※「キングダム 第663話 羌瘣の噂」をご紹介するもので、ネタバレを含みます。
魏と同盟を組み、南に憂いの無くなった秦軍は兵を北上させ、本格的に趙を取りに行きます。
最前線では「将軍」となった蒙恬、王賁が活躍する中、飛信隊は苦戦中。
その理由は、朱海平原で戦死した松左の不在。
そしてもう一つは、羌瘣の不調…。
トーンタンタン
邯鄲攻略を目指し北上を続ける秦軍と、それを阻む趙軍。
決死の最前線で、劣勢の楽華軍のある部隊の前に現れたのは、
「トーンタンタン、トーンタンタン、トーンタンタン」
巫舞を踊りながら、屍の森を残す化け物……。
楽華軍の部隊長も見たことのある、巫舞の使い手。
もちろん「羌瘣」のはずですが…。
当の羌瘣は、相変わらずほとんど寝っぱなし……。
友軍の戦況を伝える飛信隊伝令部隊・義孝によれば、
「他の戦場に羌瘣副長がいる、って噂が……」
聞けば楽華軍の他にも、亜光軍、倉央軍の戦場にも出現していると。
その出現個所は、少しずつ飛信隊の方に近づいています。
羌瘣の噂
相変わらず苦戦中の飛信隊。
相手にも歩兵の調子が悪いことを知られており、騎馬が介入しにくい森の中の戦いに誘い込まれます。
松左の後に副歩兵長に就いた沛浪も、怪我をおして奮闘しますが、それでも戦況は変わりません。
百人将になった尾平の隊も、趙兵に囲まれます。
隊員が次々討たれる中、尾平と同郷の昴が部隊長を守るため盾になりますが…。
力で押され、討たれそうに……。
「トーンタンタン、トーンタンタン」
聞こえてきたのは羌瘣の呼吸法。
そして、姿を現した羌瘣(?)は昴のピンチを救い、次々趙兵を切り刻んでいきます。
「トーンタンタン、トーンタンタン、つってな」
羌瘣と同じ、羌族の衣を纏った「別人」でした。
羌瘣よりも禍々しい舞いで、趙兵の躯を積み上げた少女。
「オイ、お前ら。『飛信隊』だよな?じゃあさっさと羌瘣のところに連れていけ。かわいい後輩が会いに来たってなぁ」
羌族の衣は纏っていましたが、羌瘣の「後輩」…。
以前登場した「羌礼」「羌明」とは別人……?
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