この記事には、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(作者:谷川ニコさん)第3巻あらすじをご紹介するもので、ネタバレを含みます。
喪19:モテないし二学期が始まる
二学期が始まり、席替え。
それまでの窓際、一番後ろの席から、教卓の前から二番目の席。
周りを陽キャに囲まれた智子は、自分の席に居づらい状態。
『BR法が成立して、このクラスが選ばれればいいのに…』
お昼くらい一人で過ごせないものかと、校内を物色した智子は、屋上への出入り口(ドアにはカギがかかっている)の踊り場に、使っていない机・椅子が置かれている場所を見つけます。
椅子に座って動画を見ながらお昼が食べられる。
校内にオアシスを見つけた智子は、昼だけでなく普通の休み時間にも、その場所に通います。
が、折悪しく、時期は文化祭直前。
クラスの出し物に使うため、智子のオアシスの机や椅子も、持っていかれます。
せっかく見つけたオアシスを、失った智子…。
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喪20:モテないし準備する
文化祭前日。
それまで一度も準備に参加しなかった智子ですが、さすがに最終日くらいは参加しないと…と思ったものの、特に作業を振られない智子。
手持ち無沙汰で、自分からクラスの出し物「コスプレ喫茶」のチラシ切りを申し出る智子。
やっとのことで仕事を得たものの、女子から「手伝ってこい」と言われた男子二人が加わり、
「3人でやったらすぐ終わっちゃうじゃねーか!」
とイラつく智子。
その勢いで、カッターで自分の手を切ってしまいます。
絆創膏で血は止まっているものの、「無理しないでいいから」と、再びやることの無くなった智子。
校内を当てもなくぶらついていると、「手の空いている人は体育館で椅子を並べて…」という放送を聞き、体育館へ。
「1年生?ありがとう!楽しい文化祭にしようね!」
文化祭実行委員長の女子生徒に微笑みかけられ、
「……頑張って、楽しもう………」
少しだけ文化祭に前向きになった智子。
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喪21:モテないし文化祭に参加する
智子の通う高校の文化祭は、土日の2日間にわたって開催され、日曜は一般公開になります。
一般公開には「ゆうちゃん」も来てくれ、会って早々「もこっち久しぶり~!」と抱きつかれます。
『中学の頃はこんなことしてこなかったのに~!』
と思いながらも、しっかりとゆうちゃんの匂いと感触を味わう智子。
味を占めた智子は、屋台の食べ物を貢ぐ、お化け屋敷に行くなど、何とかしてゆうちゃんとの身体的接触を試みますが、うまくいかず…。
ゆうちゃんも帰り、文化祭ももうすぐ終わり。
寂しげな智子を見かねてか、着ぐるみに入った文化祭実行委員長の抱きしめられ、風船をもらって終わった、智子の初めての高校文化祭。
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喪22:モテないし写真を撮る
文化祭も終わり、通常の学校生活に戻ります。
陽キャに囲まれた席にもだいぶ慣れ、件の屋上手前スペースにも行かなくなりました。
昼休み、もちろんボッチの智子は一人飯ですが、周りからプ〇クラの話題が聞こえてきます。
『あれだったらもしかして…ものすごく可愛く撮れるんじゃ…』
安直な期待を持った智子は、プ〇クラを撮るべくゆうちゃんを誘いますが、試験勉強のため、断られます。
弟・智貴には…秒で断られ、仕方なく放課後、一人で撮りに行くことに。
一人だし慣れないし、キョドリまくった智子のプリは、散々な出来栄え。
「弟さえ一緒に来ていれば…」
散々なプリを持ち帰り、弟の部屋に貼りまくる…。
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喪23:モテないし悪天候
風雨の強い朝、ボサボサ頭で登校した智子は、近くの席で女子同士の心理テストを、心の中で回答します。
3択の質問で、智子の選択は②でしたが…「①は処女で、②は童貞、③は非処女だって~!」
『童貞…!?処女ですらない…』
授業中、教科書を忘れた智子は、両脇男子に見せてと言えず、50分先生に気づかれなければ…と、「ステルスモコ」を発動します。
