キングダム【ネタバレ】656話「興味がある」【あらすじ紹介】




※「キングダム 第656話 興味がある」をご紹介するもので、ネタバレを含みます。

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助功と主攻


膠着する現状を打破すべく、乱美迫を助功とする策を取った呉鳳明。

乱美迫軍の副将・魚燕ぎょえんが、蒙武軍の最前線まで来ています。

自分たちが「潰れ役・助功」となるから、「主攻」である蒙武軍は、さっさと楚軍本陣を落しに行け、と。

急造の同盟軍であるのと、乱美迫の側近・魚燕も曲者らしく、ちょっとコミカルな感じですね。


貴様と謄、この二軍が我ら同盟軍の『主攻』である!!

魚燕の指示と共に、一斉に楚本陣に向かう蒙武軍と謄軍。


当然その動きを阻止せんとする楚軍ですが、助功を得た蒙武軍、謄軍には勢いがあります。

が、その勢いを止めたのは什虎軍・満羽。

「どうした、蒙武。お前の相手は俺だぞ」


側近の来騎他50騎だけ残し、残りを先に行かせ、その場に残る蒙武。

自分の手で満羽を倒してから、楚本陣を叩きに行くようです。

興味がある


そんな蒙武の様子を見て、まずは側近・界邦かいほうたちを先に蒙武に当てる、満羽。

「いつもは千斗雲様並みに、ご自身で真っ先に行かれるのに」

「どうかされたのですか?」

上着を着て、下を履かない千斗雲と満羽。

側近たちの会話だけで、ヤバい奴だと分かりますね。


「もう少し見たい……珍しいことに。蒙武に興味があるようだ」

興味の湧いた武将・蒙武を、もう少し見てから倒したい。

そういうことなのでしょうか?


一方、下を履かないコンビの千斗雲。

録嗚未との一騎打ち真っ最中ですが、先ほどまでは乱美迫、録嗚未を同時に相手にしていました。

相手が録嗚未一人になり、物足りなくなった様子。

「もっと楽しいとこ行ってくるわー」




蒙武軍・謄軍が本陣を目指しており、千斗雲も本陣の寿胡王を守りに行くのかと思いきや…。

より近い「魏軍本陣」の呉鳳明を目指し、駆け始めます。

「寿胡王がられるか、こっちが呉鳳明をぶっ殺すのが早いか、どっちが早いか勝負だ、はっはー!」

同じ「下を履かないコンビ」でも、こっちの方がより「ぶっ壊れて」ますね……。


「魏はクソ野郎だが、今は友軍。友軍は命がけで守る!千斗雲軍の背を追うぞぉ!」

録嗚未の一喝で、「呉鳳明が倒れてくれれば…」と考えていた秦兵たちも、一斉に千斗雲軍を追い始めます。


一方、満羽軍の近衛兵団を圧倒する蒙武。

楚軍にも知れ渡っていた「蒙武」の名ですが、「まさかこれほどとは…」想像の上を行っていたようです。

「お前はただ最強を誇示する、唯我独尊のものではなく、背負っているな、何かを。だからお前は、おまえより強い汗明に勝った」

蒙武の強さをそう分析する、満羽。

その上で、

「かつての俺達に似ている。そう、『虚無』を悟る前の俺達にな」

矛一閃で、蒙武を馬上から叩き落した満羽……。



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