【この記事には「ひぐらしのなく頃に業」のネタバレを含みます】
おもちゃ屋での部活
6月12日、日曜日。
電話の音で起こされる圭一。
相手はレナ。
「お寝坊さんだね、だね♪」
電話を代わったのは魅音。
魅音も一緒ということは、部活の誘いです。
レナと魅音と待ち合わせし、興宮まで自転車を飛ばし、着いた先はおもちゃ屋さん。

客寄せイベントのゲーム大会をやらせてもらってるという展開は、「綿流し編」オリジナルそのままですね。
参加者15人を5卓に分け、トーナメント方式で勝ち上がっていくというルール。
部活メンバーはキレイに5人、分かれます。













全員が予選を勝ち抜けば、決勝で部活メンバー5人が対戦するということになりますが、果たしてどうなるでしょう…。
分校の下級生、富田くん・岡村くんと同じ席になった圭一。
勝負は「人生ゲーム」
完全な「運ゲー」に狼狽える圭一。
開始数分、隣のテーブルでは沙都子が勝負を決めています。
そんな沙都子に
「早いねー」
と声をかける魅音は、沙都子よりも早く勝ち上がりを決めたようです。
かるたで対決中のレナも、圧倒的な強さを見せています。
自分の「強み」を知っている梨花ちゃんは、その「可愛さ」を存分に発揮し、魚釣りゲームは「古手梨花ファンクラブ」と化しています。
圭一以外はすでに勝ち上がりを決めており、残るは圭一だけ……。
しかし展開は圭一不利。
本気
「皆本気なのに、圭ちゃんだけ本気になってくれなかったね」
圭一を煽り、立ち去る魅音。
ルーレットのを回すだけの運ゲーを、どうやって確実な勝利に導くのか……。
「俺の本気、見せてやるぜ!!」
すぐさま富田くん・岡村くんに、「取引」を持ちかける圭一。
俺を勝たせろ、と。
部活メンバーには一般参加者とは別に、「罰ゲーム」が設けられています。
「敗者は勝者の言うことを1つ、何でも聞かなければならない」
沙都子萌えの富田くんには、首輪つきの沙都子を富田くんの妹にしてあげる、と。
梨花萌えの岡村くんには、猫耳梨花ちゃんに手綱をつけてお散歩させてあげよう、と。
「乗り気じゃなくてもいい……君たちは前原先輩のわがままの犠牲者だ!!灰色の学生生活を過ごしてきた俺…後輩である君たちには、その手に萌えとロマンを掴ませてあげたいんだ~!!」
圭一のお得意の口先の魔術で、富田くん・岡村くんはあっさり負けを認めます。
「ようやく本気になれたようだね。そうでなくっちゃ!」
魅音の機嫌も直ります。
いよいよ次は部活メンバー5人で決勝!
「何で戦うのかな?」
というレナに対し、
「それが……実はこの後バイトになっちゃった、ゴメン!」
勝負は持ち越しとなります。
人形
おもちゃ屋の主人がイベントを盛り上げてくれたお礼に、レナ・圭一・梨花ちゃんと沙都子に「お駄賃」をくれます。
沙都子と梨花ちゃんには、猿とペンギンのぬいぐるみ。
レナはパンダのぬいぐるみ。
そして圭一には……可愛らしいお人形さんです。













「魅音にはこういうの似合わないもんな」
と言ってレナに人形を渡した綿流し編。
それがきっかけで惨劇が始まってしまいましたが……。
綿騙し編では、圭一は誰に人形渡すのでしょうか?
おもちゃ屋主人の「身内だから」とお駄賃をもらっていない魅音に渡すべきかどうか、迷っているところ…。
梨花ちゃんが圭一に声をかけます。
「素直な気持ちで贈れば、誰だってきっと照れたりしないで素直に受け取ってもらえますですよ♪」
梨花ちゃんに背中を押され、素直に魅音に人形を渡す圭一。
「私には人形なんて似合わないよ。なんで男として生まれてこなかったのかなーって、いつも思ってるくらいだし……」


と照れる魅音。
「いいから貰っとけって」
と言われると、素直に人形を受け取ります。













鬼騙し編といい綿騙し編といい、運命が捻じれるきっかけとなった出来事を、梨花ちゃんが修正してくれるようです。
鬼騙し編ではレナを疑うことをやめ、家にあげた圭一はレナにメッタ刺しにされましたが……。
綿騙し編ではどうなるでしょうか…?
まぁバッドエンドになることが予想されますが……。
エンジェルモート
翌6月13日、月曜日。
父親と2人で興宮のファミレス・エンジェルモートで食事を摂る圭一。
エンジェルモートに圭一を連れてきた父親の目的は、エンジェルモートの店員さんの制服のようです。













オリジナルでも出てきましたが、なかなかにキワドい制服。
それを中学生である詩音が着ている…。
令和の今、こんな店が営業していたらおそらく即、検挙されるでしょう……。
父親がトイレに行っている間、デザートを持ってきた店員さん。
よく見ると魅音にそっくりです。
「魅音だよな!?間違いない!!」













