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【この記事では死役所 第114条 「ポルカ②」のあらすじをご紹介します】
第114条 ポルカ②
車いすの女性、安場新穂さんのお話。
「周りに迷惑をかけたくない」けれども、車いすの自分にできることが限られている…。
そんなジレンマを感じる新穂さんが知ったのは「介助犬」の存在。
「犬に仕事をさせるなんて」と最初は戸惑っていたものの、介助犬オーナーになることを決めた新穂さん。
介助犬「ポルカ」との、新しい人生のスタートです。
旅
「思い立ったら即行動」の新穂さん。
ポルカとの2人旅は「数十回」をこなします。
しかし今回はTVの取材(N●K)。
旅行中も新穂さんの大きな手助けになってくれるポルカを、車いす友達の「桂ちゃん」にこれでもかと自慢(惚気?)し、満足した新穂さん。
次の「2人旅」の候補地を探し始めます。
異変
候補地を探しながら
「栃木か宮崎…」
独り言を話しながら、ゴホゴホと咳き込む新穂さん。
「ゴホッ」
ポルカが異変に気付きます。
新穂さんに近寄ると、血が滴り落ちてきました…。
SOS
スマホが欲しいのかと察し、ポルカは新穂さんに差し出しますが、その手はピクリとも動きません。
ただ事ではない。
一目散に玄関に駆け出すポルカ。
器用にドアを開け、マンションの隣人の部屋の前で何度も吠えます。
「あれ、ポルカちゃん。どうしたの?安場さんは…」
戸惑う隣人を新穂さんの部屋に押していくポルカ。
肝硬変
隣人が新穂さんの部屋に入ると、新穂さんはテーブルに突っ伏していました。
おびただしい量の吐血と共に…。
救急搬送され、そのまま入院となった新穂さん。
意識の戻らない新穂さんに、父親が付き添います。
そこへ、車いす友達の「桂ちゃん」が見舞いに。
「も~、呑気に寝ちゃって。心配したぞ~」
普段通りの明るい桂ちゃんを、新穂さんの父が連れ出します。
ロビーに移動し、新穂さんの病気について説明する父。
スマホの画面には「肝硬変」の文字が。
「えっと…これから治療していく感じですか?」
「出来る限りは……」
そのまま涙が堪えられない父。
どうやら末期。助かる見込みはなさそうです…。
盲導犬
車いす生活になる前は、百貨店に勤めていた新穂さん。
客が「店の中を犬が歩いてる!」とブチ切れ、盲導犬だと説明した話を立ち聞きます。
帰宅時にスクーターに乗りながら、
「せっかく生まれたのに働かされて、自由を奪われて、犬には犬らしく生きてほしいなぁ」
盲導犬に対して思いを巡らせていると、交差点でワンボックスカーと衝突。
一命は取り留めたものの、車いす生活に。
もうやめたい
身体の自由が利かず、両親の世話になる日々。
「申し訳ない。恥ずかしい…」
缶ビールを自分で開けることすらできず、絶望します。
リハビリを受けながらも
「こんなことしたって販売員に戻れないだろうし…もうやめたい、終わりにしたい…」
新穂さんの心はギリギリです。
めんどくさい
「あれー、新人さん?」
新穂さんに声をかけたのは「桂ちゃん」でした。
「リハビリめんどくさい」
新穂さんが言いたくても言えない言葉を、平気で口にする桂ちゃん。
「桂ちゃん、看護師さんに摘便された?」
「されたされた~」
「あんなことさせるの申し訳ないし、恥ずかしいし嫌だよね」
「えっ、わたしは〇意しか湧かなかったけど」
新穂さんが言えない、聞けないことにも平気で答えてくれる桂ちゃん。
彼女の存在に救われ、少しづつ前向きになる新穂さん。
グッドガール
以前の勤め先から「事務員として」誘われ、
一人暮らしを始め、
色々な便利道具を桂ちゃんに教わり、
「じゃあ介助犬でも申請したら?」
その一言で、ポルカと出会うことができた新穂さん。
「ポルカ…アップ」
泣きながら、ポルカを呼び寄せる新穂さん。
「入院もポルカと一緒なんて…介助犬ユーザーで良かった…ポルカ、グッドガール…ポルカ、グッドガール…」
わんわん
死役所。
ポルカをおいて死んだことを悔やむ新穂さん。
「あっ、わんわん」
ハヤシくんが連れてきた子供が、新穂さんを指して言いました。
マントをつけた犬が見えたと。
シラ神さんが
「ご主人が大好きで、最期に心だけ会いに来たのではないでしょうか…」
「そうなの?ポルカ…ポルカもそう思ってくれてたの…?」
涙にむせぶ新穂さん。
現世では、例の番組が放送されていました。
新穂さんとポルカの「2人旅」
「障害は不便で不自由だけど、ポルカと出会えたことはラッキーです」
満面の笑みでポルカと画面に納まる新穂さん。
その逝去を悼むテロップとともに…。
感想
介助犬と盲導犬の違いも知らなかったわたしにとっても、考えさせられるお話でした。
犬猫は愛玩動物という意識が根強いので、自分の身の回りの世話をしてくれる犬、っていうのはいまだに想像つきません。
ただ、そんな犬が傍にいたら、家族と同じくらいの絆が生まれるだろうことは、容易に想像できます。
新穂さんにはポルカと再会できることを心待ちにしながら、天国でのんびり過ごしてほしいものです。
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