「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(わたモテ、作者:谷川ニコさん)第8巻あらすじをご紹介するもので、ネタバレを含みます。
表紙は左からヤンキー吉田さん、智子、田村さん、内さん。
修学旅行の班メンバーですね。
喪67:モテないし姫になる
2学期が始まり、席替えでネモ(根元さん)と離れた智子。
話す人もおらず、再びクラスでボッチ…。
オタク男子がDSでゲームをやっているのを見て、
『ああいうのの仲間に入るのもいいか…キモオタの姫になれるかな…』
帰りにゲーム屋に寄って、中古を購入。
しかし、最終的な着地点は「乙女ゲー」…。
『危ねー、目覚ましてよかったー。ゲームでいつでも姫になれんのに…。あやうくキモオタの姫になるとこだったー…』
どっちが良かったのやら……。
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喪68:モテないし2学期をだらだら過ごす
席替えで、周囲をヲタ男子で囲まれた智子。
クラスの話題は間近に迫った「修学旅行」で持ち切りですが、智子の周囲はアニメの話題…。
『居心地の良さなんか感じたくないのに…なんだこの安心感…!!』
お昼の放送でアニソンが流れると、ヲタ男子「やべ!神曲来やがった!」
他の生徒は何の歌か分からず、無反応…。
自分も知っている曲だけに、何となく居心地の悪さを感じる智子…。
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喪69:モテないし班決めする
6時間目のLHRでは、修学旅行の班決めですが…ボッチの智子には辛い時間……。
『やっぱあれしかないよな…早退しか!!』
頃合いを見計らって、担任・荻野に早退したいと申し出る智子。
「じゃあ今黒木だけ、修学旅行の班決めちゃいましょうか!」
入る班は決まっておらず、特に一緒になりたい人もいない智子に
「どうして誰とも仲良くしようとしないの!?」
いるなぁ…自分の価値観を押し付ける先生…。
「…余った人と…組んであげようかな、と思って……」
苦し紛れの言い訳をする智子。
「まだ誰とも組む子が決まってない人いるー?黒木が組んであげるってー!」
当然ながら、誰も反応せず…。
翌日、5人仲良し組の1人、昨日学校来てない子、仲良くなる気のない子、ボッチ智子、というの班の班長に決まっていた智子…。
『さすがボッチと余りもの…ロクな奴がいない…』
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喪70:モテないし一人で買い物する
班長なのに2日目、3日目が「私服着用」と知らなかった智子。
近所に行くにはいいけど、修学旅行には…という服しか持っておらず、急いで買い物に。
当然、同じ学校の生徒がたくさん買い物に…。
同じクラスの生徒と会うのが嫌で、とりあえずショッピングセンター内の映画館で時間を潰すことに…。
が、その映画が「クソ怖く」、早々に退館…。
1人でいるのが怖くなり、結局お目当ての買い物はできず…。
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喪71:モテないし出発する
修学旅行当日、集合は東京駅団体集合場所。
ガラガラのカバン(キャリーケース)を引く面々…1人ボストンバッグの智子は、カバンチョイスでも孤独感煽られ、早々に帰りたくなります。
新幹線では席を外した途端、自分の居場所がなくなっており…。

仕方なくデッキに出ると、小宮山さんに遭遇。
「ゆうちゃん」に送る用のツーショット写メを撮影するも、ぎこちない2人。
『京都にさっさと到着するか…トラブルで修学旅行中止になるか、どっちかにしてくれ…』
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喪72:モテないし京都に着く
修学旅行初日は、奈良観光。
奈良公園、東大寺、法隆寺を廻って、ホテルへ到着。
『今日から三日間、全く仲良くない奴らと一つ屋根の下、寝食を共にしなければならない…』
メンツは
・仲良くなる気が無い奴(田村さん)
・つるむ気が無い奴(内さん。他の班の4人と合わせて、5人グループ)
・ヤンキー(吉田さん)

