こちらでは「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 」「186話☆早坂愛は見付けたい」の感想・あらすじ・ネタバレをご紹介します。
186話☆早坂愛は見付けたい
今回は(石上会計曰く)「ツンデレ先輩」こと四条眞妃&早坂回ですね。
かぐやの登場…ナシです…。
「いつもの様に」生徒会室を訪れる、四条眞妃。
白銀会長と石上会計が来るより先に、生徒会室で待っています。
「心を落ち着ける効果のある」ハーブティーを差し出す、石上会計。
この流れは……。
「今日はどんな悲しいエピソードを引っ提げて来たんですか?」
正しい反応ですね、石上。
眞妃さんが来るときは、必ず翼くん絡みで傷を負った時ですから…。
バレンタインチョコも上手く渡せた(翼くんと、その彼女で親友の柏木さんの両名に、「友チョコ」と言う形で渡していました)という四条眞妃。
「弱った時にだけ男にすり寄る、浅ましい女じゃない」
「他人に甘えるのは、四条の人間のする事じゃない」
という四条眞妃。
では何をしに……?
「いじわるなこと聞くな…今日は…二人と遊びたい気分だったから、来ただけじゃん…」
相変わらず、急に可愛くなる四条眞妃さんです。
三人でどこに行こうか、相談しながら歩いていると…
「眞妃様、前を見て歩かないとお怪我なさいます」
通りがかったのは早坂でした。
四宮家に仕える早坂家ですが、四宮家と袂を分かった四条家の眞妃さんにも、「お付き」の時の言葉遣いになるんですね。
早坂も誘って、四人連れ立って遊びに行くことに。
「どこでも着いていきます」
と言う早坂ですが、石上の提案した「カラオケ」に、
「カラオケだけは死んでもいやです」
会長に、「ナマコの内臓」みたいな歌声を聴かされた早坂。
トラウマですね。
結局、早坂の提案で「バッティングセンター」に来た四人。
「雇用主に不満を抱いたときに、よく来ていた」
と言う早坂、バカスカ飛ばします。
基本運動は苦手で、球技に関しては「相当なポンコツ」である会長。
これまでは藤原書記の協力で、何とか体面を取り繕ってきましたが…。
嘲笑われてもいい。
打席に立った会長は、思った通りのポンコツぶり。
しかし、誰もそれを嘲笑うことはなく、一生懸命応援してくれます。
「こういうのもアリかもしれない」
石上は、期待に違わぬポンコツスイング。
最後は眞妃さん。
こちらもバカスカ打ちまくります。
聞けば「バット持ったのも初めて」と。
早坂曰く、
「秀知院学園で四宮かぐやと比肩できる、唯一の人物。家柄に於いても才覚に於いても対等。それが眞妃様ですから」
ツンデレ要素が強すぎて忘れていましたが、成績は会長、かぐやに次いで学年三位の凄い人なんですよね、眞妃さん。
「あの方によくここまで、フランクに接していますね」
早坂に言われ、言葉遣いを気を付けた方が良いのかと、考える石上ですが…、
「私がフランクにされるのを、嫌がっているように見える?良い悪いは家柄じゃなく、私の目を見て判断して欲しいものね」
基本ツンケンした態度が目立ちますけど、本当良い子なんだよなぁ…眞妃さん。
『家もすごくて運動神経も抜群、成績も学年三位って言う完璧ぶりなのに、なんでポンコツ感拭えないんだろ…』
『なー』
『なんで…恋愛はあんな上手くいかないんだろう……』
『なー…』
失礼なことを考える、男子二人。
せっかくだからと、ヒット数で勝負することにした四人。
会長と石上はポンコツなので、
会長+早坂 vs 石上+眞妃さん
での勝負に。
「この私に勝負を挑むということは、それなりの覚悟があるのよね?四条家の人間に早坂家の人間が勝負を挑むのですから、お遊びじゃ済まないわよ」
「高慢」が顔を覗かせる眞妃さんですが…
「負けたらジュース奢るってのはどうかしら!?」
やっぱ可愛いなぁ…この子。
結果は一本差で、「会長+早坂」の勝利。
眞妃さんからジュースを奢ってもらった早坂は、相変わらず「眞妃様」呼び。
自分は、認めた相手を下の名で呼ぶことにしている。
その上で早坂を「愛」と呼ぶ、という眞妃さん。
「貴女は私のことを何て呼ぶか、私の目を見て決めて」
改めて可愛いわ…眞妃さん…。
「……マキさん」
赤面しながら「下の名前」で呼ぶ早坂。
「お腹空いたから、牛丼食べて帰ろう」
高慢が全く続かない、四条家のお嬢様・眞妃さん。
最後はやはり…
「チョコ受け取ってもらえて嬉しかったけどさぁ…半端に仲良くなると、もっと辛いっていうか…こんな想いするくらいなら、もういっそ関係断った方が良いのかなって思ってきてぇ……」
泣きながら、牛丼食べながら「悲しいエピソード」を話し出す四条眞妃……。
『この素直じゃない感じ……すっごく馴染みあるなぁ』
早坂に新しい友達が出来ました。
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