「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(わたモテ、作者:谷川ニコさん)第15巻あらすじをご紹介するもので、ネタバレを含みます。
表紙は智子と、智子に「クソ」認定された「天然系あざとい女」の平沢雫です。
この子確かに可愛いんですが…あざといんですよね…。
それがわざとじゃなく、天然だからまた質が悪いというか、自覚もなく女子から疎まれてしまう…。
損しちゃうタイプの女の子です。
喪143:モテないし3人で勉強する
ゆうちゃん、小宮山さんと、智子の家で3人で勉強会。
ロッテの試合経過に脱線したり、勉強途中で部活から帰宅した智貴に脱線する小宮山さん…。
徐々に友達が増えていく智子の話を聞き、自分も同じ大学に行きたいと考えるゆうちゃん。
「もこっちの邪魔はしたくない」
と、普段伊藤さんとスカイプ通話しながら勉強しているという小宮山さんに、混ぜてもらうことに。
スカイプ通話中ということを忘れ、独り言をつぶやく小宮山さん。
「もう何か…シンプルに智貴くんのお兄ちゃんになりたいな…」
無表情(トーンのみ)で引く伊藤さんと、苦笑いで引くゆうちゃん…。

喪144:モテないし名前で呼び合う
GWの大学見学の帰りに「ゆりちゃん」と呼んでくれた智子に、「智子」と下の名前で呼んでみたい田村さん。
智子、田村さん、真子さん、加藤さん、ネモ、あーちゃんとの昼食時、話題は志望大学の話に。
智子の中では、加藤さんと見学に行った「青学」が一番良かったようですが、田村さんが
「……と…智子は……千葉西受けないの?」
意を決し、「智子」と呼んでみるも、
「田村さんも青学受けてみたら?結構いいよ」
勇気を出して「智子」と呼んだのに、「田村さん」と返され、ご機嫌斜めの田村さん…。
一人でサッサと帰る田村さんを、ネモに促され追いかける智子。
「ゆ…ゆりちゃん、ナプキンとタンポンどっち派?生理でしょ?」
肩に鉄槌を下すも、「ゆりちゃん」と呼ばれ、上機嫌の田村さん…。

特別編8
中学の頃からアニメ好きだったネモ。
オタク友達とも普通の友達ともうまくやれているはずが、中途半端な状態になり、オタク友達を失うことに…。
高校に入ったネモは、オタクな部分を隠して「うまく演る」決意をします。
しかし、智子に会って「演じる」ことを止めたネモ。
ある日のお昼休み、「アニメのような高校生活」がしたくて、吉田さんのように腕枕で、芝生に寝そべってお昼寝……
夢だった「日常アニメのような昼休み」を過ごしたネモですが、智子曰く
「日常アニメのパンチラとしては、ちょっとエグかった…。寝返り打ったらヤバかったかも。あっ、でも見えても大丈夫か。ネモのはピンクでキレイだし」
真っ赤になりながら、智子の頬を引っ叩くネモですが、吉田さんや田村さんのように手を出し慣れていないネモ。
指が智子の眼球を直撃…。
喪145:モテないし3年のある日
ショートショート回です。
前話でネモに叩かれ、目を真っ赤にしていた智子。
その様子を気にした加藤さんが、ネモに事情を尋ねるも、事情が事情なだけに(あそこの色とか…)ハッキリ話せず…。
智子に直接聞くことにした加藤さん。
ネモが「さすがに言わないよね」と思いながら聞き耳を立てていると…、
「そう……女性器を……」
多分言いました。
そして加藤さんは性器を「ペ●ス」「ヴァ●ナ」言うタイプのようです…。
廊下で偶然、小宮山さんの友達・伊藤さんとすれ違った智貴
『この人はまともそうだな』
と小宮山さんについて尋ねると…