いたたまれずトイレに逃げ込む智子ですが、トイレを出ると皆、部屋着に着替えています。
智子が持ってきたのは「学校指定ジャージ」
ロビーに出ると、誰も学校ジャージなんて着てない。
『カバンといい部屋着といい、私以外で打合せしてんの!?』
明日の行き先は「ユニ●ロ」に決定…。
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喪73:モテないし整えない
夕食が終わり入浴。
部屋着だけじゃなく、皆「中身」にも気を遣っていることを知った智子。
部屋に1人になったタイミングで、トイレで「中身」を整えることに。
たまたま部屋に戻った内さん。
トイレに入ろうとすると、ハサミを持った智子が…。
田村さん、吉田さんも部屋に戻り、智子の脱ぎ捨てたズボンは部屋の中…。
出るに出られない智子に、仕方なく部屋に脱ぎ捨てられた智子のズボンを、トイレに投げ入れる内さん。

『アンタらとは極力関わりたくないし、思い出も作りたくないんだから、気を付けてよ…』
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喪74:モテないし班行動する
朝、なかなか起きない吉田さんを起こそうと、布団に手を入れたところ…誤って乳首をつまんでしまう智子。
田村さんの仲裁で謝り、許してもらうも、次の清水寺では、
「やっぱりヤンキーだから、高いとこが好きなの?」

とケンカを売るような発言…。
続く金閣寺でも、
「やっぱりヤンキーって『金』ってイメージあるよね。成人式にキラキラの袴着たり、卒業式に金の刺繍ってイメージ」
吉田さんに胸ぐらを掴まれる智子。
『この2人ってどんな人なんだろう』
と思っていた田村さん。
とりあえず今日知ったことは、
『黒木さんって、すごいバカってことだな…』

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喪75:モテないしお土産を買う
弟・智貴へのお土産に、刀のキーホルダーを買おうとする智子。
田村さんが
「弟っていくつ?」
「1個下だけど」
『じゃあ高校生じゃん!?高校生に刀のキーホルダーって…。中学の時、木刀買ってる男子いたけど…そういうことかな…?』
一方自宅の智貴の引き出しには、智子から過去にもらった土産の、刀のキーホルダーが。
「ああいう土産いらないから」
という智貴からのメールを見て、考えを改める智子。
『そうだよな、大人になったらGUNだよな…』
拳銃と銃弾のキーホルダーを購入……。
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喪76:モテないし頂上を目指す
修学旅行2日目の班行動。
内さんは自分たちのグループで行動するため、智子と田村さん、吉田さんの3人での行動です。
智子の選んだ(イマイチな)昼食を取り終え、向かった先は伏見稲荷大社。
自分があらかじめ調べた「頂上からの眺めが最高」を証明すべく、是非とも頂上まで登りたい智子に対し、他の2人は面倒くさそう。
「まぁ無理だよな…私と違って2人とも身体弱いし、ゆとりだし…」
みえみえの挑発に、乗ってしまうヤンキー吉田さん。
途中、言い出しっぺの智子が足を挫いてしまうが、何とヤンキー吉田さんが智子を背負って頂上へ…。

本当にきれいな絶景を目にし、
「な?苦労して登って良かったでしょ?」
調子に乗り、無情にも頂上に置いていかれる智子……。
喪77:モテないし二日目の夜を迎える
日中歩き回り疲れ果て、夕食の時間を寝過ごした智子、田村さん、吉田さんの3人。
(同じ班の内さんが起こそうとしたものの、寝ぼけた吉田さんの肘うちを食らい、退散)
担任・荻野の付き添いで、コンビニで夕食を購入。
「黒木は先に戻ってて」
と言うと、田村さんと吉田さんに
「修学旅行が終わっても、黒木のことよろしくお願いね」

教師の余計な仕事の典型パターン…。
その後「有料チャンネル」用のカードを智子が購入するも、視聴できず…。
ヤンキー吉田さんがフロントにクレームつけに行くと、
「昨年アダルトチャンネルを見ようとした生徒が多くて、ホテルに頼んで見れないようにしておいた」

ことを知らされ…恥をかかされた吉田さんから、鉄拳制裁を受ける智子……。
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