「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「193話☆子安つばめと石上優 前編」の ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介します。
193話☆子安つばめと石上優 前編
前話、桜の木の下で待つ子安つばめ先輩が、なんとなく物憂げに見えたのですが…。
「私は、今から彼を振る。この可愛い後輩を、今から傷つけるんだ」
マジかぁ……。
話は遡って、体育祭。
大友京子にストーカー行為を働き、彼氏である荻野コウに暴力を振るった挙句、停学になった。
そんな「ろくでもない噂」の石上が応援団に入った。
「気を付けてくださいよ、つばめ先輩」
小野寺さんからの忠告。
他人を拒絶する、石上の雰囲気が怖い。
それでも、「副団長なんだから」「皆で仲良くしなきゃ」
正直「ビビりながら」、石上に話しかけたつばめ先輩。
それでも実際に接してみると、石上が「すっごく頑張り屋さん」で「すっごくいい子」だと知ったつばめ先輩。

似たようなこと、かぐやも言ってましたね…。
本当にいい子なんです、石上。
だから振らないであげて……。
体育祭の打ち上げ。
男女の制服を入れ替えて応援したときのことを、「俺の女装、エロ過ぎて発情しちまっただろ!」と自賛する団長。
「団長と比べるなら、中庭に咲いてる朝顔の方が、まだエロいっす」


石上の「ぼそっ」と言うツッコミが、つばめ先輩的にツボだった。
体育祭が終わって以降、
「おはよ、優くん!」
「……ちゃす」
他人との距離感をなかなか縮めない石上が、
「おはようございます。つばめ先輩」
初めて石上から「おはよう」と言われ、嬉しくて舞い上がる、つばめ先輩。
応援団メンバーと話しているところを見て、嬉しくなるつばめ先輩。
文化祭(奉心祭)で「ハート」のクッキーを渡され、「すごく照れて、顔が真っ赤になった」つばめ先輩。
「年上なんだから、先輩なんだから」と頑張るたびに、いつも空回っちゃうつばめ先輩。
白銀会長やかぐやが修学旅行に行っている最中、初めての石上とつばめ先輩のデート。
珍しく緊張し、口数が少なくなったつばめ先輩。
揶揄いながら話を振ってくれる石上。
そんな石上の優しさに、安心感を覚えるつばめ先輩。
「私って結構ポンコツらしいんだよね。いつも失敗ばっかでさ」
「先輩はいつも、誰かのために一生懸命でしょ?失敗しても自分のために一生懸命になってくれたっていうのは、やっぱり救いになるもんですよ。僕は先輩のそういう所が好きなんです。一生そのままで良いっスよ」
石上をいい子だと思うたび、『良い後輩だな』と思うつばめ先輩………。
時は再び、卒業式。
桜の木の下。
改めて、自分の気持ちを言葉にする、石上。
「つばめ先輩が好きです、付き合ってください!」
『何でこんな良い子の気持ちを、受けてあげれないんだろう』


物陰に潜み、2人のやり取りを聞いていた、かぐやと大仏こばち。
「……終わったみたいね」
「まだです……。あがけ、あがけ石上」
「何言ってるの?勇気を振り絞った彼に、惨めに縋りつけって言うの?」
怖い目でこばちを睨みつけるかぐや。
プライドの高いかぐやにとって、これ以上の追撃は「惨め」でしかないのでしょうが…。
「惨めだからなんですか?何のために石上は今まで頑張って来たんですか?」
筋トレしたり、お洒落頑張ってみたり、試験でいい成績勝ち取ったり…。
その姿はかぐやも間近で見ていました。
「一度や二度、あがく位の権利はあります!」
「僕と付き合ったら絶対幸せにします!一生優しくします!どうしてもお前とは付き合えないって思うんでしたら、この手を振り払って皆の所へ行ってください!」
『押しに滅茶苦茶弱い』つばめ先輩に、石上の猛追撃は功を奏すのか……?



ここまで来たら、押しに絆されてほしい!
ミコには泣いてもらうことになるけど、報われてほしい、石上!
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