相手の通信傍受を逆手に取り、サンダース付属高校の戦車を1輌撃破することに成功した大洗女子。
再び偽の無線情報でサンダース付属をかく乱する大洗女子。
偵察に出たアヒルさんチームがサンダースのフラッグ車に見つかり、追いかけられますが、大洗女子は残り全車輌でこれを待ち伏せ、全5輌でサンダースフラッグ車を追います。
フラッグ車を撃破すれば勝利。
目の前の1輌を撃破すれば、大洗女子の勝利です。
サンダースフラッグ車のアリサは、隊長ケイに助けを求めます。
偵察に来て、身バレして追われた優花里を心配してくれた、いい隊長です。
「何でそんなことになってんの??」
「それが……通信傍受が逆手に取られたのかと……」
「バッカもーーーん!!!!」
どうやら、通信傍受はアリサの独断だったらしく、フェアプレーを身上とするケイにひどく叱られます。
フラッグ車を助けに向かうケイですが、無線傍受しておきながら全車輌で向かうのも……と悩みます。
本当良い子ですね、ケイ。
悩んだ結果、「相手と同じ車輌数で」と、追われているフラッグ車を含め、自分たちも5輌で戦うことにしたケイ。
サンダースフラッグ車を追いながらも、後ろからはサンダースの援軍が。
挟み撃ちの恰好になり、大洗女子は劣勢に。
サンダースの援軍には、17ポンド砲を積んだシャーマン・ファイアフライもいます。
1発喰らえば終わり、という破壊力です。
ファイアフライの砲手、サンダースのもう一人の副隊長・ナオミが、アヒルさんチーム、ウサギさんチームを次々撃破します。
残りはあんこう・カバさん、そしてフラッグ車のカメさんチームの3輌になってしまいました。
全員の士気が落ちる中、みほが檄を飛ばします。
「当てさえすれば勝つんです!諦めたら負けなんです!!」
一発でサンダースフラッグ車を仕留めるため、上から狙いに行くことを提案する華。
稜線射撃は敵の標的になりやすいため危険だが、それに賭けよう、と応えるみほ。
あんこうはサンダースフラッグ車を狙い、そのあんこうをファイアフライが狙い……。
各々の射撃、命中はほぼ同時。
そしていずれも白旗判定……。
しかし、フラッグ車を撃破したため、大洗女子学園の勝利!
(大洗女子のフラッグ車はカメさんチーム)
試合後のあいさつ、みほに4輌しか援護に来なかった理由を聞かれたケイは、これは戦争じゃなく戦車道だ、と。
「道を外れたら戦車が泣くでしょ?盗み聞きなんてつまんないことして悪かったわね。」
やっぱりいい子です。ケイ。
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サンダース大付属の隊長・副隊長
左から
ナオミ:副隊長の一人。口数は少ないが、優秀な砲手でシャーマンファイアフライの17ポンド砲で大洗女子の戦車3台を撃破。
ケイ:隊長。明るく、おおらかで、フェアプレー精神の持ち主。しかし、ケイの行う「反省会」は非常に厳しいらしい…。
アリサ:大洗の通信傍受を行った張本人。罰として「反省会」が行われる…。
公式戦初陣を最高の形で締め括った大洗女子。
その時、麻子の携帯に知らない番号から電話が…。
祖母が倒れて病院に運ばれた、と。
普段は人一倍冷静な麻子が取り乱します。
早く駆け付けたいのに、その手段がない…。
「私たちの乗ってきたヘリを使って!」
黒森峯女学園の隊長・西住まほでした。
副隊長の逸見エリカは「こんな子たちにわたしたちのヘリを使わせるなんて」と反対しますが、「これも戦車道よ」という一言で説き伏せます。
麻子と、付き添いの沙織を乗せて飛ぶヘリ……。
最高のスタートを切ったはずが、最後に思わぬアクシデント。
それにしても、今回も生徒会(カメさんチーム)の桃ちゃんはポンコツでした。
試合終盤、大洗女子は残り3台になり士気が下がったとき、みほが檄を飛ばして皆は再び気持ちを奮い立たせますが、桃ちゃんだけは「もう駄目だよ柚子ちゃ~~~ん!!!」と泣き出します。
頑張れ、桃ちゃん。
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