「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(わたモテ、作者:谷川ニコさん)第13巻あらすじをご紹介するもので、ネタバレを含みます。
表紙は遠足で「夢の国」を一緒に回ったメンバー、智子・ネモ・田村さん・真子さん、内さん、吉田さんの6人です。
1年からず~っとボッチだったのに…何時の間にやらハーレムが出来上がりつつありますね。
喪123:モテないし弟が3-5に来る
智貴の忘れた弁当を持ってきた智子。
自分のクラスまで取りに来いというので、3年の教室に来た智貴だが、待てど暮らせどトイレに行った姉は現れず…。
「勝手に取っていけ」
と連絡をもらい、智子のロッカーを漁ると田村さんが声を掛けてきます。
「黒木さんのために」と智貴を引き止めていると、その様子を見ていた小宮山さんが近づいてきます。
律儀な智貴は、バレンタインチョコのお返し「今度持ってきます」と。
その言葉を聞いた小宮山さん、急に生理が始まり…
『ことに対して引くことはもうないと思ってたけど………これはドン引きだ!!』
無表情でドン引く伊藤さん…。
喪124:モテないし友達の関係
学校帰り、ゆうちゃんと待ち合わせていた智子と小宮山さんはカフェに。
智子と吉田さんがおらず、2人で帰ることになった田村さんと真子さんは、偶然智子たちのいるカフェに。
「もこっち」「ゆうちゃん」仲のいい二人を前に、嫉妬(?)した田村さんは、田村さんと智子にしか通じない修学旅行の話をし始めます。
「感じ悪い」と察した真子さんに、トイレに連れ出される田村さん。
「南さん(キバ子)みたいだったよ」
割とすぐに手が出る田村さん…。
真子さんからの言葉で居た堪れなくなった田村さんは、先に帰ることにします。
「今度は中学の時のもこっちの話してあげるね」
性根が良い子のゆうちゃんは、田村さんと真子さんとラインを交換し、友達に。
「良い人で良かったね」
「そうだね。私や黒木さんと違って」
ちょっとひねくれてますが、可愛らしい田村さん…。
喪125:モテないし遠足が始まる
幕張にある智子の高校の遠足は、「現地集合・現地解散」の「夢の国」。
吉田さんはヤンキー仲間と廻るため、智子・田村さん・真子さん(ガチ●ズさん)の3人で廻ろうかとしていたところ…仲良しの「あーちゃん」と喧嘩したネモが合流。
更には「スマホを落して友達と連絡取れない」(風を装った)内さん(絵文字)も。
更にさらに、ヤンキー仲間と喧嘩したらしい吉田んも合流…。
連れと「喧嘩別れ」した2人を含む6人での行動。
何やら波乱含みの遠足、開始です。
喪126:モテないしあだ名で呼ばれる
「きゃーかわいいー!この耳着けよぉー!!」
皆で同じミッ●ーの耳を着けるという、女子特有の「空気を壊さない連帯感」を持たない面々(ネモと真子さんは、そういうとこ合わせる子)。
今までそういう「連帯感」の中にいたネモにとって、そうでないグループは新鮮です。
アトラクションにネモと一緒に乗った際、脳内の「ネモ」をそのまま口に出してしまい、「ネモ」「クロ」と呼び合うように。
「ようやく素のクロに会えた」
と喜ぶネモ。
そんな二人のやり取りを、後ろで見ていた田村さん。
再び嫉妬(?)爆発で、隣の内さんの腕を思い切りつねり、内さん一人絶叫アトラクション…。
喪127:モテないしのる
ヤンキー友達と廻るはずだった吉田さん。
ヤンキー友達が、吉田さんの好きなディズニーキャラをディスったことからケンカが発生したそう…。
そんな吉田さんが次のアトラクションに選んだのは、スティッチの客いじり系アトラクション。
陰キャの田村さんは、いじらるのが怖くて若干震え気味…。
智子も一緒に寝たふりでやり過ごそうとしますが、ノリが悪ければ悪いでいじられることが分かり…。
「嘘でいいからやれ!やらないと指名されるぞ!!」
田村さんも巻き込み、キャラ崩壊してノリノリで歌ったところ…逆にいじられる羽目に…。
それでも自分の下の名前(田村さんは「田村ゆり」)を知っていてくれたこと、自分のためを思っての行動だったことから
「もういいや」
根元さんと「ネモ」「クロ」呼びあってたのが、だいぶ気になってたんですね…。
智子が自分の下の名前を憶えてくれていたことで、ちょっと安心したよう。
智子、モテモテだなぁ。
喪128:モテないし回る
友達の「あーちゃん」と喧嘩し、智子たちと行動するネモ。
加藤明日香さん(見た目ギャル、中身お母さん)と南さん(キバ子)と行動していたあーちゃんは(フルネーム不明、名前は「茜」)「何で黒木たちとつるんでんの?」と不満げ。
