「ぼくらの」あらすじ紹介【ネタバレを含みます】(05.ワク)


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ワク編

改めて、1巻表紙の一番手前(右端)が「ワク」です。

【本記事には「ぼくらの」のネタバレを含みます】

ココペリの戦闘による流れ弾で家が何件か破壊されましたが、

幸い死傷者はありませんでした。

唯一、ロボットの戦闘に巻き込まれて墜落した、

国防軍の戦闘機のパイロットは死亡…。

興奮冷めやらぬ子供達は、なかなか寝付けません。

最も寝付けなかったのはワク。

モジを誘って海へ行きます。

うおおおお、おおおおお、おおおお~~!!

やってやんぜぇ~~!!

サッカーから離れ、思い悩んでいたワクにとって、

新たな目標が見つかったことによる気合いの表れなのでしょうか。

世間はロボット騒ぎ冷めやらず、自然学校の上空もひっきりなしにヘリが飛び交います。

そんな中、どこからともなく自分を呼ぶ声が聞こえたワク。

すかさずコエムシが現れます。

ココペリの戦闘の後、コエムシが言っていた子供達の

「マガジン」が装填されたようです。

再びロボットのコックピットへ転送される子供達。

ココペリの 戦闘の際には、色々な椅子が置いてあった

コックピットですが、今回は何もありません。

しばらくすると15人…正確には14人の子供達、

それぞれのイメージする椅子が現れます。

人によっては椅子でないことも。

もうすぐ弟が生まれるマキの場合、ベビーベッドが現れます。

それぞれの椅子に座り、戦闘開始を待つ子供たち。

コエムシにこのロボットの名前を聞くワク。

そんなのねーよ

「じゃあ俺たちで決めようぜ」

色々な名前が出ますが、どれもパッとしません。

おもむろにベビーベッドにマジックで文字を書くマキ。

こんなのはどう?地球を守るジアース。

本当は「the earth(ジアース)」だけど、究極っぽいから「Z earth(ジアース)

満場一致でジアースに決定します。

「こうなると制服とかも欲しいよなぁ~!」

微妙に反応するナカマ。

敵のロボットが現れます。

今度のは槍…正確には槍の柄の部分がなく、矢先の部分だけのような形。

それに足だけがついている(腕はなし)ようなロボットですね。

「ジアース発進!」

ワクの掛け声とともに、ジアースが動き出します。

相手は切っ先の部分をジアースに向け、飛んできます。

攻撃を右腕に受け、右腕を失ってしまいます。

その後も相手ロボットのペース。

レーザーは効かず、捕まえることもできない。

焦るワク。

「ワク、敵の足の間すき間がある」

モジのアドバイスをきっかけに、ワクが何か思いついたようです。

「コエムシっ!!落ちた腕の位置は!?」

オレ様に命令すんじゃねー

 言っただろ、念じれば動くって

コエムシの言う通り、コックピットにジアースの落ちた腕が映し出されます。

切っ先を向けて飛んでくる敵をかわし、反転、

落ちた腕を後ろ向きになっている敵の足の間

(いわばお尻でしょうか)に向けて蹴りこみます。

サッカー選手のワクならではの攻撃でしょう。

さぁ、反撃開始…!

やめときな

ワクの反撃をコエムシが止めます。

見事やつの急所を潰した

子供たちの戦い、初戦は苦戦しながらも見事な逆転勝利でした。

「外へ、出られる?」

コックピットの外の出してもらうと、怖いくらいに高い位置。

カンジの見立てでは500メートルはある、

とのことでしたから…500メートル弱の高さ。

しかもガラス張りでもない場所ですからね。

「うおおお、おおおおおおおぉ~~~!!」

ココペリの戦闘があった日の夜同様に、海に向かって叫ぶワク。

ロボットの出現で再び軍が戦闘機を飛ばしています。

見られる前に戻るか。

「恥ずかしいんだよ」

ウシロがワクを小突きます。

軽く「トン」と。

ワクはそのまま、500メートル近い高さから、真下の海へと落ちていきます……。

高橋一生さんの「お疲れシーモア、する?」でおなじみの「コミックシーモア」です。


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