「死役所」あらすじ紹介 第66条 「知らない人達②」[前半]

「死役所」第14巻掲載予定


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【本記事には「死役所」第66条のネタバレを含んでおります】

相変わらず炎上は収束せず、落ち込み続けるホウタ。

公園で打合せする「ヘンジンカタギ」の2人。

ノノコから「顔が死んでるで。ネタも結構死んでる」

スマホで自分たちの情報を検索するうち、隠し撮りされたホウタの写真を見つけるノノコ。

奥さんと子供の顔は隠されているものの、奥さんに子供を抱っこさせていることで、更に叩かれるホウタ。

撮影場所が自宅の目の前ということで、住所まで晒されているのでは?と恐れるホウタ。

ノノコが調べたところ、住所は流出されておらず「良かったな」と。

この一言にキレるホウタ。

「ようないわ!こんなん時間の問題や!」

「でも…どうしようも出来へんし…」

「……俺がどうなってもお前には関係ないもんな、ピンで頑張ったらええし!今のお前は『可哀想な相方』やもんな!もうええ 解散や解散!」

一人でキレ、その場を去るホウタ。

帰りの電車で、奥さんからのLINE。

「ネタいい感じになった?ノノコさんによろしく」

自分の考えたネタのままだとダメだと、ノノコと練らないといいネタにならないということか?とイラつくホウタ。

心が荒んでますね……。

それでもノノコに当たったような八つ当たりはせず、「早目に終わったからこれから帰るな~」と返信。

返しで送られてきた子供の写真に、しばし癒されるホウタ。

劇場での漫才仕事。

客席の視線にたじろぐホウタ。

「炎上」していることで、皆の視線が厳しく感じられます。

すかさずノノコ「お前 何かあったんか?」

炎上してますからね、敢えてそこ突っ込むかと。そりゃ笑いますわ。

「ところで高齢出産の話やけど~」

さらに踏み込みます(笑)

炎上自虐ネタですね。

ホウタ本人はどう返したらいいか分からず、ノノコに「お前今日ポンコツやな」とか言われてますが。

本人が自虐にするんじゃなくて、相方が自虐にするんで、嫌な感じもせず笑いが取れてますね。

「しばらくはこうやって、目の前のお客さん笑かしていこうや」

ノノコ、高齢出産で若干不細工ですが、性格美人ですね。

仕事が終わり、マンションに着いたホウタ。

「周りの目」を気にして、非常階段から帰ります…。

さて、この回も誰も亡くなりませんでしたが…。

どなたか亡くならないと、「死役所」にならないのですが…。

この話にもあったように、何か問題を起こすと盗撮されたり自宅住所をネット上に晒されたりと、叩いている方が「私刑」を与えることが多いですからね。

それも立派な犯罪なのですが…。

そういうことが簡単にできてしまう環境が、整ってますからね、このご時世。

前の記事:第65条 知らない人達① [後半]
次の記事:第66条 知らない人達② [後半]

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