【本記事には「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」のネタバレを含み
ます】
第21話☆かぐや様は差されたい
生徒会の予定がオフになり、各々帰宅することに。
迎えの車がパンクしたというかぐやは、歩いて帰ることに。
藤原書記に、「雨の日は証拠残りにくいから、誘拐されやすいんですよ!大丈夫ですか!?」と脅されながら…。
元々自転車通学の白銀会長も、徒歩帰宅。
雨…歩いて帰る…相合傘!!
かぐや・白銀会長とも、思いは同じ。
「傘忘れちゃったー」 → 相手の傘に入れてもらう、という作戦が、まさかの同時「傘忘れちゃったー」。
2人とも、本当は傘持ってるのに。
「天気予報を見忘れて…」と言い訳する白銀会長に、「本当にそうでしょうか?」と反論するかぐや。
「自転車置き場に、会長の自転車ありませんでしたよ。
なんで今日、電車で来たんですか?
自転車だと、雨でずぶ濡れになるから、雨の日は電車で登校する。
天気予報見てたら、そうなりますよね?」
逃げ道のない論理。
まるで取り調べ。
「見たんじゃないですか?天気予報」
本当はあなたが殺したんじゃないですか?みたいな雰囲気ですね。
「なんで嘘つくのかな?かな?」みたいな。
ここまで白銀会長を追い詰めるかぐや、実は準備万端だったのです。
天気図の読み込み、送迎の車のタイヤを千枚通しで貫く、自転車置き場に会長の自転車がないことをチェック。
事前準備で圧倒的なアドバンテージを作っています。
「本当は傘があるんだ。四宮、一緒に入るか?」
そう言わせるまでもう少し…。
と、藤原書記登場。
「あれ~~?かぐやさん、傘忘れたんですか?うっかりさんですね~!しょうがないから私の置き傘貸してあげますよ♪」
もう少しだったのに…。
悔しいかぐやは、「この傘、会長にあげます!」とやけくそ気味。
「いや、藤原書記のだろ?」「又貸しです!」
「じゃあ……半分だけ、借りることにするか…」
紆余曲折あったものの、めでたく相合傘成功!
雨が上がった後も、照れ臭そうに傘を差し続ける2人でした…。
感想
若いっていい、リア充爆発しろ。
第22話☆藤原千花は食べられたい
姉妹校の歓迎会の荷物に、少女漫画雑誌を発見するかぐやと藤原書記。
父の検閲が入り、許可されたものでないと読めないという藤原書記。
少女漫画を読んだことがなく、興味津々です。
若干性的なシーンも出てきて、鼻血流しながら読み続ける藤原書記。
「お前 俺のものになれよ」
封建的、高圧的な男性のセリフに、若干嫌悪するかぐや。
それに対し藤原書記、「所有されたい気持ち…なくはないです。ちょっと強引な感じで食べられるのは……松竹梅で言うと松です!!」
最近まで「初体験=キス」と思っていたかぐや。
圧倒的知識不足により、藤原書記の考えを理解できません。
他のマンガに出てきたシーンで、両耳のイヤホンを、男の子と女の子が一つづつ挿して音楽を聴くシーン、「私たち今、繋がってる」
これならわかる!と共感するかぐやですが、藤原書記の反応はいまいち。
「お子ちゃ…じゃなくてお可愛いです。ナシではないと思いますよ~。」
完全に見下された発言に、怒るかぐや。
その後図書館にて、イヤホンで音楽を聴く白銀会長を発見するかぐや。
「四宮も聴くか?」
マンガの再現!?とドキドキかぐや。
聴こえてきたのは……フランス語講座。
感想
藤原書記がかぐやを見下した時の、ドヤ感面白かった。
第23話☆白銀御行は見せつけたい
夜間、1人体育館でバレーのサーブを練習する白銀会長。
ボールでなく自分の頭を打ってます…。
実は運動音痴な白銀会長。
絶望的に運動センスがありません。
しかし秀知院で「勉強だけでなく、何でもそつなくこなす生徒会長」という地位を守るため、努力で解決しようと、夜間の体育館を借りて練習していたのです。
が、運悪くたまたま忘れ物した藤原書記に見つかります。
絶望的な運動音痴の様を…今まで隠していたのに…見られてしまった…!!
