【本記事には「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第13巻のネタバレを含みます】
表紙は「ツンデレ先輩」こと、四条眞妃です。
傲慢さが最後まで続かない、ツンとデレの落差が激しい眞妃さん、可愛いですね…。
第122話☆かぐや様は告りたい
「私は、白銀御行が好き」
遂に自分の気持ちを口にしたかぐや、文化祭当日の早朝5時半前、既に準備のために多数の生徒が登校している学校に、いつも通り送迎の車で登校します。
白銀会長に告白したいが勇気がない…みんな、どうやってその勇気を出しているの?誰か参考になりそうな人は…。
通りがかったところにいたのは、石上会計、伊井野ミコ会計監査、大仏こばちに、体育祭の時の応援団長と、つばめ先輩も。
そこで、大仏こばちと応援団長が付き合っていることが判明。
『つばめ先輩はもしかして団長と?』
と考えていた石上、つばめ先輩のフリー濃厚に雄叫びをあげます。
「先輩はもう少しで卒業…。年が明けたら自由登校で、学校に来るのは数える程度。だから僕はつばめ先輩の「特別な何か」にならなくちゃならないんです」
道連れを作りたいかぐやは
「すぐにでも告りましょう!!今!?今行く!?」
と急かします…。
お互いが「告白しよう」と考える、会長とかぐや。
運命の文化祭、スタートです。
第123話☆かぐや様の文化祭
かぐやのクラスはコスプレ喫茶で、かぐやは大和撫子、「はいからさん」のような格好です。
同じクラスの早坂愛。普段、四宮家にいる時のメイド姿で、かぐやにとっては逆にびっくり。
看板娘、かぐやの美貌に引き寄せられ、客は列をなし、かぐやも接客に当たることに。
客は、藤原書記のラーメン回の「渋谷のサンちゃん」と、かぐやの花火回の「高円寺のJ鈴木」。
ラーメンだけでなく、コーヒーや紅茶にもうるさい二人の接客を終え、無事に白銀会長にも、自分が淹れた紅茶を飲んでもらえたかぐや。
『変な客が来たせいで、会長と碌に話も出来なかったわ……まぁ、さすがにもう変な中年の客は来ないでしょうけど……』
現れたのは、白銀父。
かぐやの受難は、まだ続きます……。
第124話☆石上優の文化祭
つばめ先輩と一緒に、文化祭を周りたい石上…。
そこに「ツンデレ先輩」こと四条眞妃が登場。
「自分のようにならなないように」、と石上を励まします。
「ほら、行ってこい!」
石上の背中を押す、四条眞妃
「大丈夫、もし駄目だったら私が一緒に回ってあげる。
どっちに転んでも損はないでしょ?むしろ失敗した方がお得なくらい」
そしてそのまま石上のクラスのお化け屋敷に、柏木さんと翼くんに連れていかれる、四条眞妃……。
『ツンデレ先輩、マジでいい人だな……。なのに、何であんな惨い目に遭うんだろう…。神はいないのか…。』
勇気を出して子安つばめ先輩を誘った石上、見事OKをもらいます。
先に石上のクラスの「ホラーハウス」に着いた柏木さん、翼くんと四条眞妃。
2(柏木さん、翼くん)・1(四条眞妃)に分かれることになりますが、実は怖がりの四条眞妃…。
偶然通りがかったかぐやを、道連れにすることに…。
第125話☆槇原こずえは遊びたい
ホラーハウスの進捗が悪い1-B(石上会計、伊井野ミコ会計監査、大仏こばち、小野寺さんは皆、1-B)。
企画変更し、伊井野ミコ提案の「バイノーラル音響」を取り入れることに。
「いろいろな意味」で音声にはうるさい、伊井野ミコです。
しかし、特殊な機材や脚本も用意しなきゃだし…という新たな問題が発生。
「私に任せてもらえれば万事解決」
名乗りを上げたのは、藤原書記のTG(テーブルゲーム)部の後輩、槇原こずえです。
ストーリーは「チョキ子さんは、少しいびつな耳の形をしていました。だから、きれいな耳をしている子が、羨ましくて羨ましくて仕方なかった。私もあんな耳だったらな、あの耳が欲しい。ねえ、その耳頂戴?」
ハサミで耳をチョキチョキするチョキ子さんの音声を、伊井野ミコの耳にマイクを付けて、録音することに。
伊井野ミコの両手を縛り、目隠ししたうえで、(弄び)怖がらせながら収録した音源は、なかなかの出来栄え。
それを、ロッカーに二人一組で入れ、アイマスクをしてヘッドホンで聞かせるホラーハウス。
怖がりな四条眞妃、かぐやとも、げっそりして出てきます。
柏木さんと翼くんが……出てこない?
