「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(わたモテ、作者:谷川ニコさん)第9巻あらすじをご紹介するもので、ネタバレを含みます。
表紙はハチマキを巻く智子、体育祭での一コマですかね。
喪78:モテないし眠れない夜
夕食後まで寝入ってしまった智子は、夜眠れません。
『中学の修学旅行時は、もっと楽しかったのに…何したっけな…?』
思い出したのは、腕に口を当てて息を吐き、「ブブー」とやったおならの真似。
中学の時に笑いを誘ったおならの真似を、実際にやってみたところ…
「ちっ」っという舌打ち(おそらくヤンキー吉田さん)や、「誰~?もうちゃんと換気してよね~!」という声。
笑いを取るつもりが、すっかり顰蹙を買ってしまった智子…。
喪79:モテないし自由行動する
修学旅行3日目は自由行動。
田村さんは友達と、ヤンキー吉田さんはヤンキー仲間と一緒にいるのを見て
『そうだよな…別に一緒に行動しようって、約束してたわけじゃないしな…』
仕方なく、単独行動することに。
嵐山で黄昏ていると、田村さん(とその友達)と吉田さんが通りがかります。
「黒木さんが1人でどっか行っちゃったから、捜してたんだよ」
4人で行動することになり、ちょっと嬉しい智子……。
喪80:モテないし修学旅行最後の夜
修学旅行最終日の夜はホテルで2人部屋。
同室は、同じ班ながら全く行動を共にしなかった内さん。
初日に「下の毛」を整えようとしていたのを見られ、
『学校に戻ったら、みんなに言いふらされるかも』
と考えた智子は、内さんの弱みを握るため、内さんがシャワー中に下の毛を覗きます…。
「自分より処理されていた」ため、今度は内さんのカバンを漁り始めます。
内さんがシャワーから出たため、焦って内さんのパンツを自分のベッドに隠す智子。
自分がシャワー中に、そのパンツが見つかり
『私の下着!?なんで!?どうして!!?気持ち悪っ!!』
更に「変な寝言とか言わないかな…」と内さんの寝姿を見張る智子と、深夜に目が合い…
シャワーを覗かれ、パンツを取られ、深夜にジーっと見つめられた内さんの修学旅行の思い出は、全て智子によって上書きされました…。
喪81:モテないし秋葉原に寄り道する
修学旅行は東京駅で解散。
『せっかく東京に来たから』
と、秋葉原に寄る智子。
JK散歩と間違われて声を掛けられ、テンションが上がる智子。
再び声を掛けられた智子は
「話だけなら…」
と男性についていくと、「ラッ●ン」を絵を勧められ…。
帰宅後、智貴の机には「拳銃と銃弾のキーホルダー」と「ラッセンのポストカード」が置かれていました…。
喪82:モテないし日常に戻る
修学旅行が終わり、日常生活に戻ります。
それまで学校で話しかけるのはネモ(根元さん)だけだったのに、田村さん、吉田さんとも話すようになった智子。
(内さんは智子に怯えており、避けられている)
田村さんに誘われ、田村さんとその友達と一緒に昼食をとるが、気を遣って逆に疲れる智子。
ヤンキー吉田さんを観察すると、
「ヤンキーって悲壮感ないし、他人に合わせず生きれるし…ちょっといいかも」
形から「ヤンキー」を目指した入る智子は、父親のタバコを吸ってみようとするが、火のつけ方が分からず火傷を。
翌朝、田村さん・吉田さんと登校が一緒になった智子は、
「ヘビースモーカーだから、たまにやっちゃう」
と火傷の跡を見せると、後ろには担任・荻野が…。
「黒木さんって本当バカだよなぁ…」
「何考えてるか分からねぇイカれた奴だな…」
喪83:モテないし嘘をつく
修学旅行のお土産をゆうちゃんに渡すため、カフェに集まった智子と「こみなんとかさん(小宮山さん)」
後からカフェに入ってきた、同じ高校の1年女子に見覚えがあった智子。
確か、智貴が風邪ひいたときに見舞いに来た女子で、智貴に気があるんじゃないかと。
気が気でない小宮山さんは、トイレに行った際に、その1年女子とバッタリ。
話の流れで「智貴の姉である」と嘘をついてしまいます…。
喪84:モテないしとある秋の一日
体育祭も近づき、参加競技を決めることになった智子のクラス。
ヤンキー吉田さんはやる気なく、机に突っ伏し睡眠中…。
同じくやる気のない智子も、吉田さんと同じく机に突っ伏すと…
「ちょっと!黒木……さん?寝てないで起きてよ!みんな真面目に考えてるんだから!」
『なんで自分だけ…』
釈然としない智子は、これまでの体育祭の(悲しい)ことを思い出し、泣き出して…
「ちょっ!?泣かないでよ!」
喪85:モテないしポンポンする
「女子が男子にされて嬉しいことランキング、第一位は『頭をポンポン』」
そんなテレビを見た智子。
何とかポンポンされてみたいと、普段(絶対に)やらない花瓶の水替えなどやってみますが、当然誰も「頭ポンポン」などしてくれず…。
願いが叶ったのは帰りの公園。
エサをやったノラ猫から、頭を「ポンポン」と…。
「猫からか…」
喪86:モテないし体育祭が始まる
担任・荻野の指示で「くじ引き」で参加競技を決めることになった、智子のクラス。
智子は「借り物競争」「二人三脚」に出場することに。
借り物競争で、智子が引いたのは「イケメン」。
縋る思いで智貴の元へ。
仕方なく智貴が連れてきたのは、サッカー部の先輩の「本当のイケメン」。
男子と話すことの極端に少ない智子に、本物のイケメンは刺激が強すぎ、メンタル負担過多状態。
次の二人三脚では、これまたクラスの「ウェイ系」イケメンと組むことになり、完全に「メンタル崩壊」する智子…。
喪87:モテないし体育祭の箸休め
イケメンとの接触過多で、精神崩壊(メンタルブレイク)した智子は、気づくと一人校庭で弁当を食べていました…。
『女子分を補給しなければ…』
移動した先の体育館では、修学旅行最終日に、同室だった内さんが応援(チア)練習中。
おかずだけ食べてしまい、白飯だけをモソモソ食べながら内さんを見つめる智子。
内さん視点では、「自分をオカズに、白飯を掻き込む」智子が…。
応援本番になると、他の可愛い女子を見続け、内さんには目もくれない智子。
『ほかの女子がいたら、私に見向きもしやがらねぇ!』
内さんの中で、何かスイッチが入ってしまった模様…。
喪88:モテないし負ける
喪80に登場した、智貴を好きな一年女子。
借り物競争で智貴の元に走った智子を見て、
『智貴くんとどういう関係なんだろう…?』
と気になります(小宮山さんを智貴の「姉」だと思っているので)。
一方智子は、1・2年合同の騎馬戦に出場するため、田村さん、吉田さんを探しますが、2人と田村さんの友達、知らない人クラスメイトの4人で騎馬が出来上がっています…。
あぶれた智子は、同じくあぶれた1年の地味女子と騎馬を組むことに。
件の智貴を好きな1年女子との一騎打ちは、すぐにハチマキを取られ、あっさり敗戦。
体育祭終了後、智貴に会った智子は
「お前のチ●コ見に来た女子いたろ?あの子Aカップか、よくてBだぞ」
ハチマキを取られる際に、胸を触ってサイズを確かめていたのでした…。
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