魅音であることを確信する圭一ですが、オリジナルの綿流し編ではエンジェルモートでバイトをしているのは詩音でした。
圭一から可愛くキワドい格好をからかわれた魅音(?)。
「私、魅音じゃありません!魅音は双子の姉、私は妹の詩音です!」
オリジナル同様「詩音」であると言い張ります。













しかしなんとなくですが、最初のリアクションが魅音のような感じがします。
まぁ、同じ声優さん(CV:ゆきのさつき)が演じ分けてるわけですからね…。
綿騙し編では、もしかするとエンジェルモートでバイトしているのは魅音だったり…?
「苦しい言い訳」というツッコミに狼狽える魅音に対し、圭一もここで攻撃の手を緩めます。
「悪かったな、間違えちゃったりして」


同僚から声をかけられ、休憩に入る詩音。
お弁当
6月14日、火曜日。
給食がカレー作りだったこの日、沙都子の邪魔を受けお昼にありつけなかった圭一。
下校中に今にも倒れそうなぐらい、空腹でフラフラしています。
今日もこの後バイトだという魅音。
「ウェイトレスって大変なんだな」
と口を滑らせてしまう圭一。
ファミレスでバイトしているのは「詩音」ということになっているのに…。
レナも会ったことがないという詩音。
「今度紹介するから!」
そそくさと走り去る魅音。
そんな魅音の様子を見て、
「みーちゃん何だか可愛かった♪なんでかな、なんでかな~♪」













ここらへんの件は、綿流し編と変わりありませんね。
ということは、この後圭一にお弁当を持ってくるのは…。
空腹の圭一のために弁当を持ってきてくれたのは、やはり詩音。













オリジナルでは詩音の格好をした魅音が、弁当差し入れていましたが…今回はどうでしょう?
詩音曰く「差し入れ+人形のお礼」だと。
人形のお礼を魅音がするなら分かりますが、詩音するというのは…。













「綿流し編」では、人形もらえなかったという魅音の話を詩音が聞き、もういなくなってしまった悟史への思いも相まって詩音がL5発症し関係者を次々殺していく、という話になりましたが…。
トリガーである人形を魅音に渡してくれたことを、先回りして詩音が感謝したのか。
ちょっと頭がごっちゃになってきたので、もう少し先を見てみたいと思います。
三段の重箱に詰め込まれた豪華なお弁当。
味も良く、一心不乱に弁当を貪る圭一。
見た目と逆が真実
6月15日、水曜日。
詩音に
「弁当箱、お姉にでも返しておいてください」
と言われた通り、学校に重箱を持って魅音に返す圭一。
魅音の慌てぶり、赤面ぶりは尋常ではありません。













やっぱり、お弁当は詩音の格好をした魅音だったようです。
重箱の流れから、お弁当の話に。
圭一はいつも、弁当を一粒残さず食べることを魅音は知っています。
「見た目はワイルドでいい加減そうなのに、そういうとこ躾がちゃんとしてるって言うか、いいよね」
と褒められます。
「見た目と違って」というところが釈然としない圭一。
褒められている気がしないと返しますが、魅音的には見た目と中身が大違いと褒めているつもり。
授業中にそんな言い争いをしていたところ、知恵先生に呼ばれる魅音。
その隙にコソっとレナがフォローします。
「人は見かけによらないってことだね。むしろ見た目とは逆が真実かもしれないよ。例えば沙都子ちゃんは、少し前までものすごい甘えん坊だったし。梨花ちゃんは大きくなったら、すごい美人の小悪魔みたいな女性になるんじゃないかな。それにみーちゃんだって、本当すごく女の子らしいよ♪部活のリーダーだからみんなの前で頑張ってるけど、ホントはとっても可愛い女の子なんだよ♪それを特に、圭一君には忘れてほしくないな」
綿流し編同様、圭一に対する魅音の恋心を応援するレナ。
魅音=詩音と考えている圭一は、エンジェルモートでの「詩音」、弁当を持ってきてくれた「詩音」を思い出し、普段と「逆」の魅音と詩音の違いに「なるほど」と納得します。
「見た目と逆が真実ってことは、レナもそうなのか?基本的におしとやかで親切で優しい、理想的な女の子だけど…」
レナに対しては正面切ってベタ褒めですが……。
逆なのだとしたら…少し怖くなる圭一。













確かに鬼騙し編では、レナにメッタ刺しにされましたしね。
その記憶が少しでも残っているのだとしたら……。
レナに対して恐怖心を覚えるのは、自然な流れかもしれません。
この日の放課後も魅音はバイト。
梨花ちゃんは綿流しのお祭りの、奉納演武の練習がある。
そのため部活をお休み。
学校から帰った圭一は、自転車で興宮へ。
まっすぐエンジェルモートに向かいます。
店先で自転車を停めたところで、横に停めてあったバイクを倒してしまった圭一。
綿流し編同様、ヤンキー連中に絡まれます。
そこに割って入ってきたのは詩音。
「やかましいよ!!クソボケどもが!!私の目の黒いうちに失せな!!!」
ヤンキー共を一喝します。
すると詩音の声に呼応し、集まってくる人が1人…2人……。
気づけば老若男女問わず、20人以上の人に囲まれています……。
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