「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「192話☆秀知院は見送りたい」の ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介します。
192話☆秀知院は見送りたい
秀知院学園の卒業式当日。
風紀委員、TG部、マスメディア部、生徒会、応援団。
卒業生と在校生の、別れの時です。
風紀委員の場合。
校門前で風紀委員の取り締まり中の、伊井野ミコ会計監査と大仏こばち。
「きっとさ、先輩たちとはもう二度と会うことはないんだろうね」
「…寂しいこと言うんだね、こばちゃん」
「また会うかも、ってふんわり別れて二度と会わないより、ちゃんと『さよなら』って言った方が、ちゃんと『ありがとうございました』って思える。
私はそっちの方が楽しいと思う」

真理ですね、こばちゃん。相変わらず深いです。
こういうシチュエーション、卒業式だけじゃなく、社会人になってからも別れのシーンって多くあると思いますが…。
再会することって、そんなに多くはないと思います。
だったらちゃんと「さようなら」って、言っておいた方がいいです。私見ですが。
式が終わったら、「改めて先輩たちに挨拶に行こう」と、ミコとこばち。
TG部の場合。
171話に登場した、藤原書記も在籍するTG部。
3年のメガ子が卒業です。
「今からでも留年しましょうよ!!」
という藤原に、
『無茶苦茶な要求しとる』
と心の中で突っ込む石上会計。
しかし実は、1度ダブっていたメガ子。
しかもその理由が「大会に向けてFPSやり込んでいた」という、石上にとって他人事でないもの。
さらに「卒業後の進路がプロのゲームチーム」であること。
校長の孫で、「そうでなかったら卒業ヤバかった」こと…。
情報が洪水のように押し寄せ、処理が追い付かない石上……。
マスメディア部の場合。
マスメディア部は部長さんが卒業。
この部長さん、実は121話に登場した「沼に落ち、かぐやに助けられた」女生徒です。
白銀会長が、かぐやに恋に落ちた瞬間…。
意図せず、そのきっかけを作ったマスメディア部・部長も卒業。
在校生の紀かれん、巨瀬エリカに後を託します。
生徒会の場合。
外部入学して、小学校から秀知院にいる「純院」と区別されることに腐っていた、白銀会長に声を掛け、生徒会に入るきっかけを与えた前生徒会長も卒業です。
達観し、斜に構えた雰囲気の前生徒会長。
皆にとっての晴れの門出に「僕みたいな嫌われ者が混ざったら台無しだ」と、卒業証書だけもらい、早々に帰るつもりだったのですが…白銀や龍珠桃ら、旧生徒会の面々に見つかり、生徒会室でノンアルシャンパンで乾杯。
応援団の場合。
石上の学校生活を大きく変えた、体育祭の応援団。
つばめ先輩との出会いも、応援団でした。
一時、大仏こばちと付き合っており、その後フラれた応援団長も卒業。
「石上、悪かったな。お前にはな、先輩としてやれる事があったと思うんだ。俺は何もできなかったなと思って」
唐突な謝罪に、石上の感情が堰を切って溢れます。
「団長、俺のことずっと気にかけてくれてたじゃないっすか。それ、どんだけ救われたか……。団長!ご卒業おめでとうございます!!」
石上には珍しく、泣きながらの大声…。
そして石上は向かいます。
約束の桜の木の下。
つばめ先輩の許に……。





そうすか、次回っすか……。
次回、どうなるんでしょうね……。
どっちに転んでも、私は泣くと思います。
いい歳したおっさんが、泣くと思います……。
しにても、桜の木の下のつばめ先輩…尊いわぁ……。
前の記事:第191話☆子安つばめは塗り替えたい
次の記事:第193話☆子安つばめと石上優
コメント