「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(わたモテ、作者:谷川ニコさん)第7巻あらすじをご紹介するもので、ネタバレを含みます。
喪56:モテないし匂いを気にする
ダッシュで遅刻ギリギリ(アウト)で登校してきた智子。
「凄い汗だね、制汗スプレー使う?」
と隣の席のネモ(根本さん)。
『私って臭いのか……?』
自分の匂いを気にし、ゆうちゃんにもらった誕プレの「香水」を使うことに。
が、加減が分からず「シュッシュシュッシュ」と吹きまくり…。
隣の席のネモは、もちろん臭いがそうとは言えず…。
廊下ですれ違った弟・智貴に「一応言っとくがすっげーくせーぞ」
さすが姉弟、遠慮なくぶった斬られました。
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喪57:モテないし2年目の夏休みに入る
高校に入り、2度目の夏休み。
ゆうちゃんに誘われ、集まった智子と小宮山さん。
「夏休みに、3人で遊びに行きたい」というゆうちゃんに、 智子は「虫採りがしたい」と。
「蟲毒」がやりたいらしい智子と、その話に食いつく小宮山さん…。
※「蟲毒」…智子曰く
「なんか適当な容器に虫を一杯詰めて、しばらくするとその虫が互いに共食いを始めて…最後に残った1匹には、何か霊的な力が宿るらしく、その虫を人の家に埋めたり放したりすれば、その人の家に不幸が訪れるんだって」
ゆうちゃんは「海に行きたい」ので、水着を見に行くことにしますが、智子も小宮山さんも、水着を買わず…。
小宮山さんの「コミケ行きたい」という意見に、智子もちょっと興味あり。
「もこっちとこみちゃんは意見が合うけど……3人で一緒には、出掛けられないのかな…」
ちょっと落ち込んだ翌朝、ゆうちゃんの携帯には2人からの謝罪メール&着信が多数…。
2人から愛されてるゆうちゃん。
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喪58:モテないし無駄に過ごす
夏休みを無駄に過ごさない、そのために「最初の2日間だけは無駄に過ごす」と決めた智子。
いきなり昼夜逆転生活で、全力で無駄に過ごします。
夕方まで寝た後は、朝まで徹夜でゲーム&ネット三昧。
早朝コンビニに行き、部活に行く弟を見送り…。
「明日からは1日たりとも、無駄に過ごさない」
と決めた智子に、クラスメイトから電話。
「野球部の応援で、明日9時半に学校集合だから」
無駄に過ごさないと決めた直後に、坊主共の応援という無駄な行事が発生…。
「明日の応援を絶不調で迎えるため、明日まで寝ないで無駄に過ごす」ことを決めた智子…。
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喪59:モテないし応援する
『野球部なんて基本皆威張ってる奴ばっかりだし眉毛補足してるしタバコ吸ってるしヤンキー集団じゃねーかそんなヤンキー共をありがたがってみんなで応援とか…馬鹿じゃねーの?来年は休み扱いになっても、絶対に応援なんて来ねーぞ!』
真面目に応援する気のない智子は、相手側のチアが可愛いと聞けば見に行き、格好いい男子がいると聞けば見に行き、胸の大きい女子がいると聞けば見に行き…。
徹夜明けの真夏の炎天下、真面目に応援していないのに、ウロウロと歩き回ったおかげで、試合が終わる頃には熱中症に…。
生徒たちが乗るバスは出発したため、マネージャーたちと同じ車で学校へ。
母校が負けて悔し泣くマネージャー。
それでも優しく智子を介抱してくれます。
『来年も応援に行かざるを得なくなったじゃないか…』
自業自得。
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喪60:モテないし犬になる
唐突に従妹の「きーちゃん」の家に預けられる智子。
「あんなこと」や「こんなこと」があって以降、きーちゃんから蔑まれている智子は、早速きーちゃんの「犬」に。
きーちゃんが「お姉ちゃんのために買ってきた」と言う服に着替えさせられ、髪もいじられます。
どうやらファッション誌に「お悩み相談」を出したらしく、
Q:3つ上のお姉ちゃんは高校生なのに彼氏がおらず、年下の小さい男の子とばかり遊んでいます。どうしたらいいですか?
A:まずお姉ちゃんに、ファッションに興味を持ってもらうのはどうかな?見た目が変わると環境も変わって、素敵な彼氏ができるかも!?
