ひぐらしのなく頃に 目明し編 其の伍「冷たい手」
圭一に電話をかける詩音。
富竹さんと鷹野さんが亡くなったこと。
これが『オヤシロ様の祟り』ならば、生贄として行方不明になるものが2人必要になること。
そして、その最有力候補が、一緒に祭具殿に忍び込んだ自分と圭一であることを伝えます。
ここも、綿流し編にあったシーンですね。
「どうしてくれるんだよ!おれは別に入りたくもなかったのに!どう責任取ってくれるんだよ!」
攻めたてる圭一に対し、無言で電話を切る詩音。
「うるさいんだよ、アイスが溶けちゃうだろ」
綿流し編では泣きそうな声で、怯えながら電話をしていたと思われた詩音ですが…。
全部演技。
本当はアイス食べながら、アイスが溶けることを気にしながらの電話。
完全に詩音のペースで事が運んでいますね。
次は公由家に電話。
今度は魅音として。
帰宅しない村長を心配する「演技」。
「魅音」「詩音」を完璧に使いこなしています。
地下祭具殿。
公由村長は、やはり祭具殿に運ばれていました。
一生懸命つま先立ちしないと、首が閉まるような塩梅で吊るされる、公由村長。
「北条悟史君は、生きてると思いますか?」
「分からない…信じてくれ、詩音ちゃん!おじいちゃんにも分からないんだ!」
「じゃあ、公由家の当主としてお聞きします」
「……生きていると考えるのは…難しいだろう…」
叔母を殺した罪に問われたわけでなく、「北条家だから」という理由で『鬼隠し』されたであろう悟史。
叔母殺しの犯人として捕まった異常者は、おそらく身代わり。
悟史を『鬼隠し』したいのなら、いつまでも警察に嗅ぎまわれるのは避けたい。
なので身代わりを立てた。
「そんなことができるのは、お魎さんくらいだろう。ダム工事が凍結になった、建設大臣の孫・誘拐事件も、お魎さんが裏で手を引いていたと聞いている」
「悟史君を『鬼隠し』した実行犯は?」
「誰がやったのかを聞かないのは、不文律だった…」
地下牢へ移動。
「あの穴の底に、悟史君はいるの?」詩音は、魅音に問います。
「多分…そこしかないもん…」
「アンタはそれを止められたのに、止めなかった」
「違う!その場に居合わせたら、絶対止めたよ!」
自分が爪を剥がされるとき、魅音は止めなかった。
「嘘だ!」
疑心暗鬼が、より一層深まる詩音…。
翌日も魅音の代わりに学校へ。
「魅ぃちゃん、なんだか眠そうだね」
レナと圭一との登校途中、「行方不明の公由村長を探している」魅音は、眠そうです。
『実行犯が圭ちゃんに接触した雰囲気はない…』
魅音として、詩音として圭一の動向を見張る詩音。
すべては、悟史の『鬼隠し』の謎を究明するため。
学校で見かけたのは、雛見沢御三家の一角、古手家現当主・古手梨花。
『念のため接触しておくか…。』
梨花ちゃんを呼び出す魅音(の格好の詩音)。
「富竹たちのことですか?オヤシロ様の祟りとしか言えないのです」
小学校低学年ではあるが、それでも御三家・古手家の当主。
祟りで富竹と鷹野が亡くなっていたことを把握していました。
「あとの2人、どうなるか聞いている?」
「ボクは、どうでもいいと思いますです。ちゃんと反省したなら、許してあげたいのです。オヤシロ様は祭具殿を見られても、怒ったりはしないのです」
「あんたはオヤシロ様の声を直接聞いたの?」
「ボクは古手神社の巫女なのです。オヤシロ様の声が聞こえるのです。ボクには魅ぃが何でそんなに怒ってるか、分からないのですよ。」
確かに、周りから見れば「魅音」の怒りは辻褄が合いません。
ですが、「詩音」にすれば、祟りが遂行されなければ、悟史の失踪の手掛かりを得られない。
そのためには、御三家の古手梨花にも、祟りに賛同してほしい。
けど、実際そうではなかった。
そのための怒りなのです。
「全く古手家は!先代もアンタも日和りやがって!」
梨花ちゃんを殴る蹴る、詩音。
綿流し編で圭一が梨花ちゃんに会ったのは、この後の出来事だったんですね。
『姉猫はとても怒っています』の件。
『公由のおじいちゃん、死んじゃったかなぁ…。優しくて、大好きだったんだけどなぁ…』
『好きな人たちが、次々いなくなっちゃう…』
夜、園崎本家で悲しみに暮れる詩音。
悟史については詩音が関与しないところですが、公由のおじいちゃんはあなたが…。
だいぶ精神的におかしくなっているようですね、詩音。
『沙都子が死んでいれば…沙都子がいなくなっていればよかったのに…
そしたらきっと悟史君は悲しむ…
けれど、その悲しみは私が癒してあげる…癒してあげられるのにっ…!!』
そこへ、呼び鈴が。
綿流し編でレナが推理した、「梨花ちゃんがお醤油をもらいに来た」のです。
昼間、「怒った姉猫」として、梨花ちゃんに暴力を振るった詩音。
梨花ちゃんはいつも通り「にぱ~☆」っとしてますが、詩音的には微妙な空気です。
格好は、もちろん「魅音」です。
お勝手の床下を開け、「たくさんあるから好きなだけ…」と振り向くと、スプレー缶を詩音に向けた梨花ちゃんが。
催涙ガスとか、そういう類のものでしょうか。
スプレーを吹きかけられた詩音は、悶え苦しみます。
その隙に、詩音に馬乗りになる梨花ちゃん。
左手にスプレー、右手には注射器を持っています。
注射器…「鬼隠し編」を思い出しますね。
レナが圭一を羽交い絞めにし、魅音が注射器を取り出し…。
その後は圭一が、レナと魅音をバットで撲殺、でしたね…。
詩音も必死の抵抗。
梨花ちゃんの持っていたスプレーを、梨花ちゃんに向かって噴射。
両者ともスプレーを食らって、五分の形。
あとは単純な体格差。
そうなると、俄然詩音が有利です。
梨花ちゃんの持っていた注射器を取り上げ、逆に梨花ちゃんに注射します。
「随分苦しそうだねぇ、何の注射だったんだい?」
立っているのがやっと、という状態の梨花ちゃん。
場所を変えようか?拷問部屋に、という詩音の誘いを断り、
「お先に退場させてもらうわ」
ここも綿流し編と同じ。
壁に固定した包丁に向かって、頭突きを繰り返し、自害する梨花ちゃん……。
そこへ沙都子からの電話。
「梨花がお邪魔してませんこと?」
綿流し編、レナの推理通り。
「実はおかずを作りすぎちゃってさ、沙都子も来ない?梨花ちゃんはもう食べてるよ……」
沙都子を誘い出す詩音……。
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