でも、藤原書記なら別に良かった。
「コレに何思われても、たいしてダメージ無いわ」
藤原書記が、人並みにまともなサーブを打つ姿を見て、「なんて洗練された美しいサーブ」(※会長基準)とえらく感動。
1人の練習に限界を感じていた白銀会長は、藤原書記に教えを乞います。
早速サーブを打ってもらいますが…あまりに絶望的な動きに「どうして…そうなるんですか?」と藤原書記もドン引き。
「自分の頭を何度も打つんだよ、そうしないようにすると、ボールとタイミングが合わない。完全なデッドロック状態だ…。」
まず「目を開けて」打ってみましょうか。
やはり空振る白銀会長。「な?ダメだろ?」
「開いてない!」
スマホで撮った動画見ても、全く目が開いてません。
「これ…イップスってやつか?」
「おこがましい!」
ジャンプしたまま目を開ける練習からスタートする2人。
水泳で言ったら水の中で目を開ける、あるいはそれ以下のレベルですね。
3日間で「普通に下手な人」レベルまで到達した白銀会長。
しかし疲労困憊…。
「どうして?どうしてそこまでするんですか?」
「カッコ悪いところは見せたくない…見せるなら、カッコいいとこだろ!!」
「会長の好きな人ですか~~?誰ですか~~?」
恋愛脳な藤原書記ですが、その藤原書記の頑張りもあり、完璧なサーブを打てるようになった白銀会長。
「やっとですね…へとへとです…。もうしばらくは何も…」
「じゃあ藤原書記…次は、トスとレシーブを教えてくれ!!」
固まる藤原書記。
体育の授業で、大活躍する白銀会長。
「さすが!!」「すごい!!」の声。
四宮も白銀会長に見蕩れます。
隣にいた藤原書記、涙しながら拍手を送ります。
「あの子、私が育てたんですよ」
感想
藤原書記頑張った、可愛い。
第24話☆石上優は生き延びたい
生徒会会計の石上初登場回ですね。
初登場早々、「生徒会を辞めたいんですけど」と白銀会長に直訴する石上会計。
秀知院学園は、生徒会長のみ選挙。他のポストは任命制で、データ処理のエキスパートである石上は、1年にもかかわらず御行会長にスカウトされていたのです。
石上会計に辞められては困る白銀会長。
まずは理由を聞きます。
その理由とは…「四宮先輩に殺されると思うんです」
人の目を見れば、その人の本性が5~6%分かるという石上会計。(微妙な数字)
四宮の眼に。紛れもない殺意を感じる、と。
発端は、生徒会室で仕事中だった石上会計が、テーブルの下に貼ってあった喫茶店のタダ券を発見したこと。
どうやらかぐやが、白銀会長を誘うために仕込んだタダ券だったらしいのですが、それを石上会計に発見されてしまった…。
もの凄い眼で睨まれた後、「そのチケットのことは…他言しないでおくことね…」と警告された石上会計。
「多分あの人、既に2~3人は殺ってますよ…」
他にも、四宮とこんなやり取りが。
「四宮先輩って、会長のこと好きなんですか?」
「バカなこと言わないで頂戴」
「恋愛対象としてみてないんですか?」
「もちろん」
『2人はお似合いだと思ってたんだけどなぁ…』
「それとなく会長に伝えておきます。脈なしだって」
「絶対にやめなさい…」
「藤原先輩なんてもっと危ないです。
時々人として見てない眼をしてます。
あれは持って2か月です、今のうちにお別れを済ませておいた方がいいです。」
そこへかぐや登場。
「会長…石上君、来てますか…?」
血だらけのワンピース。
血の付いた包丁。
「これ以上罪を重ねるな~!」と叫ぶ白銀会長。
実は、演劇部の助っ人を頼まれ、その衣装で登場したかぐや。
石上に、「あの件、黙っててもらってうれしいです。もし話したら、玩具じゃ済みませんから♪」
「あと、会長を困らせないでね。もう辞めるなんて言わないで」
もしかして、最初から聞いていた…?
かぐやが怖いから辞めたいが、かぐやが怖いから辞められなくなった石上会計…。
感想
石上可哀想…今後も可哀想な目に遭うけど…。
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