※「ステルスモコ」の元ネタは、「咲-saki-」の登場人物、東横桃子の異名「ステルスモモ」ですね。
が、すぐに先生に気付かれ、「なぜ友達に借りなかった」「隣に見せてもらえばいいだろ」「ふざけてるのか」と叱責され、すすり泣き…。
帰りは帰りで、橋を渡る途中に、増水した川を興味本位で覗いていたところ、知らないおじさんに「こっちへ来い!増水している川に近づくなんて死にたいのか!」と再び叱責。
1日2回もおっさんから叱られる、散々な一日…。
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喪24:モテないし痴漢される
学校でクラスの女子が「今朝電車で痴漢に遭った」「いつも帰りの電車で、隣に座ってくる男子がいる」という話をしているのを聞き、
『私は痴漢に遭う美少女とでも言いたいの?アピールうぜえ…』『電車なんだから、そりゃ誰か隣に座るだろ。自意識過剰が!』
と心の中でツッコんでいた智子。
が、自分は痴漢はおろか、両脇が空いていて、立っている人もいるのに誰も座らない…。
「ゆうちゃん」に聞いたところ、「中学から痴漢に遭っていた」と聞き、敗北感を感じる智子。
『よく考えたら、変態なんかにあわない人生の方が、よっぽど素晴らしい』
と開き直った智子。直後、痴漢に遭います。
股間に当たる棒状のもの、絶対痴漢だと思い、勇気を出して
「…ち…痴漢…です。これ…つかんでるの…」
振り返ると、女子高生が持つ薙刀が、たまたま智子の股間に当たった模様。
その日の夜、
「薙刀にレイプされた」
報告を、ゆうちゃんにする智子…。
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喪25:モテないし看病する
弟・智貴が風邪で休みの朝、お門違いな逆恨みを弟に向けながら、登校する智子。
体育の授業では、バスケの5人グループに入れず、
『何これ、黒木のバスケ!?影が薄いから、誰からも認識されないの?幻の6人目なの?
認識されてないなら、いっそのこと教室行って、おまえらの財布スティールしてやろうか?』
※「黒木のバスケ」の元ネタはもちろん、「黒子のバスケ」ですね。
とやさぐれていたところ、ボールが頭に当たり、脳震盪を起こします。
早退した智子は、翌日以降も休みたいので、風邪の弟の部屋に入り浸ります。
弟のところには、クラスの女子生徒がプリントを届けに来ますが、自分のところに来るのはア〇ゾンの宅配便のみ…。
逆恨みに嫉妬を加えた感情を、弟に向けた智子は、めでたく弟に風邪をうつされます。
「明日から3連休」という週末に…。
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喪26:モテないし部活を作る
11月。冬も近づき、寂しさを覚える智子。
高校に入る前は、S〇S団や隣〇部みたいのがあって、放課後はいつもそこに集まる妄想をしていた智子。
※SOS団は「涼宮ハルヒの憂鬱」、隣人部は「僕は友達が少ない」が元ネタですね。
『憂鬱で友達少ないのは一緒なのになぁ…』
これからでも遅くないと、「部活動申請書」に「日常部」の申請内容を書き、提出した智子。
数週間後、
『この部を作ってよかった…作ってすぐに2人も入ってくれたし…』
というのはもちろん智子の妄想で、日常部は「活動内容不明」という理由で、申請は否承認されていました…。
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喪27:モテないし夢を見る
寝る前に、「うつ伏せで寝るとHな夢を見る」というネット記事を読んだ智子は、さっそく実践。
夢の中、草原で寝そべる智子の前には、きれいな花。
カサカサ……、草むらからムカデ、ゲジゲジ、ゴキブリなどの昆虫が…。
叫び声をあげて飛び起きた智子…時間はまだ午前4時。
再度うつ伏せで寝るも、悪夢で目覚める…。
すっかり睡眠不足の智子は、小テスト中に寝てしまいます。
智子の様子がおかしいことに気付いた教師が近づくと…
「Hな夢」の真っ最中であろう、ブサイク顔。
「何も見ていない」教師は、教卓に戻り「あと10分なー」…。
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