徐林を討たれた徐林の兄・徐肖の声に集まる趙峩龍の精鋭たち。
囲まれる飛信隊。
その包囲の輪は、徐々に小さくなっていきます。
羌瘣隊、那貴一家が飛信隊を包囲から脱出させるべく、包囲の輪に入ってきます。
しかし、信が深手を負っているため、脱出は厳しいと判断。
羌瘣は「目的」を変更します。
今自分たちを包囲しているのは、趙峩龍の精鋭兵。
敵の主力部隊です。
それらを斬りまくり、趙峩龍軍の主力を消す、と。
羌瘣らしからぬ、後先考えない戦い方。呼吸が切れたらそこで終わることを覚悟したような、無謀とも言える単騎突撃。
見事に敵を撹乱するも、やはり羌瘣の呼吸・体力は切れかかり、停止寸前……。
羌瘣は冷静なように見えて、時に信以上に無茶をしますよね。
そういう時は、決まって仲間を守るためなんですが……。
男前です。羌瘣。美女ですが男前です。
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