「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「214話☆藤原千花は教えたい」の ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介します。
「俺と四宮は付き合ってる」
神妙な面持ちで告白するも
「バレバレっすよ」
「私も気づいてました」
石上にもミコにもバレていた、会長とかぐやの交際。
ただひとり、藤原を除いて……。
かぐやに伝えられた時は
「あのかぐやさんが人を好きになって……好きになってもらえたんですね。おめでとう!かぐやさん!」
会長とかぐやの交際を喜んだ藤原ですが…。
「こんなの寝取られです!」
中学からの仲良し、かぐやを取られた嫉妬。
相手の会長のポンコツ加減を知っている藤原は、やはり2人の交際を認めたくない…。
「首を洗って待っててくださいね!!」
交際を認めさせるため、どんな条件を出してくるのやら…。
第214話☆藤原千花は教えたい
お馴染み「ポンコツ会長」に対する藤原書記の「特訓回」
今回で最終回…晴れて会長は藤原書記から「卒業」です……!?
「シャアアアアアアアアア!!」
「壊れてシャワーになっちゃったんですか?」
かぐやと会長の交際を認めない藤原の、会長に対する「威嚇」と、石上のツッコミ。
生徒会は通常営業です。
「校長からの預かり物」と前置きし、石上が取り出したのは
「フランス校との交流会の件みたいです」
昨年同様、バタバタの準備になるかと思いきや、今回は設営の必要がないと。
「ダンスパーティーだそうで」
「へー、ダンス」
「へー……ダンス……」
明らかにテンションが下がる藤原。
この流れは……。
「おに」
のハチマキを巻いた藤原。
いつもの「特訓回」です。
「助けてくれ、藤原…」
ダンスなんて経験あるわけもなく…結局藤原に頭を下げる会長。
先ほどまで会長を威嚇していた藤原も、「ダンスパーティー」という単語を聞いた時から
「心の準備を始めていたので、今私の心は凪のように穏やかです。軽井沢の朝みたいにさわやかです」
会長だけならまだしも、ペアになるかぐやに恥をかかせられないため
「やりますよ、やればいいんでしょう?」
穏やかでも爽やかでもなく、無表情でガチギレてます。
藤原に教えてもらっても、今までのは「一人でやれる事」
今回のダンスは「相手に合わせる必要」があり、
「到底できる気がしない」
会長もかなり弱気です。
「最初から1ミリも期待してないので大丈夫ですよ!」
言う事はきついけど、何だかんだで母性の塊、優しい藤原は会長に特訓をつけ始めます。
バレーボールの練習から始まった、二人の特訓。
校歌にラップにヨサコイに。
過去の様々な特訓を思い出しながら……ダンスの練習は続きます。
「………ほら、出来るじゃないですか」
子供に教えるように、優しく優しく、
「手に力入ってますよ」「もっと優しく」「怖がらずに」「伸び伸びと踊って」
優しい藤原の教えで、踊れるようになった会長。
「こんな日が来るとは思ってなかったですけど、会長飲み込み早いですよ」
ワルツだけでなく、タンゴのステップも覚えてみようかと提案する藤原。
「きっとこれが最後でしょうし」
大抵のことは今までの経験を流用できること。
これまで色んなことから逃げずに挑戦してきた会長には
「きっともう私の特訓は必要ないんです」
「努力は必ずしも結果に結びつくとは限らないが、無駄な努力は何一つない」
藤原の好きな言葉を会長に授け、会長の許を去る藤原。
そして気付きます。
2人の交際に反対した理由を。
「寂しかったんだ」
かぐやと会長が成長し、自分がいない世界でも楽しくやっていけるようになることが。
2人が好きだから、自分だけ仲間外れにされたみたいで。
巣立つ子供を見守る心境の藤原。
「もうかぐやさんとの付き合いにとやかく言いません!好きにしてください!」
自分から巣立つ会長に
『会長……卒業おめでとう』
なんて綺麗に締めましたが……。
この数週間後に
カナヅチ
虫嫌い
と戦うことになるなど、この時の藤原は思いもしなかったのです……。
特訓シリーズ。
まだまだ続くようです。
前の記事:第213話☆藤原千花は認めない
次の記事:第215話☆
コメント