さすが小宮山さんの友達、やべー奴でした…。
喪146:モテないし雨がやむまで
天気予報が外れ、急な雨に降られた智子たち(智子、田村さん改めゆりちゃん、真子さん、加藤さん)は、加藤さんの提案で雨が止むまで自習室で勉強することに。
なかなか止まない雨に、休憩を挿みながら勉強する4人。
休憩中に進学の話になり、加藤さんと智子は青学、真子さんは千葉西、ゆりちゃんは……「私も青学受ける」
智子と同じ大学に行きたいようですね。
勉強に疲れてきた智子に、「マリアさま」加藤さんが、「ちょっと休む?」と膝枕してくれます。
加藤さんの膝枕で、対面のゆりちゃん、真子さんのスカートの中を覗き…至福の智子……。

喪147:モテないし一人(ボッチ)で寄り道
中間テスト一日目が終わり、明日は受験で捨てる予定(智子は私立文系志望)の数学と生物。
最近誰かと一緒に行くことが多かった智子は、
「今日は一人で自由に過ごそう」
一人マックの後は、一人ゲーセン。
ゲーセンで偶然見かけたのは、喪88の体育祭でゆりちゃん、吉田さん、真子さんと組んで騎馬戦に出ていた「二木四季(ふたきしき)」さん。
吉田さんとヤンキー仲間に絡まれ(?)、二木さん(智子の中では「絵文字MK-Ⅱ」)を交えて話していると、二木さんの夢が「プロゲーマー」であることを知ります。

帰り際、智子がいつものメンツ(ネモ、ゆりちゃん、真子さん)と一緒じゃないことを気にした吉田さん。
「遊び相手がいなかったら言えよ」
とさり気ない気遣い…。
2年間のボッチ生活で、「一人でも寂しくない」強さを手に入れた智子でしたが、ここ数ヶ月だけで無くしそうな予感…。
『それ以上のものを手に入れてるかもしれないけど』
喪148:モテないし短くする
今更ながら、ひざ下の智子のスカートが「長すぎる」と突っ込むネモ。
加藤さん(マリアさま)に折ってもらい、膝上スカートになった智子…。
違和感と不安感が尋常じゃありません。
階段を上る際は、他の女子同様スカートを後ろ手で押さえます。
それまで「見てんじゃねーよ」的に抑えているものと思っていた智子。

自分が「メス」になった分かったのは、『パン素見せて人に不快とか汚いとか思われたくないから隠してたんだ!』
翌朝はネモにスカートを捲られ、セクハラされる側の気持ちも知った智子…。
喪149:モテないし先輩になる
今日のお昼は後輩、平沢雫といっしょ。
前回一緒のお昼は、気づけば大人数揃っていましたが、今日は二人きり。
相変わらず女友達ができない雫は、翌週のクラスマッチで「クラスのために頑張りたい、他の子とも仲良くしたい」と、出場する卓球の練習相手を智子に頼みます。
練習場所はクラスの卓球部男子経由で、卓球部キャプテンの許可を得て借り、練習中は(パンツが)見えそうで見えない「あざとエロ」全開で、男子の視線を釘付け。

『女に好かれる要素0』
と智子に断定されるも、クラスマッチまで毎日練習を続けます。
向かえた本番、相手は智子のクラスで、対戦相手は喪147に出てきた二木さん(絵文字MK-Ⅱ)。
練習の甲斐なく11-2で敗れた雫に、
『生徒会長ならどうするかな』
と考えながら、智子の取った行動は「後ろから抱きしめる」
ただし、生徒会長のようにはいかず、「弱さにつけこむ変態」のよう…。
喪150:モテないし栄冠を捧げる
次の試合まで時間がある智子たちは、男子のサッカーを見たり、女子の他の種目(ソフトボール)を見て過ごします。
それでも時間の余った智子たちは、ネモに誘われシロツメクサで花冠を作ることに。
「虫採りか虫殺し」
しかしてこなかった智子は、ネモに教わって花冠作り。
出来上がった冠を加藤さん(地母神さん)に捧げる智子。

すっかり貢ぎ癖が付いています…。
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