「何かありましたか?」急いでロッカーを開けると……ロッカーの中で乳繰り合う二人……。
子安つばめ先輩を誘えた石上、自分のクラスのホラーハウスに着くと、風紀委員・伊井野ミコの指導により「男女は別でどうぞ」に代わっていました……。
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第126話☆藤原千花は暴きたい
藤原書記は、妹・萌葉を生徒会室に案内します。
白銀会長の妹・圭のことを「一生地下牢に閉じ込めて、可愛がってあげたい」とかぬかす、サイコな萌葉ですが、それでも中等部の生徒会副会長。
そして実は、白銀会長のことが気になっています……。
しかし、ポンコツ会長を知る姉・千花は大反対。
偶然、生徒会室に姿を現した白銀会長に、
「妹にリアルを見せたい」
と、お手玉やらけん玉、コマ回しにヨーヨーと、色々やらせますが、そつなくこなす会長。
普段のポンコツぶりはどこへ…。
萌葉がさらに会長を気に入ったのに気づき、会長を遠ざけようと追い出す藤原。
入れ違いで入って来たかぐやは、萌葉が会長の行為を持っていることを知り、時々藤原に向ける「人殺しの目」を萌葉に向けますが…。
「会長の好きなところを共感できる喜び」が、憎しみを上回ってはしゃぐ二人……。
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第127話☆白銀御行の文化祭
かぐやがつばめ先輩から聞いた、「奉心祭でハートの贈り物をすると、永遠の愛がもたらされる」という話。
かぐやのように浮いた存在だと、そういう「みんなの常識」を取りこぼすことがあります。
そして、生徒会にはもう一人、「みんなの常識」を取りこぼす人が……石上会計です。
自分のクラスのホラーハウスでは、伊井野ミコ指導により(きっかけは柏木さんと翼くんですが)、「男女別」だったため、子安つばめ先輩との距離は縮められず…。
次に向かったつばめ先輩のクラスで、「的当て」で大きな「ハートの」クッキーをもらった石上。
「文化祭でハートを贈ることの意味」を知らず、
「つばめ先輩、これ貰ってくれますか?」
「えっと…これは……どういう意味の…?」
さすがのつばめ先輩も、動揺します。
「意味なんて一つしかないでしょう?これは僕の気持ちです」
本人的には、普段の感謝の気持ちなんですが、周りから見たら「100%公開告白」でしかありません。
その様子を偶然見ていた白銀会長。
もし石上がつばめ先輩に振られたら、周りは必然「恋愛自粛」モードに。
白銀会長の、かぐやへの告白計画に、暗雲が……。
第128話☆かぐや様は打ち抜きたい
何やかや、生徒会室に集まる生徒会役員の面々。
白銀会長にハートの贈り物をしたいかぐやは、「ハート型かまぼこ」入りのタコ焼きを、何とか食べさせようとします。
食いしん坊の藤原書記、藤原を超える食いしん坊の伊井野ミコ会計監査、子安つばめ先輩先輩のことで、胸がいっぱいお腹もいっぱい、色ぼけな石上会計に予定を崩されながらも、
何とか目当ての「ハート入りタコ焼き」を、会長に食べてもらうことに成功………と思いきや、たこ焼きがゆるく、中身のハートだけが出てきてしまいます。
すかさずハートを口に入れ、飲み込んで証拠隠滅を図るかぐや。
お嬢様なのに、はしたない…。
第129話☆白銀御行は告らせたい④
文化祭二日目(最終日)、未明から明け方にかけて、何者かに「ハートの風船が、全て盗まれる」事件が発生。
元々余り物の風船を藤原書記が各クラスに配っていただけで、文化祭の実行に支障はありませんが…。
白銀会長のクラスの出し物は、バルーンアート。
会長のクラスを訪れたかぐやは、もちろん会長に作ってほしいのですが…。
そこに現れたのは、会長と同じクラスの「ツンデレ先輩」四条眞妃。
