ひぐらしのなく頃に 「罪滅し編」あらすじ【※ネタバレあり】その5


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ひぐらしのなく頃に 罪滅し編 其の伍「リテイク」

雛見沢分校は、朝から異臭騒ぎ。

エアコンはついていませんが、窓を開けてはいられないくらい。

「校長が営林署に確認に行っていますから…」

(雛見沢分校は、営林署の建物の一部を借りています)

知恵先生の回答に、仕方ないといった感じで教室に戻ろうとする魅音。

そこへ職員室の電話が鳴ります。

「レナさん!?」

電話の主はレナでした。

知恵先生と2人で話がしたい。

自宅に戻っていないレナを心配する知恵先生は、すぐにレナのもとへ出かけます。

教室では、男の子の野球ボールがないと、これまた騒ぎに。

沙都子が隠したのでは?と疑われますが…。

そんな空気が一変。鉈を持ったレナが現れます。

分校の大人(校長と知恵先生)を分校から出て行かせ、子供たちを人質に籠城。

これが、レナの取った策でした。

通報を受けた警察が分校を包囲。

そのパトカーの車載電話に、大石さん宛の電話が。

電話は、もちろんレナから。

「大石さんは私の味方ですよね?」

「もちろん、一緒に園崎家の陰謀を暴こうじゃありませんか」

前回、園崎茜から渡されたスクラップ帳を見て、自分たちが踊らされていたことに気付いた大石さんですが、レナにそんなことは言えません。

刺激しないよう、自分はあくまでレナの味方、という姿勢で対応します。

「ところで竜宮さん、竜宮さんの他に、我々の仲間はいらっしゃらないのですか?」

籠城事件がレナ単独犯なのか、共犯がいるのかを確かめようとする大石さん。

「圭一君は私の味方ですが…」

「圭一…前原さんですか!いやぁ、彼も仲間とは心強い!せっかくなので、新しい仲間として挨拶がしたいのですが…前原さんに電話を代わっていただくことは…」

「構いませんが…」

「もしもし、前原です…」

抑揚のないトーンで電話に出た圭一。

その一言で、大石さんは圭一が、レナに脅迫されて従っているのだと判断します。

「私の質問に、YESなら『はい』、NOなら『ええ』でお答えください

前原さんは、レナさんに脅迫されて従っているフリをしている?」

「はい…」

「犯人は、竜宮さん一人だけ?」

「はい…」

「ね?圭一君は私たちの仲間だったでしょ?」

あまり多くの情報を引き出せなかった大石さん。

しかし、レナが単独犯、ということは分かりました。

「それよりも大石さん……園崎家の細菌研究施設は?寄生虫研究施設の捜査はどうなってるんですか?」

レナはもう、園崎家にそういう設備があると思い込んでます。

「それは…県警の暴対と協力して…」

「遅すぎる!!大石さんは本当に、私の味方なんですか?」

「いやぁ、なにぶん証拠が少なくて…」

「分かりました。鷹野さんから預かったスクラップ帳をお渡しします。

これで十分な証拠になるはずです」

別冊のスクラップは、「タチの悪いオカルト小説」と一刀両断されましたが…。

「圭一君に持たせます」

校庭で待機している大石さんに、スクラップ帳を持っていく圭一。

「余計なおしゃべりはするなと、レナに言われてますので…」

レナから死角になる位置で、大石さんが圭一に何か手渡します。

教室に戻る途中に圭一が確認すると、盗聴器と催涙スプレー、そしてメモが。

盗聴器はトランシーバーにもなると。

校舎内と外の連絡が取れるようになりました。

教室に戻ると、室内に液体を撒くレナ。

…ガソリンです。

揮発性の高いガソリンは教室内で気化し、爆発の危険性が高い。

もし爆発した場合、人質は全員助かりません。

その声は、そのにいる大石さんたちにも聞こえています。

同時に、スクラップ帳にも大石さん宛のメモが。

警察との交渉期限を19時とし、それまでに園崎家の家宅捜索が行われない場合、みんなとガソリンで焼け死ぬ。

それ以外に、別の手段での爆発も用意してある。

