信の剣から降り際、信に斬りつける羌瘣。
実力は一枚も二枚も、羌瘣の方が上のようです。
何度も斬りつけられ、それでも立ち続ける信に、羌瘣はなぜそこまでして国王を護るのか、問います。
「戦友(仲間)だからだよ
共に汗と血を撒き散らしながら戦ったなぁ」
理解できないと答える羌瘣ですが、魏軍との蛇甘平原での戦いで、同じ伍の尾平が倒れ、敵に囲まれたとき、助けたのは羌瘣でした。
副将・宮元の丘を登った際、殿で仲間を護ったのも羌瘣でした。
「仲間を守るために敵の矢面に立つ
それだけのこったろ?
お前もやったようになァ」
散々斬りつけても倒れない信。
止めを刺せない羌瘣。
その様子を見て、刺客「朱凶」の族長「燕呈(えんてい)」は違和感を感じます。
「蚩尤(しゆう)」の名を継承するのは、蚩尤の血族の中でただ一人。最強であることを証明した者のみ。親兄弟の絆さえ捨て去り、殺し合い、最後の1人のみが「蚩尤」になる。
その蚩尤が、歩兵仲間と言うだけで相手を殺せずにいることに対する違和感を。
その時、別の刺客集団13名が現れます。
「号馬」という集団に対し、信と羌瘣は一旦休戦し、共闘します。
しかし、羌瘣の方は、疲労により呼吸が乱れているため、「30秒で可能な限り呼吸を戻す」から、30秒時間を稼げ、と信に言います。
「60秒やってやるぜ」
号馬達に斬りつけられながらも、羌瘣を信じ、100秒以上の時間を稼いだ信。
「羌瘣の策に間違いはねぇ
覚悟しといた方がいーぞ てめーら」
「十分だ…」
目を閉じ、「トーン タンタン トーン タンタン」自分でリズムを刻み、舞を始める羌瘣…。
「舞い--!!?」
そう思った瞬間、6人の首が飛んでいました。
刹那に四方に飛び、距離を置く号馬の刺客。
何が起こったのか分からない。
が、確かに仲間の首が落ちている。
戦慄する号馬達。
号馬の首領は舞いの前、信が時間を稼いで、羌瘣は休んでいたことを思い出し、羌瘣の体力には限界があると推測し、距離を取って待ちに出ます。
個々を追い、更に3人を斬った羌瘣ですが、そこで力尽き、倒れます。
残る刺客は朱凶1人、号馬3人。
羌瘣は倒れたまま、信は羌瘣のための時間稼ぎで体力を使い果たし、立っているのがやっとの状態。
もはやこれまで…と思った瞬間、号馬の首領に刺さる槍。
「何者かァァ」
「だまれ下郎がァァ!!」
号馬の首領を、左右真っ二つに斬り捨てたのは昌文君。
壁と兵も突入。
残った刺客は捕らえられます。羌瘣も一緒に…。

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