「おばさまもこういうの、欲しがるんですね?刃物でも持ち歩いた方が、お似合いでしょうに」
ケンカ腰の四条眞妃は、当然かぐやに断られます。
「本当は昨日の(ホラーハウスの)お礼に、飛び切り可愛いのが作りたかった」四条眞妃…不器用です。
会長の手が空いたところで、気の利く柏木さんが、かぐやを案内。
かぐやの目当ては「ハートのバルーンアート」
しかし、素直に言い出せないかぐやに「このハートなんてどうですか?」と助け船を出す、柏木さん。
しかし、ハートのバルーンアートお代は「何かハートのもの一つと交換」
つばめ先輩にもらっていた、ハートのキーホルダーを握りしめながら…
「ハートの価値は安くない……そういう事ですよね……。これじゃ…だめですか…?」
差し出したのは諭吉10枚。
「そういうのマジでよくないと思うよ!?」
会長に本気で突っ込まれるかぐや……。
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第130話☆子安つばめは断りたい
自身として告ったつもりはないものの、周りから見たら「完全に告った」形になった石上会計。
告られた側の子安つばめ先輩は、当然石上を意識し、避けるように。
体育館裏で偶然居合わせた、かぐやとつばめ先輩。
「月に一回くらい」のペースで告白されるかぐやに、「断り方」を聞くつばめ先輩。
つばめ先輩もモテるものの、告ってくる人は大体チャラくて、軽いノリなので断りやすい。
でも、「今回は直球ど真ん中」で、できれば傷つけず事を収めたいと。
話を聞けば脈がないわけでもなさそうだが、(相手が石上だと知らない)かぐやは石上を助けるつもりで、
「私はそうですね…『性欲に爛れた視線を向けるな、この浅ましい豚め』っていつも言ってます。やんわりですけどね。」
「その劇薬はどれだけ希釈しても致死量だよ!!」
かぐやを信じて「バッサリ断る」ことにした、つばめ先輩。
「彼のケアは……お願いしていい?優くんのケア…」
初めて石上相手だと知ったかぐやは、
「逆にバッサリいくのは、良くないと思います。勇気を振り絞って、告白してきた相手を傷つけるやり方は最低です。鬼畜の所業です。」
かぐやとつばめ先輩の近くを通りがかった伊井野ミコが、他行の男子生徒にナンパされます。
「ていうか君、マジ可愛くね?」「可愛さのポテンシャル持ちすぎっしょ!」「ちょっとだけ一緒に遊ぼうよ!」
「イケメンに励まされるCD」よろしく、褒められるとチョロいミコ。
「ちょっとだけなら」
と言った瞬間、後ろからパンフレットで「スパァン!」と石上に叩かれます。
「あんな怒る優くん、知らなかった…。そうだよね、私全然知らないんだ…。もう少し知ってから、答えだしてもいいのかな?」
つばめ先輩、決断を保留。
第131話☆白銀御行は告らせたい⑤
かぐやに、一緒に文化祭を周らないかと誘う、白銀会長。
「私達が文化祭デートしていると、周りに噂されてしまいますよ?」
「いやか?」
動揺させるつもりが、逆に動揺する結果に。
生徒会長と副会長、否が応でも注目を浴びる二人。
勿論恥ずかしいかぐやですが…せっかくの会長との文化祭デート。
楽しまなきゃ損、と考えを変えたかぐや。
が、目の前に藤原書記…。
『いつもみたいに場を散らかし、せっかくのデートを台無しに…っ!』
が、藤原は例の風船泥棒の暗号解きに夢中です。
石上会計、伊井野ミコ会計監査のジャマも、既の所で回避。
『こんな日がずっと続けばいいのに』
生徒会室に着いた二人。
「文化祭を周った後だと、ここも少し殺風景に見えます。来年はこの生徒会でも…」
「四宮、大事な話がある。とても、大事な話だ」
スタンフォードの合格通知書をかぐやに見せる、白銀会長。
「これが俺にとって、最後の文化祭だ」
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