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「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「230話☆かぐや様は踊りたい」の あらすじ・感想をご紹介します。
「あなた、ためされていた」
昨年のフランス校との交流会。
3日前に開催を知らされ、仲間と共に突貫で進めた準備。
交流会の最中には、ベツィーによる口撃。
それらはすべて、会長を「試していた」のだと。
フランス校生徒会長・傷舐めベツィーの言葉の真意を確かめるべく、校長に尋ねる会長。
いつもはおふざけの過ぎる校長が、珍しく真面目に答えます。
四宮かぐやを巡って大きな騒動が起こる。
その時にかぐやを守れるか。
会長にそれが出来るのかを試したのだと。
生徒会長として培ってきた信頼、尊敬、人間関係。
その全てを使ってかぐやを守ってほしい。
それが校長の願いでした……。
第230話☆かぐや様は踊りたい
フランス校とのダンスパーティーが始まるも、傷舐めベツィーに手伝いを頼まれた会長は大忙し…。
落ち着くまでは指揮現場を離れられない会長。
やくなくかぐやは、先にホールで寛ぐことに。
すったもんだの末、一緒にダンスパーティーに参加することになった石上とミコ。
が、石上は制服、ミコはドレスとお互いの衣装がチグハグ。
いつも通りキャンキャン言い合う二人を、かぐやが窘めます。
そういう話はあらかじめ合わせておく。
「連絡・相談は基本の基本!」
社会人1年目を叱る先輩社員のよう。
叱ったうえで、2人の衣装を用意していたというかぐや。
「色々厳しく言ってしまって御免なさい。でも、私たちが居なくなった後、この学園を守っていくのは貴方達なんだから。分かってくれるかしら…?」
少し寂し気なかぐやの表情が印象的です。
「一体一人で何してるの?」
会長が来ず、「壁の花」となったかぐやを、「誰が許しても私が許さない」という四条眞妃が声を掛けてきます。
「じゃあ踊る?」
眞妃さんと踊るかぐや。
四宮家令嬢と四条家令嬢が踊る。
学園と言う「聖域」の中だけで許される行為。
大勢の大人の前で仲良くしていたら「大問題」だと。
「これだけは覚えておいて」
真面目な表情でかぐやに語り掛ける眞妃さん。
この後、何が起こるかを知っているような。
「貴女が四条家に来るなら、貴女を全力で守る準備があるわ。四宮家に食い潰されない未来を用意できる」
本当こういうとこ男前。
かっこいい眞妃さん。
バッティングセンター行った回もカッコよかったですが、今回のが何倍もかっこいい。
それだけ、かぐやの身に危険が迫り、それを眞妃さんは知っているということ…。
「はい、行きます。……で済むような簡単な話じゃないんでしょう?」
当然ですね。
日本経済の心臓たる四宮家の令嬢が、敵対する四条家に行くなんて…大変なことです。
「……まぁ、それはね」
さすがにトーンダウンする眞妃さん。
「でも、ありがとう。貴女の姉妹になれるって言う空想は、そんなに悪いものじゃないわよ」
今のかぐやは何かを「覚悟」したかのように、強く、素直で、寂し気です。
「姫、一曲踊ってくれませんか?」
声を掛けてきたのは四条帝。眞妃さんの弟です。
どうやら過去に浅からぬ因縁がありそうな、かぐやと帝。
帝はかぐやと「約束」をしていた様子。
が、それを「忘れていた」と思い、かぐやは帝に冷たく当たるのか。
しかし帝は「かぐやの力になるため」に転校してきた。
そんなやり取りの最中に、やっと会長の登場。
「帝、俺の女にちょっかい出すなよ」
「頼むぜ御行。お前がどうにかできるなら、それが一番いいんだからな?」
どうやら眞妃さんも帝も、訳知り顔の様子。
財閥の子息と令嬢。
色々な情報が入ってくるのでしょう。
対する庶民の会長。
パーティーのラストでやっとかぐやと踊れます。
「こんな日々が、ずっと続けば良いのに」
翌日。
テレビのニュースは「四宮グループ」関連のニュースで持ち切り。
そのご令嬢が息子の彼女であることを知り、会長以上に社会を良く知る会長父は、真剣な顔でそれを見ます。
テロップに映し出されるのは「四宮一族の帝国崩壊の狼煙」
そして四宮かぐやは、会長たちの前から姿を消しました……。
狼煙を上げたのがかぐやなのか。
対四宮家の戦いの火ぶたを、自ら切って落としたのか…。
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