ひぐらしのなく頃に 「目明し編」あらすじ【※ネタバレあり】その3


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ひぐらしのなく頃に 目明し編 其の参「鬼の血脈」

叔母を殺害した犯人は、悟史のはずなのに…。

叔母殺しの容疑で警察に捕まったのは、「オヤシロ様の祟り」を模倣した異常者…。

真実を知るため、警察に赴く詩音。

しかし、大石から聞かされたのは、「その犯人、もう死んじゃってるんですよ。県警の留置場で、自殺か錯乱なのか、そのあたりははっきりしないんですがね…。」

「私は悟史君が犯人の一点張りでしたからね…。雛見沢では、悟史君の失踪は『鬼隠しだ』なんて言われてるそうじゃないですか」

叔母殺し、異常者の逮捕、悟史の失踪。

一連の出来事に納得がいかない詩音は、独自に「オヤシロ様の祟り」について調べ始めます。

図書館にいた詩音に、声をかけてきたのは入江診療所の看護婦(昭和58年当時は、まだ「看護師」ではありませんでした)の鷹野さん。

以前から雛見沢の伝承について調べている、という鷹野さん。

オヤシロ様の祟りについても、独自の見解を持っているようです。

毎年起こる事件は、それぞれ個別の事件に思われているけれど、確実に一つの意思に基づいて行われている。

1人が祟りで殺され、1人が行方不明になる。

祟りで殺された人数分、生贄も必要なのだ、と。

雛見沢の歴史は、人食い鬼の歴史。

雛見沢村は、明治以前鬼が淵村と呼ばれ、昔から鬼が住まう土地とされてきた。

鬼と人間が交わり、半人半鬼の仙人となった鬼が、たまに村に降りてきて、人を攫って食った。

犠牲者を拘束台に縛り付け、魚をおろすようにはらわたを引きずり出し、川に流した。

それが「わた流し」。

「綿流しのお祭り」の語源。

鷹野さんの研究ノートを預かり、自宅(興宮でアパート暮らし)に戻った詩音。

そこに、魅音が訪ねてきます。

静かでいいとこだね。

園崎家、地下祭具殿で相対した際の「園崎家次期当主・園崎魅音」とは違う、いつもの魅音です。

当たり障りのない会話が続いた後、「爪はどう?」と聞く魅音。

「ごめんね、詩音のこと、守ってあげられなくて…」

それは次期当主としての役割だから、仕方ない、と詩音は魅音を責めません。

「私は、詩音が悟史のことを好きなのを知ってた。

ばっちゃも、あれでケジメがついたと思ってる。

なのに…悟史はいなくなっちゃった…。」

悟史の名前が出て、詩音が激昂します。

「嘘だ嘘だ嘘だ!!!お前たち園崎家が悟史君を『鬼隠し』したんだ!!!」

魅音を押し倒して馬乗りになり、首を絞めつける詩音。

「詩音…信じて…悟史のことは何も知らないの…ばっちゃも知らないんだ…」

魅音の首を絞める詩音の手。

その手をどけようと握る、魅音の手。

その手には、爪の無い指が3本……。

「お姉……これ……」

「だって…魅音ばかり可哀想!!私、ばっちゃに詰め寄ったんだ!悟史と詩音のこと、そっとしておいてやってって。

そしたら、ケジメを付けたら許そう、ってことになった。

そして詩音はケジメをつけた。

だからもう、詩音は普通にしてていいんだって。

悟史と仲良くしてていいんだって。

なのに……なのに悟史がいなくなっちゃって……」

号泣する魅音。

「ごめんね、魅音。苦しかった?」

「詩音はもっと苦しかった」

詩音は魅音を信じ、自らの気持ちに蓋をすることに決めました…。

1年後、再び興宮での買い物中、バイクを倒してしまう詩音。

そして輩に絡まれ…デジャブ?

助けに現れたのは…悟史?いえ、圭一でした。

「大丈夫か?魅音」

あの時と同じように、頭を撫でられる詩音…。

姉の魅音から、話によく聞いていた圭一。

「お姉は圭ちゃんのこと気に入ってるんですね~」

「でも圭ちゃん…その人形をレナにあげちゃったんだ!

魅音にこういう可愛いのは似合わないだろ!って…」

綿流し編の其の壱「嫉妬」にありましたね。

興宮のおもちゃ屋でゲーム大会をした際に、圭一が店のおじさんからもらった人形を、レナにあげたこと。

最終的に「魅音の中の鬼」が目を醒ました原因になったのですが…。

「もう一度やり直したい!今度はちゃんと女の子だと思ってもらえるように、やり直したい!」

男勝りでみんなのリーダー、魅音ちゃんですが、やはり女の子なんですね…。

魅音の話を聞きながら、「羨ましい、好きな人が近くにいて。私の好きな人は…もう、いない…」

悟史がいなくなって1年、その所在はいまだ不明でした。

その年の綿流しのお祭り当日。

話の流れで、再び圭一に頭を撫でられた詩音は、赤面し「じゃあまたね、お姉!」と走り去ってしまいます。

悟史がいなくなって1年。

悟史同様に自分を助けてくれた圭一に惹かれても、無理はないでしょう。

『ごめんね悟史君。

あんなの、全然嬉しくなんてなかった

だって、悟史君みたいに優しくない

悟史君と、全然違う

悟史君…』

圭一に惹かる思いを払拭するため、悟史を思い出す詩音。

悟史を思い、泣き出します。

少し落ち着きを取り戻し、歩き出した詩音が聞いたのは…一つ余計な足音。

レナ曰く、「オヤシロ様の祟りの前触れ」でしたが…。

『悟史君、そこにいたんだ…』

詩音には、自分の傍にいる悟史の足音に聞こえたようです。

お祭りの最中、鷹野さんと富竹さんに会った詩音。

梨花ちゃんの奉納演舞が始まるタイミングで、古手神社の祭具殿に入るつもりだと聞きます。

詩音が自分と同じく、雛見沢の歴史を調べていると思っている鷹野さん。

「後でこっそりいらっしゃい」

と誘います。

『祭具殿に入れば、悟史君のことが何か分かるかも』

圭一を誘って祭具殿に向かいます。

祭具殿に入ると、ご神体であるオヤシロ様が祀られています。

『もしお前が悟史君を消した張本人なら、許さない』

再び聞こえる足音。

しかし、今度は子供が飛び跳ねるように、バタバタ、バタバタと聞こえます。

圭一や鷹野さんには聞こえていない様子…自分だけに聞こえている?

外から、「もうすぐ演舞が終わるみたいだよ」富竹さんが声を掛けます。

その夜、園崎本家に泊まった詩音。

夜中に目を醒まします。

明かりのついた部屋から聞こえる、魅音とお魎の会話。

断片的にしか聞こえませんが…

オヤシロ様の怒りに触れた……警察が調べている……多分鷹野さんだろう……

『祭具殿に入ったのがバレてる?』

レナの話を思い出す詩音。

『ひたひたとずっと足音がついてきて…誰かがずっとつけてくる』

じゃあ……私に聞こえていたあの足音は……?

後ろから肩を掴まれ、倒れこむ詩音。

後ろにいたのは「園崎家次期当主・園崎魅音」でした。

だんだん分かってきましたね、綿流し編が圭一目線なら、この目明し編はそれを詩音目線で描いたものになりますね。

人形の件、祭具殿の件。

2つのお話が合致するところは多いですからね。

綿流し編では最終的に、魅音が地下祭具殿の奥に、詩音を監禁し、そこに誘い込んだ圭一を殺そうとしましたが…。

目明し編では、どういう終わりを迎えるんでしょうか…。

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