糸凌 vs カイネ
前話の最後、李牧に向かう大女（糸凌 しりょう）を止めるべく、
糸凌のもとに向かったカイネ。
果たして間に合うのか…。
しかし、糸凌の勢いが勝ります。
このまま糸凌が李牧本陣に到達するか…！
と思いきや！
現れました。
この人が。
龐煖です。
武神です。
龐煖に勢いを止められた糸凌。
糸凌は龐煖を討とうとするも、龐煖の雄叫びに騎馬が慄き
言うことを聞きません。
合わせてカイネも糸凌軍に迫り、止むなく撤退します。
答えを持つ者
「李牧はどこだ」
龐煖の目的は李牧のようです。
龐煖の出現を読んでいたかのように、龐煖の前に現れる李牧。
摎を討った際、王騎将軍につけられた顔の傷が相当痛む様子の龐煖。
李牧に対し「”答え”をもらいに来た」という龐煖。
20年前、李牧と龐煖が初めて会った際、交わした約束。
その約束を果たす日が今日だ、と答える李牧。
20年前、李牧が龐煖にした約束は、自分が
「龐煖の求める答えに導く」
ということ。
龐煖の求める「答え」を持つ者。
龐煖も気が付いているはず。
信です。
その信が率いる秦右軍。
慶舎の臣下・金毛軍に苦戦しています。
右軍が王翦の中央軍とともに、李牧軍を挟撃しなければ
ならないのに、足止めを食らった格好です。
このままでは秦右軍が中央に届かない…。
馬南慈に対していた亜光軍から、亜花錦（あかきん）が
その半数を率い、飛信隊の援護に回ります。
朱海平原の戦いも大詰め…なのか？？
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