「死役所」あらすじ紹介 第71条 「普通の恋人①」[前半]

 

【この記事には「死役所 第71条 『普通の恋人①』のネタバレを含みます】

死役所を訪れたのは男性。

どこに行けばいいのかわからない、と。

亡くなったことにさほど驚いてはいないようですが…。

ただ、どうやって亡くなったかは覚えていない。

歩いてて、何かが頭にぶつかったような…。

覚えていることはそれだけ。

「人為災害死課」或いは「生活事故死課」で調べてもらうよう、シ村さんが案内します。

最初は「人為災害死課」。

担当は岩シ水君です。

大人しい顔して(実際性格も大人しいのですが)ネカフェに放火して10人を殺した岩シ水君。

亡くなった男性の名前は「駒形真名人(こまがた まなと)」さん。

年齢は27歳です。

死役所 ©新潮社/あずみきし

岩シ水君曰く「意外と若いんですね」。

この子は本当、悪気はないんでしょうが、空気の読めない発言する子です。

第9巻でも、電車に飛び込んで亡くなった上田さんに、強烈な一言を浴びせています。



まぁ駒形さんの場合、30代半ばくらいに見えますが…。

ただ、「意外と若い」はない。

普通にショックです。

さすが馬鹿シ水(一度ニシ川さんにそう呼ばれました)。

人為災害死課では該当するデータがなく、生活事故死課で調べてもらうことに。

担当はハヤシくん。

しかしここでも該当データがありません。

頭に何かがぶつかり、意識を失ったような気がする、と話す駒形さん。

眠っているときに亡くなった方などは、就寝から数時間経って亡くなった場合、記憶を探ることによって何が起きたか思い出すことがある。

駒形さんも気を失っている間のことを思い出すかもしれないから、話を聞きます、というシ村&ハヤシペア。

2人の距離の近さにたじろぎ、「1人で思い出してきます!」と走り出す駒形さん。

通りがかったのはニシ川さん。

TVドラマでは、松本まりかさんがものすごい再現度でニシ川さんを演じられていました。

私が死んだらぜひ、ニシ川さんに手続してほしいです!

ただ、そうすると「自殺課」のお世話に…それは嫌だなぁ…。

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「今日も『自殺課』は賑わっていらっしゃいますか?」

不謹慎なことを平然と言ってのけるシ村さん。

「やっぱいじめ自殺の子供とか多いんすか?」

ハヤシくんが続きます。

「割合で言うと中年男性が多いかなー」

あと 意外に多いとこだと--

以降の会話は描写されてません。

ということは、ニシ川さんのセリフに続く言葉が、駒形さんの死因に関係あるんでしょうね。

そのころ、1人で死んだときのことを思い出そうと、死役所をうろつく駒形さん。

目に入ったのは「自殺課」の看板。

「ここにきてた可能性もあるんだよな…」

場面は過去へ遡り、駒形さんが高校生の頃…。

自室で、柱に打ち込んだ釘にベルトを巻き、首つり自殺を試みる高校生の駒形さん。

釘一本では駒形さんの体重を支え切れず、自殺は未遂に終わります。

「才へ 自殺に失敗しました」

こんな書き出しで、手紙を書く駒形さん。

相手の「才」が誰なのかは分かりません。

自殺未遂の翌日、友達と別の高校の女生徒とコンパの話で盛り上がり、実際にコンパに行って楽しかったことなどが、手紙に書かれています…。

死役所 ©新潮社/あずみきし

今までは3~4巻に登場したミチルちゃんのように、病死(急性アルコール中毒)なのに他殺だ!と言い張った子はいましたが、「死因が分からない」という方は初めてでは…?

死因が分からないばかりか、高校生時代の駒形さんは、自殺未遂の翌日にコンパの話など…なかなか不安定だったようで。

自殺の原因など、後半を読んでいけば分かるでしょうか。

続きは明日!

乞うご期待!…というほどではないです。

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