どうやらこれを実践したいらしい、きーちゃん。
おめかしした後は、お披露目のための散歩……完全に「犬」扱い。
地元のナンパスポットに放置された智子ですが、全く声を掛けられず……。
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喪61:モテないし脅かす
きーちゃんと怖い動画を観ている最中、「わっ!!」と大声で脅かす智子。
これがきーちゃんの「スイッチ」を入れてしまったよう。
翌日、家にある案山子(きーちゃんの家は結構な田舎)で、盛大にビビらされる智子。
「どう?ビックリした??」
智子はおらず……戻ってくるとズボンを履いていない…?
ガチギレしてきーちゃんに説教する智子。
「例えば麦茶飲んでそれが膀胱から出たとしても、それは麦茶でしょ?違う?」
「ううん、違わない。ごめんね…お姉ちゃん」
漏らしたようです……。
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喪62:モテないし家に帰る
明日、母が迎えに来て帰るという智子を、買い物に誘うきーちゃん。
ちょっと遠いから自転車で行こうとしますが、智子は自転車に乗れません…。
きーちゃんのコーチで、自転車の練習をする智子。
何とか1日で乗れるようになった智子は、翌朝「自分の可能性を試したい」と、自転車で自宅まで帰ることに…。
「いや、20キロくらいまでは行けたんだよ!?でもお尻が痛くなってきちゃって…体力的には全然いけたんだけどね。あれは自転車が悪いよね、それで仕方なくお母さんに迎えに来てもらって…」
言い訳を繰り返す智子ですが、きーちゃんから見下げられることに変わりはなく…。
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喪63:モテないし夏休みを続けたい
きーちゃんの家から戻り、結局朝まで動画を観たり「無駄な休み」を消費する智子。
『ニートになればこういう生活できるのか…でもお父さんもお母さんも、私より先に死んじゃう訳だから…他に私を養う奴は…』
翌朝、部活に行く弟のために弁当を作る智子。
『今私の夏休みを少しだけやるから、もしも私が将来休む時は頼むぞ!!』
弟に養ってもらう気満々…。
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喪64:モテないし三人で夏休み
智子・ゆうちゃん・小宮山さんが、それぞれ夏休みにやりたかった「虫採り」「海」「コミケ」をやる回。
虫採りするもムカデとダンゴムシしか採れず、結局リリースして帰る智子。
小宮山さんはムカデを持ち帰り、家で飼うことに…。
海に行くと、そこは工業地帯の近くで水が汚く、アカエイも出るので「遊泳禁止」…。
泣き出すゆうちゃんにひたすら謝り、改めて海に行く約束をする智子と小宮山さん…。
コミケの長蛇の列に、途中離脱する智子とゆうちゃん。
一人参戦した小宮山さんが買ってきたのは、「千葉ロッ●」の観戦レポートと選手の私服コレクション本。
『ああー…良かったー…。あの時ついて行かないで……』
心からそう思った智子……。
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喪65:モテないし海へ行く
改めて「泳げる海」に出かけた智子・ゆうちゃん・小宮山さんの3人。
ゆうちゃんに、砂に埋めてもらった智子。
「飲み物買いに行ってくる」
と離れたゆうちゃんと小宮山さんが戻って来ず…砂の中で身動き取れず、脱水症状で限界に達した智子は、近くを通りがかった外国人に助けを求めます。
「F●ck me!!あっ、間違えた!!Help me!!Dig!!Dig me!!(私を掘って!)」
ゆうちゃん目当てのナンパ男がしつこく、戻るのに時間がかかった2人。
『こうやって萌え豚アニメのように、何事もなく夏休みが終わるのが良いのかな……途中、死にかけたが……』
喪66:モテないし自己暗示をかける
夏休みも残り4日。
学校に行きたくない智子は、逆に自分に「学校が好き、学校に行きたい」と暗示をかけます。
鏡に向かって、ブツブツ暗示を唱える智子を見た智貴。
ネットで調べると「戦時中に行われた有名な実験です。危険な行為なので、絶対やめましょう」…。
翌日、「学校が始まった夢」で目を覚ました智子。
「まだ私の夏休み残ってる!ありがとう!最後の日まで休みを楽しみます!!」
泣きながら喜ぶ智子に、
「目を覚ませ!!」
智貴の強烈な平手が……。
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