ひぐらしのなく頃に 「目明し編」あらすじ【※ネタバレあり】その2


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ひぐらしのなく頃に 目明し編 其の弐「ケジメ」

魅音からの電話を受けた詩音。

「悟史から、昨日の教室のことを謝りたい、って電話があったんだ。

それは詩音が受けるべきだって思ったから、こっちから掛け直す、って言ってある。

今からいう番号に電話して」

魅音…本当いいお姉ちゃん…。

悟史に電話をかける詩音。

お互いに謝罪します。

大部分は詩音が悪いように思うのですが…。

僕は…僕たちをここまで追い込んだ奴を許さない。

それは、魅音にとても近くにいるかもしれないけど、魅音じゃないんだ

「沙都子は…大丈夫?」

あれが大丈夫に見えるのか?

悟史もいっぱいいっぱい、ちょっとしたことでキレそうな子になってます。

沙都子は擦り切れる寸前なんだ…。

だから、一晩くらいは嫌なことを忘れさせてやりたくて…。

綿流しのお祭り、沙都子を連れて行ってくれないか?

「悟史君は連れて行ってあげないの…?」

僕は…その……ちょっと用事があって……

デジャブですね。

祟殺し編の、圭一の電話。

魅音は信じないよね、オヤシロ様の祟りなんて。

村を捨てて逃げようとした僕を、まだオヤシロ様は許してくれないんだ…

魅音、沙都子のこと、頼んだよ

圭一と同じですね。

沙都子のために、叔母殺しを決意した悟史。

綿流しのお祭り当日、金属バットを持ち、意を決した表情で、殺害予定場所に向かう悟史。

お祭りが催されている古手神社。

沙都子は沈んだ表情です。

「沙都子、沙都子の辛いのが、今日でおしまいになるのです」

「くだらない気休めはよしてくださいまし!」

「もう、決まっていることなのです」

暇潰し編で明らかになりましたが、この先何が起こるか知っている梨花ちゃん。

沙都子の叔母が今日、悟史によって殺されることも、もちろん。

ごみ捨て場、おそらくダム工事現場の跡地。

レナにとっての「宝の山」ですね。

ここに「まだ使えそうな箪笥がある」と叔母を呼び出した悟史。

現れた叔母を、金属バットで撲殺します。

翌日、興宮のおもちゃ屋の前で、佇む悟史。

悟史が見ていたのは、大きなクマのぬいぐるみ。

沙都子の誕生日にプレゼントしようと、バイトをして買おうとしているぬいぐるみ。

売れてしまわないか心配で、たまに見に来ている、と。

その様子を見ていた魅音(の格好をした詩音)、店の中に入り、予約を取り付けます。

「ほしいと思ったら、普通はこうするんです」

2人の前に現れたのは大石刑事。

叔母殺しの件で、悟史に話が聞きたい、と。

叔母殺しの犯人である悟史には、もちろんアリバイなどありません。

「悟史君はその日、興宮のファミレスにいました。

エンゼルモートってお店です。」

「その日あなたは、綿流しのお祭りで目撃されてるんですよ、園崎魅音さん?」

「魅音じゃありません。わたし、魅音の妹・詩音です」

警察に連行される2人。

「何を聞かれても、私と一緒にいたと言い張ってください」

驚きはしたものの、「たまに教室の魅音と話が合わなかったから…違和感はあったんだ。これで納得がいったよ」という悟史。

警察署から出た詩音を待っていたのは、園崎本家の人間。

そのまま、園崎本家に連れていかれます。

学園からの脱走がバレた際、当主・お魎は「すぐに自分の前に連れてこい」と言っていましたので。

相対したのは詩音の姉の魅音ではなく、「次期当主」としての園崎魅音。

連れていかれた先は、本家の敷地内にある「地下祭具殿」

ダホマ!!

