「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「206話☆かぐやたちは語りたい」の ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介します。
第206話☆かぐやたちは語りたい
久しぶりのシリアス回……?
四条帝は「四条家 vs 四宮家」絡みの電話中。
「姫様はなんとかします」「別に手伝いは要りません」
電話の相手は親御さんなのか、四条家の権力者なのか…。
「電話中?出直した方がいいかしら?」
姉の眞妃さんに
「いんや、どーでもいい電話だから」
大人たちの争いにうんざりしている様子の帝くん……。
場面は変わって、4人のお茶会。
メンツはかぐや・早坂・四条眞妃さん・柏木さん。
話題はやはり……「四条家 vs 四宮家」の抗争について。
口火を切ったのは早坂。
この4人はなんだかんだ、幼稚園からのエスカレーター組。
人間関係のリセットが無いのが、一貫校の良いところでもあり、悪いところでもある。
ただし、そんな「箱庭」にも時折風穴が開くことがある。
「不自然な時期の、不自然な転校生とか」
帝の転校も「四条家 vs 四宮家」に絡んだものではないか、というのが早坂の見立てです。
「四宮家から離れた貴女には、関係のない事でしょ?首を突っ込まない方がいいわよ」
という眞妃さんの忠告にも、
「使用人じゃなくても、私は友達を守りたい。当たり前のことじゃないですか?」
毅然と立ち向かう早坂。
186話(単行本では196話)「早坂愛は見付けたい」で早坂のことを認め、「愛」と呼ぶ眞妃さん。
「早坂の友情に免じて」、抗争はすでに始まっていることをリークします。
会社や人材の買収など、水面下ではバチバチに殴り合っているという四条家と四宮家。
帝の転校は元々親の意向…
「というのが表向きの理由」
四条家内部も一枚岩でなく、色々な思惑が交錯する中、帝をうまくコントロールして、事を運ぼうとする人たちがいる。
そういう考えを汲みながら、「自分の考え」で転校してきた、というのが眞妃さんの見立て。
しかし、そういうことが分かっていても「子供」である自分達には真相がわからない。
柏木さんも「子供はどうせ見てる事しか出来ない……私だって本当は……」思う所があるようです。
全く話に入ってこず、沈黙を続けるかぐや。
「私達をこの場に集めたのには、何か理由があるんでしょ?本題は何?」
眞妃さんがかぐやに振ります……
かぐやの「本題」は……
「皆さんは……皆さんは、男性とセックスを…したいと思いますか?」
眞妃さん、柏木さん、早坂の時が止まります…。
シリアス展開が一変、いつものギャグ展開に。

「これから始まる戦争に向け、ズルい大人たちに一矢報いるため同盟を組む的な話じゃないの!?」
ツンデレ先輩正解です。
てっきりそういう話かと……。
「一応その話もしたいです…この話が終わった後、時間が余ったら…」
会議だと完全に優先順位が低い話ですね。
結局後回しになるやつです。
「時間が余ったら、認識合わせだけしましょうか」
期限ギリギリになって大変なことになるやつ……。
「会長が…!私のことを性欲の視線で見てるんです…!ハッキリ言ってました!私とヤリてぇって!!」
早坂がかいつまんで説明。
かぐやがボーイズトークの盗み聞きしてしまったと。
翼は「巨乳は見て良し、揉んで良し」、帝は「垂れ乳が好き」などの不要な情報も含めて…。
好きな人にそういう風に見られるのは、ある程度当たり前としながらも、やっぱり「怖いものは怖い」というかぐや。
4人の中で唯一の「経験者」である柏木さんが
「私も翼に押し倒された時、やっぱり怖さが勝ったし。ちょっと強引なキスに私は…」
生々しい経験を語り出します。
翼くんのことが好きな眞妃さんにとっては、苦行以外の何物でもありません……。
「必要以上に怖がらないであげて下さい。人間は性欲も含めて人間なんです」
生々しい話から一転、聖母のような優しい眼差しをかぐやに向ける柏木さん。
しかし最終的には……
「それはそれとして、男は軽々し過ぎる感じありますけどね!女性の方が性交時のリスク高いのに!!せめて爪は切ってから…!」
眞妃さんの苦行は、まだ続きます……。
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