ネタバレ注意「死役所」あらすじ・感想 第107条 「速く速く速く」





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【この記事では死役所 第107条 「速く速く速く」のあらすじをご紹介します】










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第107条 速く速く速く


今回は、いわゆる「配信者」が亡くなるお話。

個人が簡単に放送を配信できる世の中になりましたからね。

同時に配信に伴うトラブルも多く伝えられるように…。


ジーク


インスタのようなSNSでしょうか、自宅からライブ配信する23歳男性はイタリアン料理人(修行中)の男性・ジーク。

もちろんジークは配信者名で、完全な日本人。

爽やかな見た目と軽快なトーク、おいしそうな料理で人気を博すジーク。

女性人気もあるようで、ファンの女性をつまみ食いすることも…。


女性ファンを自宅に招こうとするも、しばらく連絡を取っていないうちに「彼氏ができた」と断られるジーク。

当てが外れたジークは「ファンです」とDMをくれた女性と会うことに。

20歳のかわいらしい女性と、さっそく会うことにするジーク。

目の前の「生ジーク」に感激する女性「イバちゃん」は、彼氏と別れたばかりで寂しいと……。


お客


イタリアンレストランで仕事中のジークさんに、「お客が会いたがっている」と。

先輩料理人の気遣いで仕事を外すことにしたジークさんがお客のもとに向かうと、そこにはいかにも「輩」な男性。

これオマエだよな?

輩が見せたスマホの写真は、裸の「イバちゃん」の自撮り。

後ろには裸で眠るジークさん……。

完全に「事後」の写真ですね。


イバちゃんと飲みに行った際、どうやらお持ち帰りしてしまった様子のジークさん。

「彼氏と別れたばかり」と言っていたイバちゃんでしたが、どうやら嘘だった模様。

輩はイバちゃんの彼氏で、ジークさんを店から連れ出します。


笑い方気持ち悪ィ


「認めたら負け」と、何とかごまかそうとするジークさん。

フェイク写真じゃないか、配信やってるとたまにそういう被害を受ける。

お金要求されたけど、貧乏だし。


会話の端々に「ンハハ」と笑いを入れるジークさんに「何笑ってんだ」と輩が殴りかかります。

逃げるジークさんに「笑い方気持ち悪ィんだよ!」と追いかける輩。

キレポイントの分からない輩から、全速力で逃げるジークさん。


何で俺が


輩から走って逃げるジークさんにも、体力の限界が。

行きついた先は駐車場。

出入口は一か所のみで、逃げ場を失ってしまいます。


輩に捕まり、ボコボコに殴られ蹴られるジークさん。

さんざん暴力を振るった輩が去った後、吐血し意識が遠のきます。

「何で俺が……」


荒療治


死役所。

階段を昇るシ村さんの隣を、走って駆け降りるジークさん。

輩から受けた暴力で亡くなってしまったようです。

死役所中を走り回るジークさん。

亡くなる直前、輩から逃げ回っていた時のようです。


他殺課のハシ本くんによれば、「つらい体験をあえてもう一度することがトラウマの克服方法の一つ」だと。

記憶のイメージを変化させたり、自分の認識を再確認することで、癒しに繋がるそうです。

ずいぶん荒療治な気もしますが…。





終わりもない


シ村さん曰く、飛び降り自〇をした人が、死役所内で再び飛び降り自〇を図ったことがあったそう。

それもジークさんと同じことかもしれない。

すべては「癒し」を求める行動なのでは。


あくまで可能性としながら、自傷行為か、心の痛みを体の痛みに置き換えているか。

色々な仮説を立てるハシ本くん。

普段は無口ですが、こういう話題には興味と知識があるようです。


いずれにせよ、〇んでしまった人たちには疲れも痛みもない。

限界がなければ、終わりも無いのかもしれない。

とどのつまり、癒されることも無い……。


もっと走れてたら


走りながら、ジークさんは自分の人生を思い返していました。

裕福でなく、幼いころから貧しい食生活を送っていたジークさん。

「うちの母さんが店に来いって」


友達に誘われて行ったのが、友達のお母さんが経営するイタリアンレストラン。

食事の美味しさは、ジークさんの夢に変わりました。

卒業文集には「イタリアンレストランの料理人になる」


高校に行く学費を出してもらえず、同年代の子供たちが高校生活を楽しむ中、いち早く社会に出たジークさん。

イタリアンレストランの料理人になる夢は諦めず、懸命に努力します。

修行中の身ではありながらも、配信を始めて人気が出てきたジークさん。

女性からのメッセージがたくさん集まり、実際に会うことも多くなっていきます。


せっかく、人生楽しくなってきたところだったのに。

悔しい、もっと走れてたら。逃げきれてたら。

悔しい。クソッ。クソッ。

走り続けるジークさん…。


尻軽女


現世では、ジークさんが亡くなる原因になった「イバちゃん」が友人と電話中。

彼氏の「たーくん」にジークさんのことがバレ、怒って出て行ったと。

友人からは「尻軽女」認定されているイバちゃん。


こんな尻軽女と関わったばかりに…。

「たーくん」に殴られている可能性を考え、同情されるジークさん。

その頃、駐車場で血を吐いて倒れるジークさんのもとに、誰かが通報したのか救急車が……。


感想


ニコニコ動画プレミアム会員だった頃、「ニコ生」サービスが開始されました。

誰が好き好んで自分の顔をネットに晒すんだろう。

当時のわたしはそんなことを思いました。


先見の明が無かったんですね。

ニコ生だけでなく、YouTubeやインスタグラムなど、様々なプラットホームで「生配信」が提供され、その中から有名人が誕生する世の中に。

有名人とはいかないまでも、数百人数千人のフォロワーを抱える方々も、ファンに支えられていることでしょう。


そんなファンとの「過ち」がきっかけで起こった、今回の悲劇。

芸能人よりもファンと配信者の距離が近いがゆえに、起こりやすい事象なのかもしれません。

ジークさんとイバちゃん、どちらを責められるものでもありませんが…。

輩(たーくん)含め「若さゆえの過ち」とは、時に恐ろしい結果を招くものですね…。




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死役所
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