そこに「根元も声優目指してるし、オタク同士気が合うんじゃない?」と悪口を言い始める南さん(キバ子)。
友達(ネモ)を悪く言われ、イラっと来たのか
「つーかさ…、あんたなんでいんの?誘ってないんだけど」
元々人の悪口しか言わないキバ子を、快く思っていなかったあーちゃんの一撃で、泣きながら退散するキバ子。
あーちゃん、智子が吉田さんにつるし上げられている時に助けてくれた(後、真実を知って再びつるし上げさせた)子ですが…あんまり女子女子してなくて個人的には好きかも。
一方、ネモとあーちゃんを仲直りさせたい加藤さんは、智子たちと行動することに…。
喪129:モテないし教えてあげる
泣きながらあーちゃん、加藤さんの元から退散したキバ子が心配で、キバ子と合流する真子さん。
はぐれた友達と合流(智子と行動したいので自分からはぐれたが、見つかり連れてかれた)内さんの2人が離脱し、
IN:加藤、あーちゃん/OUT:真子さん、内さん
結果6人で行動する智子たち。
ネモと智子が仲良くしていること、そして自分の知らなかったネモの「声優になる夢」を智子が知っていたことに、苛立ちを隠せないあーちゃん。
アトラクションに並ぶ列で、智子を問い詰めます。
今どきの声優事情を知らないあーちゃんに、今どきの声優は「顔出して歌って踊る」「恋愛禁止」「男と恋愛すると売女と言われ、30過ぎたら『早く結婚しろ』言われる」世界だと説明。
更には「エロゲに声を当てる」こともあるから言いづらかったんじゃないかと。
「あの有名アニメも、一家全員でやってるよ」
確か「クレヨンし●ちゃん」でしたかね。
しんちゃんの声(現在はキャスト変更されましたが)を当てていた矢島晶子さんや、しんちゃんの妹・ひまわり役のこおろぎさとみさんは「同級生2」とか出演されてましたし。
「同級生2」は、他にかないみかさん、長沢美樹さん、井上喜久子さんも出演されてましたから…今考えると、かなり豪華ですね。
「エロゲ言ってもラブシーン程度だろ?」というあーちゃんに、エロゲのそういうシーンの動画を見せると……ネモを心配し、声優になることを反対するあーちゃんですが、ネモの夢が本気だと知ったあーちゃんは、ネモを応援することに。
智子のおかげで仲直り出来た2人…。
喪130:モテないし遠足が終わる
あーちゃんと仲直りしたネモは、元のグループと合流することに。
吉田さんもヤンキー仲間と仲直りし、そちらと合流。
OUT:ネモ、吉田さん、あーちゃん、加藤さん
残ったのは智子と田村さんのみ。
コミュ障の2人は、大勢での行動に疲れた様子ですが、
「やっと二人きりになれたね」
という智子のジョークに、1テンポおいて
「これでもうだれにも邪魔されないね」
言った後に真っ赤になる田村さん、可愛いですね……。
お土産に牛のキーホルダーを買った智子。
田村さんにあげた後、加藤さん、ネモ、内さんにも
「男が女に貢ぐ気持ちが分かった」
智子は、夜に再び全員と合流し、パレードを花火を見て、大満足の遠足が終わります…。
喪131:モテないし帰るまでが遠足
遠足で疲れた智子は、帰りの電車で寝てしまいます。
気付けば加藤さんの膝で寝コケて、涎まで垂らし…。
嫌な顔一つしない加藤さんに
『こんなのお母さん通り越して、No.1の対応だろ!こんなのもう貢ぐしかねぇ!!』
買い足した牛のキーホルダーを、すべて加藤さんに貢ぐ智子…。
喪132:モテないし先輩後輩の関係
入試の時、体調を崩して智子に保健室に連れて行ってもらった女子。
その後、彼氏は不合格も、自分は合格して「離れていても気持ちは繋がってますから」と自分だけ原幕に入学し、智子に「クソ」認定された新入生・平沢雫。
入学して以降、女子の友達ができず、男子の友達しかできない、と智子に相談を持ち掛けます。
少女漫画にありがちな、女子に疎まれてイジメられる主人公のような雫に、一緒に昼食を食べないか誘われる智子。
その後吉田さんや田村さん、ネモが来て次々昼食の予定が埋まる智子。
「先輩人気者なんだ…」
とぼとぼ立ち去る雫を追い、
「お昼ごはん、いつにする?」
と智子。
「優しい先輩…」
改めて智子に感謝する雫ですが、智子の腹の中は
『こいつと仲良くするメリットはないけど、クソビッチだしドエロイ話が聞けそう。ゲスな話して嫌われても、1年だから後腐れないし』
喜びに、小走りで廊下をかける雫に、肩をぶつけてくる女子……は、内さん!?
「あんまり調子乗らないでね」
少女漫画にありがちな展開……
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