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「死役所」あらすじ紹介 第74条 「白神靜佳②」[前半]

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【この記事には「死役所 第74条 『白神靜佳②』のネタバレを含みます】

死役所。

セクハラ絡みで、ひと悶着あったようです。

加害者は竹シタさん。

被害者はシラ神さん。

どうやらお尻を触られたようです。

加害者の竹シタさんを、ニシ川さんが「バインダーで思い切りぶっ叩いた」ようですが…。

死役所を訪れる「死者」が痛みを感じないように、死役所職員も痛みを感じないようです。

「口惜しい」と悔しがるニシ川さんに対し、シラ神は

「…私は大丈夫です。

ご心配をかけして…ごめんなさい…」

深々と頭を垂れます。

「ホント自己否定感強いですよね

昔からあんなだったんですかね」

「いえ、明るい性格だったようですよ」

「じゃあやっぱり、人を殺した罪悪感でああなったんだ」

「そうかもしれませんねぇ。

きっかけ1つで人は変わるものですから」

「シ村さんて職員の内情に詳しいですよね?

もしかして全員分の人生史読んでるんですか?」

「いえいえ」

『冤罪の癖に職員になって、総合案内を希望して

他の職員の内情調べて、毎日ウロウロ……暇人?』

ひどい思われ様ですね。

死役所 ©新潮社/あずみきし

ただ、もしかするとこのあたりにも、ヒントがあるかもしれませんね。

「総合案内を希望した」ことに理由があるとしたら、死役所を訪れた人に、最初に接触する可能性が高い。

誰よりも先に、亡くなった「ある人」に会いたい…。

やっぱり奥さんの「幸子さん」ですよね?

職員の内情は……以前ご紹介した「松シゲさん」のように、「加護の会」関係者がいないか、探しているんでしょうか…?

さて、本編はシラ神さんの生前のお話に戻ります。

中学の同級生、「徹也くん」との結婚です。

屋外、神前で行われる結婚式。

シラ神さんを厳しくしつけるお祖母さんも、もちろん出席しています。

※前回同様、登場人物のセリフが方言を忠実に再現されてますので、ここでは読みやすいように、標準語に訳してお届けします。

「もうすぐだ……もうすぐ祝言が終わる……

神様は分かってくれたんだ。神様の子を産んでいいんだ…。

私たちの土地の神様よ…この新しい夫婦のもとに、夫のもとに宿ってください…」

そう願っているときでした。

突然大きな地震が。

死役所 ©新潮社/あずみきし

けが人などの被害が出るような大きなものではありませんが、参列者からは「晴れの日に縁起の悪い…」と言う声も聞こえます。

悔しいような、焦りを隠せないような、シラ神のお祖母さん。

結婚式も終わり、無事に白神家に入った徹也くん。

改めてお祖父さん、お祖母さんとお母さんに挨拶します。

「お前は体つきがいいから、頼りになりそうだなぁ。

辰男はヒョロヒョロで不器用だったからなぁ~」

お祖母さん、お母さんに睨まれるお祖父さん。

辰男=シラ神さんのお父さん、なのでしょう。

亡くなったお父さんの話は、白神家ではタブーに近いのでしょうか…?

慌てて話題を変えるお祖父さん。

「お前たち、子供作るんだろ?

男の子が生まれたら、男3人、女3人で数もちょうどだなぁ。

でも女の子も可愛いしなぁ。」

その話を遮るお祖母さん。

「お前たち、子供を作っては駄目だ。」

「神様の子…産まないの?どうして?」

「靜佳にはその器がないからだ」

「私、お努め頑張ったよ?」

「あれくらいで頑張ったとか、よく言えるね!

子どもなんか作ったら、私が殺してやる!分かったね!!」

「はい…」

死役所 ©新潮社/あずみきし

続きは明日…。

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