ガソリンとキッチンタイマーを組み合わせた、時限発火装置のようなものを。

それも19時に設定してある。

予断を許さない状況は続きます。

19時の期限まで1時間を切ったところで、レナは魅音に暴行し始めます。

鉈の背(峰)の部分で、魅音の頭をガンガン殴ります。

隠した死体を掘り起こし、「警察に自分を売った」。

レナはそう考えているのです。

圭一が必死でその暴行を止めようとしますが、レナは聞く耳を持ちません。

教室へ引いた電話に、大石さんからの電話が。

レナの気を引いている隙に、盗聴器で熊ちゃん(大石さんの同僚・熊谷刑事)が圭一に連絡を取ります。

時限発火装置が仕掛けれらており、それがあと15分で爆発する、と。

そのやり取りを聞いていた沙都子。

「トラップは私の専売特許」と、時限発火装置のありかを推測します。

「どこかにコードがあるはずなんですが…それさえ見つけられれば…」

「何?圭一君」

こそこそ話しているのに、レナが気付きました。

「何か変な音が聞こえなかったか?」

「本当に?じゃあ、圭一君が見てきてよ」

「分かった!」

「圭一君?レナを怒らせちゃ、イヤだよ?

沙都子の言った通り、コードを探す圭一。

すると、教室から延長コードが引かれているのを発見。

「これだ!」と思い、そのコードを辿っていくと…コードの先には時計が。

これが時限発火装置、と思ったのも束の間。

コードと時計は、セロテープで付けられているだけ。

誰が、なぜこんなものを?

レナに決まっています。

本物の時限発火装置を探そうとする、「裏切者」を、欺くためのトラップです。

圭一のすぐ後ろで声がします。

「圭一君のこと、信じてたのに」

鉈を振り上げるレナ。

その時、誰かがレナに体当たり。

レナは体勢を崩して倒れ、ライターを落します。

すかさずライターを拾う圭一。

「圭一!行くのです!」

体当たりをしたのは、梨花ちゃんでした。

「圭一さん!時限発火装置のありかが分かりましたわー!!」

沙都子が叫んでいます。

「圭一、これは初めてのことではないのです。

僕にあとわずかの頑張りがあれば…だから、今度こそ!

早く、沙都子のところに行くのです!」

梨花ちゃんにレナを任せ、沙都子のもとへ向かう圭一。

「あはは!梨花ちゃんは殺されちゃうよ?怒ったレナに、きっと殺されちゃうよ??」

遊んであげるわ。おいで、鉈女

レナの表情が変わります。

沙都子のもとにたどり着いた圭一。

「今朝のことを思い出せば、簡単でしたの。

外からの臭い、無くなったボール。

レナさんは、雨どいにボールで栓をして、そこにガソリンを流し込んだんですの!

発火装置は、屋根の雨どいにあるはずですわ!」

急いで屋根に向かう圭一。

「圭一さん!これを!」

渡されたのは、悟史の金属バット。

「鬼隠し編」では護身用に持ち、カモフラージュとして素振りしていた時には、魅音に止められました。

「悟史のことを思い出すから」と。

「祟殺し編」では、そのバットで沙都子の叔父を殴り殺しました。

前年に、悟史が叔母を殴り殺したように。

そのバットで、ガラス窓を破り、屋根にのぼった圭一。

残り1秒で、沙都子の推理通り、雨どいにセットされたキッチンタイマーを止めます。

人質は全員脱出し、すべて終わりかと思いきや…。

レナも屋根にのぼってきます。

「これですべて失敗か…宇宙人と必死に戦ってたのに…」

レナはあくまで、鷹野さんの説を信じています。

そんなレナを煽るように、「寄生虫?宇宙人?誰がそんなバカみたいな話、信じるかっての!」

圭一を睨みつけるレナ。

「そんなに信じさせたいなら、おれたち部活メンバーには方法は一つだろ?」

「勝った方が正義、だね」

鉈と金属バット。

それぞれを獲物に、屋根の上でレナと圭一の最終決戦が始まります。

鉈と金属バットの討ち合い。

「オレが勝ったら、レナはオレ専属のご奉仕メイドだ!」

「圭一君らしいなぁ!」

「水鉄砲の時、思わなかったか?

