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「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「234話☆石上優は下を向く」の あらすじ・感想をご紹介します。
「四宮と別れたって話は絶対しない方がいい!」
「じゃあ、私たちの関係をどう説明するの?私は御行くんから離れられないんだよ?」
会長の妹・圭が帰宅すると、兄がかぐやではない女性を連れ込んでる…しかも「別れた」って…。
かぐやに憧れる圭にとっては一大事。
一旦トイレで落ち着きを取り戻し、事情を聞くべく兄の部屋を覗いた圭が見たのは…。
メイド仕様の早坂にデレッデレの会長。
「お兄ぃが新しい女にコスプレさせて楽しんでる!!」
家族に早坂のことをどう説明しようか悩んでいた会長ですが、早坂母から会長父に連絡済み。
それを知って会長を揶揄っていた早坂。
さすがに頭に来た会長ですが、早坂の猫耳メイドの可愛さに陥落……。
第234話☆石上優は下を向く
『四宮先輩が生徒会に来なくなってから、一週間が経った』
石上のモノローグで始まった今回のお話。
かぐやが来れないのは止むを得ないが、
『なんか全員出席率悪くない!?』
石上なりに、各々の出席率の悪さを分析します。
Case1:藤原千花の場合
「あれ?石上くんだけ?」
生徒会室に入ると、石上のみ。
ならば石上と楽しくおしゃべりでも…と言ったそばから
「…って思ってたんですけど、予定思い出しました!ほなほな~~!」
「僕への興味の無さ、全力で透けてますよ。もう少し上手にできませんか?」
藤原は元々、かぐやと一緒に居たいから生徒会に入った子。
『四宮先輩のいない生徒会には、積極的に顔を出そうとしない』
というのが石上の結論。
Case2:白銀御行の場合
会長は最近、早坂と忙しそうにしている。
海外留学までの期間もあと僅か。
『準備やら何やらで生徒会に来れないのも分かる』
と言うのが石上の結論。
Case3:伊井野ミコの場合
石上にとって、これが本題です。
何で伊井野が生徒会に来ないのか。
前の二人は前座どころか、来れないなら来なくていいのです。
ミコに来て欲しいのです。
勇気を出してダンスパーティーに誘い、
一緒にダンスパーティーに参加。
『ちょっとでも好意があるなら、二人きりで話せる場には積極的に顔を出すもんなんじゃないの?』
実際、石上はそう考えて生徒会室に来ています。
しかし、ミコは来ない。
ミコが自分に好意を寄せている気がした。
それは勘違いだったのかも。
ミコの自身に対する気持ちが、マイナスからプラマイゼロに戻ったくらい。
本当は自分の思い上がりなのでは……。
実はミコのことを良く知らないのかも。
自分の知らないミコの人間関係。
風紀委員やネットの知り合い。
その中に好きな人や、あまつ彼氏がいてそれを隠しているだけ…?
Case4:石上優の場合
「あ~~……鬱ってきたなぁ~~~」
一人で悶々とする間に、ネガってきた石上。
「死にてぇ~~、もしくは人生10歳くらいからやり直してぇ~~~」
ふと、つばめ先輩を思い出す石上。
つばめ先輩にフラれて数ヶ月。
つばめ先輩のことを考える事も、そうそう無くなったきた。
フラれ方が良かったのかも。
ちゃんときっぱり、ダメなんだと思わせてくれた。
つばめ先輩もキツかったろう。
自分なら、自分が傷つくのが嫌で、言葉にせず曖昧に終わらせていた。
でもつばめ先輩は、自身も傷つきながら、石上のことを一生懸命に考えて、正面から向き合ってくれた。
「そっか、優しくされてたんだなぁ」
自分が新しい恋に向かって歩き始めた今、初めてつばめ先輩が自分に優しく、誠実にフッてくれたことに気付いた石上。
「ありがとうございます、先輩。あなたのお陰で、また恋愛したいって思えています」
一方、石上の想い人のミコは…。
Case5:伊井野ミコの場合
こばちと一緒に風紀委員室に。
生徒会室に行くと石上と二人になるから、行かないというミコ。
「良いじゃん、二人きりの方が進展あるでしょ?」
こばちがまっとうな意見で押すも
「これ見よがしに石上と二人きりになろうとして…ガツガツして意地汚く思われそうじゃない!」
考え方が合っているかは置いといて、ミコなりに考えているようです。
自分が積極的に行き過ぎたから、「チョロい女」と思われているのでは…?
「一度ちょろい女って思われたら、遊びの女としか思われなくなる……ってネットで見たもん!」
ネットの記事を鵜呑みにするミコ。
「どうせ私なんてチョロい女だし…つばめ先輩みたいな素敵な人の後に私じゃ、石上もきっと…」
ダウナーなミコに
「なに?またヘラ期?」
「なによヘラ期って…!私メンヘラじゃないんだけど!」
あははは、と笑って否定するミコ。
しかしこばちは知っていました、自分を普通だと思ってるメンヘラが、一番タチが悪いことを……。
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