このお魎の一喝は有名ですね。

おそらく「ド阿呆が」→「ダホが」→「ダホマ」と変化していったものと思いますが。

ニコニコ動画で「ダホマ」にまつわる動画も、一時期たくさん作られてました。

詩音も反論。

「北条家の人間だからと、いつまでそんなことを言ってるんですか?親のやったことに子供は関係ない。私は北条悟史君が大好きです!」

「もう結構です、詩音」

詩音の反論を魅音が止めます。

葛西と義郎おじさん、詩音が学園を抜け出した後、世話になった2人が捕らわれていることを知らされる詩音。

「詩音が当主に謝罪し、ケジメをつければ、2人は助かるかもしれません。」

言ってることは詩音のが正論。

ただ、雛見沢において、園崎家において、正論は特に意味を持たないようです。

「ごめんなさい……ごめんなさい、当主様!私が間違ってました!!だから…だから2人を助けてください!お願いします!!」

必死に謝罪する詩音。

そして…「ケジメ」をつけるため、持ち出された道具。

「爪を剥ぐ」ための道具。

手指を固定し、爪に金具をひっかけ、ペンチの柄のような部分を叩くことで、金具が上にあがり、爪が剥がれる、という道具。

えげつないですね…。

生爪剥がされるとか、確かにそういう拷問があると聞いたことありますが、この道具の場合、自分で柄の部分を叩くわけです。

これで爪を3枚剥がしたら、詩音は許されることに。

葛西、義郎おじさん、そして悟史。

3人を助けてもらえるなら…。

恐る恐る爪をセットし、1枚目の爪を剥がす詩音。

激痛に耐えながら、「こんなの、どってことない」と自分を奮い立たせ、2枚目をセット。

爪の固定が甘かったのか、柄を叩く力がわずかに弱かったのか、爪は中途半端にしか剥がれません。

「ねぇ、魅音!?これ本当に痛いの!もうダメ!無理!許して!!」

「詩音、もう少しだから頑張って」

次期当主でない、詩音の姉の魅音に近い魅音が、何とかけじめをつけさせようと励まします。

が、詩音はパニック状態。

暴れ始めます。

園崎の、おそらく反社的な組織の、若い連中が詩音の身体を抑えます。

袋をかぶせられ、視界を奪われる詩音。

詩音が自分で爪を剥ぐのは無理、と判断した魅音が指示したようです。

強制的に爪を剥がされる詩音…。

袋かぶせられるとか、競走馬みたいですね。

ゲート入り前に、興奮してゲートに入るのを嫌がる馬にやりますよね、そういうの。

葛西、義郎おじさんは無事解放され、詩音も元の生活に戻りました。

園崎家からは、「もう北条悟史のことは忘れろ」と忠告され…。

ケジメをつけ、許しを得たものの、働かないと生活できない。

久しぶりに街に出た詩音は、例のおもちゃ屋のぬいぐるみが無くなっていることに気付きます。

そんなおもちゃ屋のショーケースを見ていると、監督と大石刑事に出会います。

「大変でしたねぇ、可能さえしなければ大丈夫ですよ」

どうやら、大石刑事は何が起こったか、知っているようです。

詩音は再び警察に。悟史のアリバイが聞きたい、と。

「それは前にも言った通り、興宮のファミレスで…」

「違うんですよ。私が聞きたいのは、北条悟史君の『昨日の』アリバイなんです」

「え……?」

「北条悟史さんは昨日の夕方以降、失踪されました」

あまりのショックに、目の前にいる大石が何か話しているであろうことは、かろうじて分かる程度の詩音。

警察は悟史が叔母であろうと、捜査していること。

悟史は例のぬいぐるみを買えなかったであろうこと。

しかし、帰宅した詩音が知ったのは、叔母殺しの犯人として捕まったのは、悟史とは別の人間だということ。

「オヤシロ様の祟り」を模倣しようとした「異常者」の犯行。

叔母を殺したのは間違いなく悟史で、警察も完全にその線で捜査していたはず…。

けれど、別に犯人が見つかった。

そして悟史はいなくなった。

詩音の爪のうちの1枚は、悟史のためのケジメだったのに…。

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