない!?私が可愛いのは、あっさり認めたくせに。なにそれ!冷静に考えなさいよ、五つ子よ!あんたも可愛いに決まってんじゃん!


五等分の花嫁/春場ねぎ ©講談社



旦那
旦那

二乃らしい発破のかけ方です。



一方、風太郎は三玖に手を引かれ、どこかに連れて行かれるようです…。

もちろん本物の三玖ではなく(三玖はホテルに籠っている)三玖に扮した一花です。

『自分の「嘘」に矛盾ができないように。もうこうするしかない。この戦いに勝つために』

旦那
旦那

三玖に扮して「一花、風太郎のこと好きだよ。すごくお似合いだと思う。私、応援するね。」と言った「嘘」が風太郎にバレる前に、何とかしなければと焦る一花ですが…。

二乃のような「正面から」の暴走でなく、かなり斜めな方向に暴走してしまっている一花です…。




第83話 シスターズウォー 六回戦


三玖に扮して、六年前の「思い出の場所」に風太郎を誘う一花。

しかし風太郎は、一花の変装に気付いていました。

遠くでは雷が鳴り、雨が降り始めます。

「先日、学校の廊下で会った三玖(「私、応援するね。」と言った三玖)の正体も、お前で間違いないな?」

風太郎は確信を持っているようです。

「風太郎くんは知ってるんじゃない?六年前のその子が、私たち五人の誰かだって。私だよ…私たち、六年前に会ってるんだよ…」

嘘がバレた今となっては、「きれいな過去」に縋る思いの一花

話している最中にも、雨脚は強まるばかり。

「嘘じゃないよ…信じて…」

「すまん。今はお前を信じられない。風邪引く前に帰るぞ」

ホテルに戻り、五つ子が揃います。

痛手を負ったばかりの一花が、提案します。

「皆がフータロー君と二人きりになる機会を窺っている。最終日のコース別体験学習。五つのメニューから、それぞれ一つずつを選ぶ。最後は、運に任せよう」

「三玖を悲しませた」一花の提案に、渋々ながら皆が乗ります。

一花、風太郎が「Eコース」を選ぶことを、偶然立ち聞いていたのです。

自分も、もちろん「Eコース」を選ぶ一花

五等分の花嫁/春場ねぎ ©講談社


旦那
旦那

なりふり構わず、悪い顔になってます…。



最終日、AからEまでのコース、それぞれに別れた五つ子。

Eコースを選択したはずの一花は、何故かDコースに現れます

そして、五つ子の中でEコースに現れたのは「三玖」

風太郎と同じコースになったのは、三玖でした…。


第84話 シスターズウォー 七回戦


「Eコース」を選択した生徒達が訪れたのは、太秦の映画村

実はEコースを選択していた一花が

「やっぱりDコースがいい」

と、三玖と交換していたのです。

しかし(悪気はないものの)四葉の口から「自分の気持ちを風太郎に知られてしまった」三玖。

風太郎と会うなり、逃げ出してしまいます。

そこに「戦国武将の着付け体験いかがですか~!」の声。

戦国武将好きの三玖

自分も着付けしてみることに…。

戦国武将の格好でなく、新撰組の格好に着替えた風太郎と、可愛らしい和服に着替えた三玖

三玖は、風太郎と一緒に行動するうち、最初のぎこちなさがなくなってきます。

『色々あったのに、いつまにか普通に話せてる。フータローといると、細かい事なんて忘れてしまいそう』

目まぐるしい修学旅行三日間も、もうすぐ終わり。

お茶屋の椅子に座り、話をする風太郎と三玖。

気がつけば、初日に無くしたはずのパンが、三玖の隣に…。

作ってから二日も経過しており、ヘタってるパンですが、何の躊躇もなく食べる風太郎

「お前の努力、それだけは味わえた。頑張ったな」

という風太郎。

亡くなった風太郎の母親が、「毎日パンを焼いてくれていた」という話を聞き、

「風太郎のことを全部知りたい。私のことも、全部知ってほしい。」

時代劇で使われるあのセットが好き。

さっき渡った大きな橋も好き。

あれも好き。

これも好き。

最後は風太郎を指差し、

「好き」

五等分の花嫁/春場ねぎ ©講談社



遂に自分で告白…三玖…。


第85話 シスターズウォー 七回戦(裏)


84話の裏側のお話です。

戦国武将の着付け体験いかがですか~!」実はこの声、一花と二乃でした。

「罪滅ぼしがしたい」一花、「せめて二人を見守りたい」二乃

自分の選んだコースを病欠し、Eコースに

二人だけでなく、四葉と五月もEコースに集まっていました。

陰ながら三玖のサポートをするために。

三玖のパンを持ってきたのも一花

四葉は、

「全員に幸せになって欲しくて、消極的になっている三玖を一番に応援していました。少し考えたらこうなるって、分かるはずなのに。だから一花の、本当の気持ちに気付いてあげられなかった

一花に謝ります。

一番謝る必要があるのは一花自身なのに。

三玖と風太郎が一緒にいるところを見て、居ても立っても居られなくなった二乃は、

「一花の気持ちが、少しわかった。もしかしたら私とあんた、タイミングが違えば立場も逆だったかもしれない」

二乃も一花に謝ります。

「抜け駆け、足の引っ張り合いの争いには、何の意味もない。私たちは敵じゃないんだね」


五等分の花嫁/春場ねぎ ©講談社




第86話 シスターズウォー エキシビジョンマッチ


風太郎を指差し、「好き」と言った三玖。

実際は、その後ろに隠れていた四人の姉妹を、指差していました。

「やっぱり私は、家族の皆が好き」

三玖は一花と二乃の「戦国武将の着付け体験いかがですか~!」の声が聞こえた時から、おかしいと気付いていました。

みんなで感謝し、謝り合って再び五人に戻った五つ子。

修学旅行が終わり、零奈と再会した風太郎。

五つ子への「誕生日のお返し」にこれを渡してくれと。

アルバムを零奈に渡します。

金が無い風太郎は五人分もプレゼントを用意できない。

修学旅行中、武田くんと前田に手伝ってもらって、五人の思い出の記録を写真に収めていたのです。

改めて零奈への感謝を、言葉にする風太郎。

「あの日お前に会わなければ、俺はずっと一人だったかもしれない。お前のおかげで今の俺がある。ありがとな」

風太郎が去った後、零奈に扮した五月に声をかける女性。

五月はその女性に対し

「打ち明けるべきです。六年前、本当に会った子はあなただったと」

六年前風太郎に会い、「お互い頑張ろう」と約束した「あの子」の正体は、「四葉」でした。

「ううん、これでいいんだよ」


五等分の花嫁/春場ねぎ ©講談社


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