もう一回、こんな戦いがしたいって」

「うん!思ってた!」

「この緊張感、たまらないぜ!決着がつくことすら興ざめだ」

「負けても恨まないでね!!」

最初は殺気立っていたレナも、徐々に表情が穏やかになり、戦いを楽しむ表情に。

見ている子供たちも、さっきまで自分たちを人質にしていたレナをも、応援し始めます。

「彼なら、圭一なら、出口なき惨劇の迷路を打ち破れるかもしれない…」

「んじゃ、もう一回確認するぜ。

オレが勝ったらオレ専属メイドでご奉仕三昧だ!

朝はおはようございますから、夜はおやすみなさいまで。

人前では、『これが私のご主人さまです』って紹介するんだぞ!」

「負ける気なんてさらさらないけど、なんだか楽しそう!」

「次はレナの番だ

レナが勝ったら、レナの話を信じる

世界は宇宙人に支配されるって話を、信じてやる

レナが喉を掻きむしって死んでも、最後はちゃんと看取ってやる」

「なんだか、私が勝ってもつまんないね。

私も圭一君と同じご褒美がいいな

朝は私におはようって言って

夜は私におやすみって言ってほしい

いっぱい私にやさしくして、いっぱい私を楽しくさせてほしい

あれ?これじゃ私が勝っても、圭一君が勝っても、ずっと一緒なんだね」

「先に言っとく、楽しかったぜ!」

「私も、だよ!」

最後の一振り……。

飛ばされたのは、圭一のバット。

レナにマウントを取られる格好の、圭一。

「もう決着、ついたんだよね?」

「まだついてねぇ、そいつを振り下ろすまで、まだ、決着はつかないぜ」

「嫌だ………嫌だよぉ…」

ポロポロと涙を零し、泣き出すレナ。

「どうしてこんなことになっちゃったんだろう…

どこで変になっちゃったんだろう…

私は皆を信じてたはずなのに…

どこで信じられなくなっちゃったんだろう…

どうして…大好きな仲間たちに…こんな恐ろしいことを…」

「お前…気づいたのか!?気づけたのかよ!」

「どうして私は…あんなにも楽しかった日々を…自分で壊してしまったんだろう…」

「お前、やっぱりすげえよ!

お前は、自分自身の間違いに気づけたんだよ!

さすがだ!さすがだよ!レナ!」

「仲間を傷つけたよ、

魅ぃちゃんにひどいことをしたよ」

「後で謝っとけ

おれとしては当分の間、姉妹の入れ替わりを見抜けて、ちょうどいい傷跡だと思ってるぞ!」

レナを抱きしめる圭一。

「簡単なことだったんだ

誰でも思いつく、とても簡単なことをすればよかったんだ

何かヤバかったり、疑いそうになったり、辛いことがあった時にはな、

仲間に、仲間に相談するんだよ!

「そう……だよね…そうだよね…うわ~~~ん……」

号泣するレナ。

そう、それこそが、とても簡単で、とても身近にある万能のカギだった…。

お互いを許し合い、約束しあうことで、疑心暗鬼に打ち勝ち、すべての惨劇を解決できる、魔法のカギのはずだった…。

だが、そのカギだけでは開けられない謎が、まだ、この雛見沢には残ってる…。

楽しく部活中の部活メンバー。

そこへ知恵先生が、「古手さんにお客さんですよ」

「みぃ?」

呼ばれる人物こそ違え、幾度か見たシーンです。

昇降口で待っているのは、もちろん大石さん。

大石さんの車の中で、

「綿流しの晩、富竹さんと鷹野さんがお亡くなりに…」

同時に手渡される、2人の写真。

『そう…そういうこと…

いいわ、遊んであげる。

永遠に終わらない、この6月を…

好きなだけね

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